小麦の遺伝子組み換えと、米の遺伝子組み換えの危険性

小麦アレルギー(グルテン不耐症)があった、
ということで、本も出して一躍有名になった
テニスプレーヤーのジョコビッチ選手であるが、

どんなテニスの大会に出ても、
途中で力尽きてバッタリと倒れてしまう、ということが続き、
ライバルの選手たちからも、「あいつはどうせ倒れるから」と
あざ笑われていたそうだ。


私は猛烈なブーイングにさらされ、
私の体調は大会中格好のネタになった。
「あいつ、何か変えたほうがいいな」。
モンフィスはそう言っていた。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

私の何が問題なのか?
「さあな。けいれんか、鳥インフルエンザか、科学テロの炭疽菌か、
SARSか、よくある風邪のどれかじゃないのか」と、
ロディックがしょっちゅう発病して棄権する私を嘲笑った。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

あの物静かで紳士的なフェデラーでさえ、
報道陣の前で私のことをこき下ろした。
「あいつはマンガみたいなものだ。あんなに怪我ばっかりしてるんだからさ」。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

しかし、この世界というのは摩訶不思議なもので、
ジョコビッチが、踏ん張りどころでバッタリ倒れてしまうのを
偶然、ある栄養学者が見ていたそうなのだ。

あのプロ生活最低の瞬間が、じつは一番幸運な瞬間になると、
だれがわかっただろう?
偶然、私の祖国であるセルビア出身の栄養学者、
イゴール・セトジェヴィッチ博士が、
キプロスの自宅でテレビをザッピングしていたとき、
たまたま全豪オープンの私の試合中継が放送されていた。
彼はテニスファンでも何でもなかったが、夫人がテニス好きで、
しばらく一緒に試合を見ようと言ってくれたらしい。
そして夫妻は私が倒れる姿を見た。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

博士は、原因が喘息ではないとすぐに見ぬいた。
彼の推測では食べ物が問題だということだった。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

もっと具体的に言うと、私の呼吸困難は、
体内の消化システムの不均衡が原因で、
それにより腸内で毒物が発生しているというのだ。
これが、一万四千キロ離れた場所から下された
驚くべき診断だった。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

その博士とジョコビッチ選手の父には、共通の友人がいたそうで、
ジョコビッチは「セルビアは小さな国だから」と書いていたけれども、
たまたま共通の友人がいて、ジョコビッチは博士と会うことになった。

まず博士は私の左手を腹に当てさせ、
右腕を横にまっすぐ伸ばすようにと指示した。
「私が押してみるから、君はそれに逆らってくれ」。
博士は私の右腕を下に押しながら言った。

そして、私に一切れのパンが渡された。
これは「食べろ」ということなのか?

「違うよ」。博士は笑った。
「お腹の前でこれを持って、もう一回右腕を伸ばしてみてくれ」。

あまりのバカバカしさに、私は博士が気でも狂ったのかと思った。

しかし、明らかな違いが現れた。
パンをお腹に近づけるだけで、
私の腕は博士の下向きの圧力に抵抗できなくなっていた。
私は明らかに力が抜けていた。
「つまりこれが、君の体が明らかに小麦を拒絶しているという証だ」
博士はそう言い、そこで私は「グルテン不耐症」という言葉を
初めて教えられた。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

わずか18ヶ月で、私をただの「そこそこのいい選手」から
「世界最高の選手」に生まれ変わらせたのは、
新しいトレーニングプログラムではなかった。
それは、新しい食事だった。
新しい食事にしてから最初の三ヶ月で、
体重は82キロから78キロまで落ちた。
家族と友人がやせすぎではないかと心配するほどだった。
だが体のキレがよくなり、神経はさらに研ぎ澄まされ、
かつてないほど活力がみなぎるようになっていった。
さらに動きが速くなり、柔軟性も増し、
他の選手ならラケットが届かないボールにも届くようになり、
かつ強さも増し、精神面の集中力も今までになくしっかりしてきた。
疲れを感じることも、息切れすることもなくなった。
アレルギー症状も消えた。
喘息も出なくなった。
今まであった恐怖や疑念はすべて自信と置き換えられた。
もう三年近くひどい風邪やインフルエンザにかかったこともない。
一部のスポーツライターは私の2011年のシーズンを
「プロテニス史上最高の一年」と呼んだ。
タイトルを10個獲得し、グランドスラムで3勝、そして43連勝だ。
そのために変えたのはただ一つ、食事だけだったのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事


