ムシキング(ギラファノコギリクワガタ)

構築から一連の流れについての解説記事です。

自分の主観的なとこも多いので参考程度に流し見していってください。

※VGP、ムシキングユーザーなら大丈夫だと思いますが昆虫の画像があります。苦手な方はブラウザをお戻りください。

グレード0

ギラファノコギリクワガタについて


かっけぇぇぇ、、大好き

ギラファノコギリクワガタはネパール〜インド、インドネシア諸島に幅広く生息する昆虫です。

ムシキングをプレイしていた方は、この子のカードから「ネパール」という国名を初めて知った方も多いのではないでしょうか。

筆者は実家にネパール人がいっぱいいて日夜カレー作りに勤しんでいるので知っていました。
実家ゆかりの土地に推し虫がいると知って誇らしくなったりもしたもんです。

体長は約6〜12センチ程度。
ん?デカくなくね?
と思ったそこの方。
昆虫は角や突起部分は体長に含まず算出します。
基本的に体長と同じくらいの長さのアゴを持つクワガタって考えると、上記の体長に足してみたらデカさ度合いがわかるかと思います。

この凶暴そうなトゲトゲのアゴ!
見た目に違わずかなり凶暴…
ではあるんですが、大きな突起のとこで挟まれでもしない限りはそんなに痛くありません。(真似しないでください。ほーせんは昆虫の扱いに対しての特別な教育を受けています)
というのも、ガリガリの人間が大きすぎる武器を振り回したら上手く操れないのと一緒。
大きすぎるアゴに、上手く力が入らなくて全体としてのハサミ力はさほど強くないんです。


ムキムキヒラタクワガタ。。

逆にパラワンオオヒラタクワガタなどの、
無駄のないアゴの長さ・力のありそうな体格・隙のないトゲ
を持つクワガタに指を挟ませる際は注意が必要です。
極道でもないのに指詰めたくないでしょ??
ガチで病院沙汰になった同志を何人も見てきました。
まあ、彼らも特殊な訓練を受けているので幸せそうに通院していましたが。

ではそんなギラファの動きを完成させるために必要なものから見ていきましょう


グレード1

土台となるG1


クワガタを育てるに当たり、土壌を作る方法は二つ。


ミカニじゃないよ、ミタニ。

・発酵マット
土と考えていいです。
腐った土(腐葉土)には栄養がいっぱい。自然採取できればそれに越したことはないんですが、昨今の森林伐採、開拓状況を見ると田舎の人でも簡単には手に入らない人もいるんじゃないでしょうか。
そんな人でも昆虫を育成できるよう、人工的に作られた腐葉土がこれです。
主にカブトムシを育てるのに適していますね。
昆虫カゴに敷き詰めて幼虫放り込むだけ。
たまに幼虫の確認も兼ねて天日干ししてやると、余計な菌が増えすぎないのでよい。

菌糸ビン

戦線突破ミタニ。。


こっちは、朽ちた木の中を再現したものと考えていいです。
こっちはカブトよりクワガタ用かなって考えてます。
というのも、カブトムシが土で育つのに大して、クワガタは朽ち木の中で幼少期を過ごします。
つまり最適環境。
大きな成虫を育てたいならこっちがおすすめ。

成虫になったらカゴに移すって手間があるので、最初から発酵マットで育てて成虫の大きさは気にしないって人は多いですね。
小学校の自由研究で虫育てる人はだいたいマット、趣味で虫やってる人は菌糸ビン持ってる印象です。

・カブトムシ

おなじみ。

基本こいつがメインアタッカー。4枚。
複数抱えてたり除去なさそうだったらG1から投げてワザ込みの23パンチしよう。

スーパートルネードスロー


ゲーセンでパクられた

なんだかんだ使う機会がなかったりで採用減らしてもいいって意見もわかるけど俺は4枚。
ムシキングデッキはワザオーダーが10枚以上入る都合上、ユニットやガード値、ペルソナ、「寄る辺」を引き込む手段がドライブとターンドローだけ。
うっかり3点受けてたらG2から使うことさえある。
CCがないのでカウンター使ってる余裕なくね?と思いがちですが、圧縮+ドライブ増加、超にも回復効果がある以上、ヒール確率がべらぼうに高いので使い得。どうせ回復するなら裏のダメージ回復したい。

