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この記事をきっと読んでくれるって勝手な決めつけでこんなことをこんな時間に書いてるんだから相変わらず夜更かしでごめん。てかすみませんだね。すみませんどころか普通に考えてめちゃくちゃ約束守らないじゃん…こわ…って自分でも思うけど。
でも多分読んでくれてると思って、そうだよねっていうのと、他に手段がなかったから。許してください。全く違う人、もし読んじゃった何も読まなかったことにして捨ててくれたら嬉しい。
あと多分楽しい日記かなって期待させたと思うから、何よりもそこにごめんなさい。





居なくなった日から今日まで直接顔見て話がしたい、と思ってた。きっと居なくなったのは俺の心無い言葉というか思いやりのなさが原因なんだろうけどそれが正解でも不正解でも未来がなくてもちゃんとした終わりが欲しかった。飛び出して行っちゃったのも俺の言葉に傷付いたのか呆れたのか怒ったのかそれともそもそもそこまでする相手だと思われてすらなかったのか。そういうことをずっと考えてたんだけどね、だけどそっちが自分の手でいくつかの段階を踏んで出てったって事は「もう無理」っていう意思表示だってことだけは確実な訳じゃない。

だからその判断を尊重して受け入れるしかないんだろうね。 

俺はあなたにとって心の落ち着く場所になろうって、疲れて帰って来た時に落ち着ける場所になろうって本気で思ってました。それは勿論あなたの事が好きだからって言うのもあったけど忙しいあなたが少しでも心休められたらな、明日も、これからも頑張ろうって思えたらなって。

それから、そしたらずっと一緒に居られるかなあって。

だからこそにしきが話したい時とか、話したい事とか、甘えたい時とか、そんな時はいつでも俺の出来る限りの愛情で応えたかった。反対にあなたが俺を望む以外の時は俺の方から話したいとか、甘えたいとか…そういう、にしきを求めるようなことは言いたくなかったし極力言わないようにしようって決めてた部分もあったの。

まぁそんなのね、思ってるだけで気を付けてても完璧には出来なかったけど。

こんなこと言ってると甘えちゃいけない関係、我慢しなきゃいけない関係を強いられてたみたいだけど俺自身がお前に甘えたいかどうかとかは正直なところ分からなくて。
いや、甘えたいか甘えたくないかの二択だったらそりゃ甘えたいだったけど。でも、「甘えたい、甘やかして欲しい」って言えるほど関係性の強さに信頼もなければ、自分に自信もなかった。その点はどっちも俺の弱さというか、不甲斐なさだなって思ってました。そのくせ俺にとってのにしきはやっぱり誰よりも何よりも特別なんだからどうしようもなかった。

話すことが、言葉が、好きでお喋りなうさぎさん。
すぐ拗ねてやきもち焼いちゃううさぎさん。

気付いたらいつも夜遅くまで話してて、でも一回も退屈したことなんてなかったなぁ。いっつも「聞いて、聞いて」って自分の話したいこと持ち出してきて「もう疲れたあ!いやだ!」って不満的な話も多かったけど、でもそれも全然嫌だって感じなくて、俺はにしきと話すのがほんとに好きだった。そろそろ寝ようかってなる時間でにしきだって眠いはずなのに喋り続けちゃうところとか、そういうところが、とにかく好きだった。話してる時でも、寝惚けてる時でも、酔っ払ってる時でも俺とにしきの楽しいとか面白いが重なる瞬間が好きだった。笑う声を聞くのが嬉しかった。かわいい顔して関西丸出しの気が強いところも意外と頑なところも好きだったよ。最初は凛々しい人みたいに見えてたんだけど、ほんとはそうでもないのかな。わからないけど。アタマが良くてしっかりしてて甘え上手。甘い声とちょっと子供みたいな喋り方がほんとにかわいくて、文字通りメロメロだった。

まぁこれはわざわざ言わなくても誰よりも、にしきが一番知ってたと思うけど。あとは、例え俺にどんな嘘をついてても目瞑って見なかったことにしようって、思ってた。なんも嘘なんかついてへんわ!って怒るかもしれないけど、にしきが嘘じゃないって言うならそれは嘘じゃないって信じよう。そういうことにしよう、って思ってた。多分、にしきが思ってる以上に俺は色んな事に気付いてたと思う。答え合わせする術も必要もアレも、もうないけど。
でもそのうえで、なんでもいいから出来るだけ長い間穏やかにそばにいたい。話したい。笑った顔が見たいって思ってた。


まぁ結局、伝えたいことはこれだけなんだよね。いつもと、今までと変わらず、好きですってことだけ。にしきからしたら、もう俺となんか言葉交わす気もなくてこんなの書かれてもって感じだと思う。てか多分こういうの嫌がるんだろうなとも思う。なのに俺がすっきりしたいが為だけにこういうことを書くわけだから我ながら自分勝手だなって…まぁこれは今に始まったことじゃないか。


いつも気持ちを押し付けるばっかりで、…それしか出来なくて、ごめんね。

俺がにしきのこと好きとかそんなんじゃなくてただの友達でいられたら良かったのかな、きっと。

それもごめん。

長い間、たくさん優しくしてくれてありがとう。俺は楽しかったです。
どうか体調に気をつけて、きっとずっと好きです。

なんて嘘だから安心してね。バイバイ。

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