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初出場のGP回顧と調整録

DMGP20232nd お疲れ様でした
個人の結果としては4-3 初出場とはいえ使っていたデッキのことを思うと振るわなかったかなという印象です。

使っていたデッキ

アナカラージャオウガはGPの前評判では間違いなく最強でしたし、当日も予選突破者数1位だったことを考えても間違ったデッキ選択ではなかったと思っています。

各カードの採用理由と候補カードの不採用理由

同期の妖精/ド浮きの動悸×3
アナカラージャオウガを環境トップへ押し上げた立て役者であり、このカードを採用しない理由はありませんでした。最初は4投していたのですがCSの入賞報告を見る限り3投にしたものの方が多く、自分で回していく中でも4枚必要なカードでは無いなと思う事が多々あった為3にしました。アポロ対面でトリガーとして下面を使っても苦し紛れでありアポロを除去しても2ランデスで返せなくなってしまう為勝ちには繋がらないです。置いた時に除去体制を全体に付与できることやGSを全て吸ってくれる事など破格の性能を持っているので少なくとも2以下になることは暫くないと思います。

幻緑/聖域、デドダム、CRYMAXジャオウガ、エスメル、ボンキゴマイム、ASMラジオそれぞれ4投
これらのカードは4投でいいかなと思います。2コスブーストであるエスメルとムーンナイフを抜いてしまうと3ターン目ASMラジオによるリソース確保、メタ展開等の動きがしにくくなるのは宜しくないです。またエスメルの下面はトリガーとして時間を稼ぐという点において信頼が置けること、母なる星域が鬼スターMAX進化と絡む事で母なる大地に似た動きを行えること等があまりにも強力すぎることなどを考えても4投で良いと思います。
CRYMAXジャオウガはマナに置きやすくなるだけでなくハンデス相手に対してトップからの解決手段を増やすという点においても4投が好ましいように思いました。
ボンキゴマイムは現状の先行有利環境を作り出しているカードの1つであると思います。緑系アビスのマッファによる面処理や赤単、マジックのSA付与 クラジャのMAX進化による実質的SA アポロの後3ワンショットなどを全て停止させることが出来るのはあまりにも強力です。他にも踏み倒しメタ効果によるドローも相手側への展開の牽制役として働いてくれます。
下面のラッキーナンバーここにありは黒緑アビス対面において5を宣言することでブロッカーを停止させたり同型及び赤青マジック対面で8を宣言して5000VTの3点を防いだり出来るのが優秀です。
ASMラジオは難しいカードで5枚見て最大2体出せる強力なカードではあるのですがコスト3以上を増やすと必然的に成功率が下がってしまいます。そのため比率を意識しないといけないという点が存在します。これが理由でイグゾーストの採用を見送りました。

デッキ内の呪文を全て打つ事が出来るスーパーカード

デドダムは語ることないです。

Disジルコン 2投
色が優秀な点、墓地から召喚することで手札を増やせる点、ブロッカーな点など全てが噛み合っているカードです。このカードの強さに気づいて居なかったのが負けた理由の1つだと思います。

アーテルゴルギーニ
非常に強力な新弾のカードです。闇版のラジオのような事も出来ますし、-4000によりガイアッシュカイザーのパワーラインまで除去する事もできます。ブロッカーとして運用しても6000破壊耐性持ちというのは強力です。5000VTを出された返しに出して面除去出来る点や破壊耐性を持っている点を鑑みて3にしました。
5000VT
現環境を代表するカードの一枚です。大体のデッキに入るデドダムによる展開を阻害する事が出来ます。サイクルぺディアやカツキングを除去する事も出来ること、同型対面では抱えている枚数によって展開を一気に変えれることを考え、3投にしました。2では来ない事がかなりあったので…

キャディ・ビートル
相手ターン中の5000VTや革命チェンジ、赤単のSA付与集団や果てはメクレイドまでを止めることが出来、今一番環境に対して強く見れるメタカードだと思っていました。
しかし相手ターン中だけである点により、このカードが場に存在していてもとこしえの超人などのようにトリガーのケア要因としては使えないことや、マナを伸ばされてしまえば機能しなくなってしまうこと等を考えると微妙だったかなと思います。

次弾のサバキに対して抗えるカードの1つ

若き大長老アプル
墓地、マナのカードが一切離れなくなり、呪文を止める事も出来るというスーパーカードです。魔道具のループに対しては除去を強要させることが出来たり、ボンキゴや同期と並べる事でループデッキをしっかりと止めれる点が重要です。
青魔、青黒ヴォゲンムの墓地から出るゼニスザークや、黒緑アビスの墓地蘇生効果やマナから出す効果、4邪の邪王門ケア、5cの墓地蘇生や墓地からの呪文等を全て機能停止させれるため強力です。トリガーケアとしても使える点がとても良いです。

ここからは不採用カードに着いてです。

とこしえの超人
マナに送ってしまうのが厳しい事、呪文は一切ケア出来ないこと、相手プレイヤーをアタック出来ないことなどを鑑みて抜きました。

Disメイデン
手札が一枚減ってしまう事を不安視して採用しませんでしたが、このカードを不採用にしたことによりアナジャの強みの一つである"リソースゲームにおける強さ"を欠く事になりました。キャディビートルによりVTをケアしているのにDisメイデンが居ないためにマナの枚数で差が生まれてしまい結果的にVTを先出しされるという可能性まで考えるべきだったと思います。

戦績

4-3強制ドロップ
〇不戦勝

後✕‬赤緑アポロ
2ターン目ブースト無し
先3でフォーミュラブラックゾーンで5点
ジルコンで抵抗を試みるもレッゾ侵略により引かれる

後〇5cザーディ
キャディビートルとアプルによって展開を抑制、相手のマナがアナカラーだったのでアプルや追加のキャディを出しつつゲームを進める。相手の7マナ下でロストreソウルを撃たれるも問題無し。8マナ下で赤白マナが無いためドルファを出せずに次ターンクラジャで3点。ハンデスでホーリーエンドを抜いたことでトリガーのナウオアネバーが機能せず勝利。

先〇黒緑アビス
道中でこちらのリソースが枯れるも相手がデスロードの蘇生効果を使わなかった為そのままクラジャで勝利。

先〇赤青マジック
先2エスメル先3ボンキゴ 先4でラジオからジルコンキャディを出す。相手が展開せずにボンキゴで返されたのでジャオウガ出して4回殴って勝利。

後✕‬アナジャ
ゲーム中一回もデドダムが見えずVTを引くことも出来ないまま相手に展開されきって負け。リソース差で大幅に負けていた為VTを出しても勝てたかは微妙と言ったところ。

後✕‬ラッカ鬼羅ライオネルstar
ボンキゴで牽制し続けるもラス盾スロットンのメモリーから大量に展開され負け。

実質的には3-3と言ったところです。
先行の試合に全て勝利していた事から、先行ではかなり強いデッキに仕上がっていたものの、メタによる先行での制圧に重きを起きすぎていた為に後攻からの捲りを一般的なアナジャよりも苦手としていた事が予選敗退の要因の一つかなと思います。(プレイングが悪いのは前提とします。)

結論

キャディ、アプルによるメタ自体は機能していたものの、割いた枠が5枚であった為にリソースゲームの強さを大幅に削ぐ事となっていた事に気づかずにプレイしていたのが失敗だったと思っています。
初GPとしては非常に楽しかったので次の大規模大会では予選突破したいなと思います。

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