とはいえファイト中1〜2回しか使わないので残りは何かしらのコストにしましょう。

グレード2

環境整備。

育成期

この段階が一番重要です。
温度管理や、点止めをケアしつつセアカやカブトムシでの連パンを適切に行いダメージレースで優位に立ちましょう。

ギラファは熱帯地方に生息する昆虫なので、日本のカブトクワガタと違い寒い期間に入っても冬眠をしません。温度が下がる=ストレス。幼虫〜成虫まで、彼らの地元環境で育て切ることが重要です。

常に成育環境を25〜28度以上に保つようにしましょう。比較的低音には強い方(20度くらいまでなら一時的に下がっても大丈夫)ですが、過信は禁物です。
また、日本の冬は乾燥するので温度管理だけでなく、こまめに霧吹きで湿度を管理。
土の表面が常に湿っている状態を保ちましょう。

菌糸ビンは白い部分が半分くらい減ってきたら(うんこまみれになってれば)入れ替えましょう。
ギラファの場合菌糸ビンで有れば2〜3回の交換でサナギまで行きます。
幼虫があんま動かなくなったな?と思ったら蛹化の兆候かもしれません。
あまり動かさず、見守りましょう。

セアカフタマタクワガタ

160のムシってロマンある…あるくない?


メインアタッカーその2。
ライン形成の都合上、カブトムシよりも優先度は低め。
ワザは「寄る辺」やワザコストで切りたい都合上、トリガー以外ではライドコスト筆頭。単騎で万要求取れるのも偉い。

ローリングクラッチホールド

「寄る辺」、ライドコスト。超必殺テキストは絶対使いません。G2ターンにセアカが出ていなかった場合、Vで使用しパワーを振りましょう。
コストなんで画像省略。

グレード3

お待たせしました

サナギ期間は環境だけ整えて放置。
だいたい1ヶ月強で羽化して成虫になります。

ついにご対面!
僕の分身!
ライド!!


ギラファデッキのエース。


タランドゥスツヤクワガタ!!
最高の相棒です。

羽化したら土マット+登るための木で環境を整えてあげて、昆虫ゼリーをエサにしてあげましょう。

ケースのフタはしっかり閉めて、空気穴を塞がないようにしつつガムテープなどで固定。
とても力が強いのでフタ開けてすぐ脱走します。合宿言ってたらギラファが大量に逃げ出して3日間悲鳴をあげ続けていたうちのオカンみたいな被害者を産まぬようにしましょう。

ヒャクレツケン

100回Vスタしろ

「寄る辺」と合わせて3ドライブ+2ドライブをするための重要なカード。
4積み必須。
「寄る辺」のコストがこれしかない場合、「寄る辺」を打たないよりはこれを捨てて打った方がいいです。

寄る辺亡き魂よ、我が身に集え

ギラファデッキの真の究極ヒッサツワザ。

圧縮率が高くトリガーを捲りやすいこのデッキとシナジー抜群。
書いてあることはシンプルなのにこんなに強い。これがヴァンガードの面白いところですね。


まとめ

お腹が空いたから勝手にまとめますね。
え、ギラファデッキじゃなくてタランドゥスデッキじゃねーかって?

いやいやギラファデッキですよ。

ほら。

すみませんでした。

推しと一緒に戦えて嬉しいなぁ!
名古屋一緒に出た全国一位の2人、本当に申し訳ない。大会レギュは先入観と事前知識だけじゃなく、毎回読むようにします。

それではこの辺で。
あ、虫の育て方に質問とか有ればいつでも受け付けます。
デッキについては俺より詳しいオバロ使いがいるんで彼にでも聞いてみてください。

「ポカリ買ってきて」

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