ここでご紹介したのはほんの数ページであり、
本には、ジョコビッチ選手の生い立ちも含めて、
読み応えのある内容が詰まっているので、
興味のある方は、ぜひ一度手にとってみてください。

結局ジョコビッチ選手は、こういう経験をしていたので
ワクチンに対しても懐疑的になっていたのだと思います。
自分の体に入れるものによって
自分の体がいかに劇的に変わってしまうかを
彼は身を持って体験していたからでしょう。


そしてジョコビッチ選手が一番驚いたのは
グルテン(小麦製品)を数日間排除しただけで、
体に劇的な変化が起きたことだったそうです。
わずか数日で、
「心身ともに軽くなり、速くなり、クリアになった」と
ジョコビッチ選手は回想をしています。

何ヶ月も小麦を絶たなくても
たった数日で変わるということなのです。

だから、最近流行っているプチ断食なんかで
数日間断食しただけで体が軽くなるというのは、
「小麦や乳製品や砂糖を排除」しているというのも
かなり大きいのではないかと私は思っています。

(※断食は、血糖値が下がり過ぎると命の危険があるため
専門家の指導のもとに行ってください


このジョコビッチ選手の本に書いてあるのですが
小麦のなかでも、
遺伝子組み換えされていない「古代小麦」と呼ばれるものは
アレルギーが出にくいそうです。

つまり、小麦じたいが原因というよりも、
遺伝子組み換えした小麦に問題がある、
と考えたほうがいいのではないかと
この本を読んで私は思いました。

それが体内に炎症を引き起こしているということです。

考えてみれば、体に悪いようなものを
古代の人が食べていたわけがないので
(現代人より、彼らは体の感覚が鋭敏でしょうから)

それを、遺伝子組み換えしたことによって
虫などを寄せ付けない、などになったかもしれませんが
人間の体にも炎症を起こすようになってしまったのだと
考えることができると思うわけです。


それで、なぜこのことをわざわざ
本を引っ張りだして書いたかというと、

最近、小麦アレルギーの方は非常に多いわけですが、

今現在、「なんらかの勢力」の人々は
人間の体内に炎症を引き起こして
がんなどを作り出すことを至上命題とでもしているのか

今度は、米を遺伝子組み換えしようとしているんですね。

しなくていいことをやって、
余計な仕事をふやし、
病人を増やして、
自分たちが儲ける、

こういう、どうしようもない人たちがいるので
米を遺伝子組換えしようとして
じわじわと活動をしているんですね。

しかしそれは、小麦アレルギーと同じ結末をたどることは
目に見えていますので、

日本の農家の皆さんは、
変な勢力の甘い言葉に騙されず、
昔ながらのコメ作りを
昔ながらの土作りをしながら
地道に続けてほしいと思うのですが

大規模農業とか、
お金お金で考えてしまうと
地道な農業も持続可能ではなくなってしまい、
大企業が農業をするようになってしまうと、
当然ながら、遺伝子組み換えの小麦や米を
つくりはじめてしまうでしょうから、

日本の小規模な農業をいかに守るかということが
いまの日本の重要な政治課題であると思ったので
そのことをちょっとメモがわりに書いておきました。

そんな変なことをする人たちが幅をきかせる世の中にならないように
遺伝子組み換え小麦や、遺伝子組み換え米にお気をつけください。

(他の遺伝子組み換え品も同じように良くないと思いますが、
遺伝子組み換えの表示じたいをなくしてしまうなど
コッソリ気付かれないように改悪ばかりしているので、
しっかり表示をするように戻していかないといけません)

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