哲学的な何か、あと科学とか読了
東西の哲学者を刃牙的に記した本で有名な飲茶さんによる作品。
僕は何度目かの入院時に飲茶さんの刃牙的哲学史を大変面白がって読んだものです。
当時、生意気にも僕は、哲学は興味あるけど哲学史はなぁ、なんて馬鹿なことを思っていた僕の頭をツルリと撫でてくれた良著でした。
さて今回読了した、
哲学的な何か、あと科学とか、も初心者も楽しめるように平易な文章で書かれてとても読みやすいですが、なんのなんの、読み応えはたっぷりありますぞ。
既存の科学の説明から物理学、果ては量子力学からの哲学的ゾンビからのゾンビ論法、と具沢山!
飲茶さんのこの本でも書いてあり、僕も常々思っていたことなので、書かさせて頂きますが、科学がホントのことを探求していた時代はもう終わっているとも言えます。
それに似たようなことが、医学、にも言えると思います。
何かを治すのは、医学、ではないようにしか思えません。
出産や、骨折、などのごく限られた場合を除いては、医学、は何も治してはくれません。
どこかが悪いなら、そこを切除する、、つまり対処療法を繰り返すことしか医学は出来ないようです。
もちろん精神科も、医学、の中にあります。
妄想だったり幻聴だったりは、薬で、治す、のではなく、思いっきり乱暴な表現をすると、薬でボヤけさせることによって、散らしているだけです。
治す為の投薬だとはとても思えません。
じゃあどうすればいいんだ、と思うかたも多いと思いますが、わかりません。僕には。。
どこか具合が悪くなったとき、病院以外に行くところもないのです。
ましてや様子がおかしな人には、ひょうきんな子供に吉本に行け、というのと同じニュアンスで精神科に行け、と言われるでしょう。
非常に困ります。
せめて僕に出来ることと言えば、規則正しい生活を送って、自分の体調を保つことでしょうか?
今回刺激的な書き方をしてしまいましたが、あくまで僕が思っているだけのことです。
具合が悪くなったら、精神科に行くしかないのも同じであります。
ハウス加賀谷