誕生日に「1つの夢の終わり」を発表した、5月23日生まれの君へ

この文章は、私の友人であり、誕生日でもある5月23日に『目指していた夢に一区切りをつける』発表をした、とある方へ向けたものとなります。

なお、この記事は、彼が活動を終える6月24日をもって削除させていただきます。ご了承ください。

あなたと出会ったのはいつでしたか。
もう前のアカウントも消してしまったのでわからなくなってしまいました。笑

でも、いつの間にか仲良くなって、誕生日が近いことも相まってよく遊ぶようになりましたね。
当時のお家にもお邪魔して、あなたの手料理をいただきましたね。

あなたから「オーディションを受ける」と聞かされた時、あなたならそうするだろうなと思っていました。
私のことを誘ってくれてありがとう。
その時、あなたに言えなかったことがあります。

ごめんなさい。
私、応募すらしませんでした。
応募くらいはしようかなと考えていました。
タイミング悪く、足を骨折してしまったんです。
応募用動画、撮れませんでした。

それでもあなたは、オーディションの最後の最後まで行きましたね。さすがです。
そこで落ちてしまいましたが、そこまで行けたことがすごいことだなと感じました。
そうしてあなたは、事務所の研修生として活動を開始しましたね。
そこからはもう『友人』として会うことはなくなりましたね。
顔を合わせる時は、『アイドルの卵と1オタク』となっていきました。

そこからもう5年経ちましたか。
5年、色々あったと思います。
私は全てを追うことはできませんでした。
きっとあなたは恨んでいると思います。
あなたが研修生になってからというもの、全然姿を見せていなかったですもんね。

あなたは、ここで『アイドルの卵』という道に区切りをつける決断をしました。
正直、「多分そうするだろうな」と感じていたところでした。
あなたは、進むべき時を知っているし、引き際も知っている、とても頭の良い人だと感じていました。

これからは、あなたとどういう関係性になるのかな。
もう他人になってしまうのかな。
また友人として相見える日が来るのかな。
なんか程よい距離を保った知人レベルかな。
どうあっても、私はあなたを遠くから見つめることにします。

そういえば、5年越しにはなったけど、私も挑戦をすることにしました。
何かは言えませんが、あなたの活躍に触発された部分もあります。ちょっとだけ。
また夢が叶ったときに、あなたにお話しする時間が取れたらいいな。

最後のイベント、行けるかな。
知ってる?私、身体障害抱えちゃった。
いずれ健常に戻るけどね。
そこと相談してみるよ。

あなたのこれからの人生、これまでの苦しみの分のたくさんの幸せが降り注ぎますように祈っています。

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