映画「万引き家族」

樹木希林さん晩年の作品シリーズ。全身がんと公言されている中、「あん」とこの作品では、実際死ぬ役柄を演じるのって、どんな気持ちだったのでしょうか?
どうもタイトルの「万引き」が、重要視され過ぎていて、そこ、そんなに重要か?と思いつつ見終わったのだけれど、wikiによれば、企画段階では、違うタイトルだったようで、興行的な成功を考えての「万引き家族」というタイトルだったみたい。ある意味、キヤッチーなタイトルを選択したのだろうけど、それはそれで成功かな。
とにかく、日本社会の暗い部分に家族という側面から、スポット当てて、あらゆる問題テンコ盛りというところ。
松岡茉優ちゃん演じる亜紀の位置付けが良く理解できないままだったけれど、かわいいし、意外な巨乳ぶりにビックリしたので、許す。
「オトコはみんな、おっぱいが好き」なんだもんね。健康的なんだ。
カンヌ受賞作というのは、だいたい気分良くならないイメージだけれど、この作品もそのイメージだと思う。何らかのカタルシスをもとめるのではなくて、基本的に落ち込んでいく感じで見るのに適しているかと。なんだか、終わり方もあっさりしているし。

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