絶望系ブログ主たちを思う

どうも 放浪風ていのうでございます。今回もブラウザバック推奨なのでお読みになる方は自己責任でお願い致します。

今から10年くらい前だろうか、「絶望系」と呼ばれる人たちのブログやtwitterアカウントにお邪魔していた。ブログで言えば「無への道程」、「君が悪い、君」。あとはブログではないけれどもひきこもりライダー隼さんだろうか。その他にも何人かいるけれども割愛させていただく。

彼らは事情こそ違えども、過去の労働や周囲の人間関係等が原因で疲弊して取り返しがつかないところまでいってしまい、この世を去る決断をした人達だ。

実際に彼ら全員が本当にこの世を去ったのかはわからない。しかし、ネットニュース等で亡くなられたことが明らかになった人達も確実にいるので、旅立った可能性が高いと思う。

彼らがネット上で話題になっていたのは約10年くらい前の2011~2012年で、その後も何人か出てきたと記憶している。ひきこもりライダー隼氏は大体4年前で、殆どがコロナ前じゃないだろうか?

その当時から日本には生き辛さが蔓延していた。リーマンショック、東日本大震災などといった大不況や天災もあったけど、日本特有の労働問題や同調圧力がとにかく強かった。そんな状況の中では彼らのような存在が現れても何らおかしくなかったのだろう。

あれから時が経った現在の日本ではどうだろうか?

2020年から現在も続くコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、円安などなどオワコン要素は枚挙に暇がない。僕の感覚では当時の状況で熱湯だったものが現在では溶岩流に変わったようなものだ。彼らが現在も存命であったならばどのような発言をしたのかが気になる。

このような状況になったのだから絶望系ブロガーやアカウントも増えてくるのかなという思いはあったけれども、現実ではかなり少ないか皆無のように思える。これは僕の調べ方が悪いのかもしれないが、通報やアカウントのBANがかつてより厳しくなっているのもあるのかもしれない。               

今後は溶岩流レベルの地獄が太陽表面温度クラスの地獄に近づきつつあると思うが、彼らのような絶望系の人達が現れることはないだろう。少なくとも表面上は。そして今以上にポジティブな考え方や精神論が前面に打ち出された「異常」な空気が漂う社会になっていくように思えて仕方が無い。

それでも、僕は今でも彼らの言葉は深く突き刺さっているし、これからも彼らの文章は僕の中で生き続けることだろう。

彼らの存在は決して忘れてはいけないと思う。


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