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ドライバー就職で役立ちガソリン代も安くなる?運転記録証明書の申請方法とは

運転記録証明書とは

「バスやタクシーやトラックの運送業など、運転を活かした仕事に就職したい」
「ドライバーとして就職する際に、これまで事故や違反をしていない、安全運転をしてきたことを証明したい」
「自動車保険料を安くしたい」「マイカーローンの金利優遇を図りたい」

などなど、何かに役立てたい、特典があれば
活用したいという人がいるでしょう。

「運転記録証明書」は、就職や保険料や金利や特典を得るために活用することも可能な、これまでの安全運転を記録した証明書です。

運転記録証明書」とは、1年前、3年前、5年前にさかのぼり、「交通違反や交通事故、運転免許の行政処分の記録」を証明する書類です。
「自動車安全運転センター法」に基づいて設立を認可された法人「自動車安全運転センター」が発行しています。
また、「自動車安全運転センター」では、「SDカード(Safe Driver(安全運転者)カード)」も発行しています。

<運転記録証明書の活用事例>

個人タクシー免許の申請をしたい
ドライバーとして就職する際に提出が必要となっている
・定期的に全運転手に提出が依頼される
・自動車保険料を安くしたい時の確認用
SDカード(Safe Driver(安全運転者)カード)の取得で、ガソリン代・食事代・宿泊代などの割引、マイカーローンの金利優遇に活用
優良運転者の表彰に使用

上記の活用事例のように、「運転記録証明書」は、ドライバーとして就職する際や起業の場合、また会社への提出などで必要となることがあります。
積極的に活用することで、安全運転が証明できるため、自動車保険料を安くする参考にしたり、マイカーローンの金利優遇を図ったり、有料運転者として企業から表彰されることもあっておすすめです。

この記事では、「運転記録証明書」の内容、申請方法や条件、活用メリットや申請手順などを解説します。
「運転記録証明書」をうまく活用すれば、就職がしやすかったり、自動車保険料の減額やマイカーローンの金利優遇、様々な特典を得るための証明になったりします。

ぜひ参考にしてみてください。


証明書の目的と証明内容とは

「自動車安全運転センター」とは、警察庁が所管している「自動車安全運転センター法」(昭和50年7月10日法律第57号)によって活動・運営が定めている特別民間法人です。これまで、安全運転の普及を目指してきました。

最近では、多くの事故や危険運転なども増えてきていますので、より安全運転の普及が求められています。

「自動車安全運転センター」は各都道府県(北海道は方面ごと)に事務所があり、次の運転に係る証明書を出しています。

「交通事故証明書」
・運転経歴に係る証明書として、
「運転記録証明書」「無事故・無違反証明書」「累積点数等証明書」「運転免許経歴証明書」

※「運転免許経歴証明書」は、「運転記録証明書」とは異なり、過去に失効した免許、取り消された免許または現在受けている免許の種類、取得年月日などを証明します。

<運転記録証明書の内容>

①申請者の情報
申請者の氏名、生年月日、免許証番号
②行政処分の前歴
過去に起こした交通事故や交通違反によって受けた行政処分の回数
③累積点数
過去に起こした交通事故や交通違反によって受けた累積点数
④違反をした日付
過去5年間、3年間または1年間に起こした事故、違反をした年月日
⑤違反の内容
過去5年間、3年間または1年間に起こした違反名

運転記録証明書の申請方法

「運転記録証明書」は、いつでも申請できます。

【申請方法】

「自動車安全運転センター」の各都道府県(北海道は方面ごと)事務所の窓口で申請
郵送で申請
・最寄りのゆうちょ銀行・郵便局から
申込み可能
インターネットからアプリ経由での申込み可能、スマートフォン用申請アプリ「運転経歴に係る証明書申請アプリ」をインストールして申請

【証明書の発行】

窓口での申請の場合も、即日発行はできません。後日、窓口受取もしくは郵送での受取となります。
郵送の場合、申請日から発行までに1~2週間程度必要です。
ネットからの申し込みの場合、郵送され10日程度かかります。

申請条件

「運転記録証明書」は、ネットでの申請の場合も含めて、本人の申請に基づいて発行されます。代理申請の場合、申請者本人からの委任を受けたことを明らかにする書面(委任状等)の持参が必要です。

また、事業所などで一括して代理申請も可能です。企業一括申請については下記を参考にしてください。
企業一括申請

運転記録証明書を活用するメリット

ドライバーとして就職の際に活用できる

・個人タクシーの起業時に「個人タクシー許認可申請書」及び添付書類の記入をし、ヒアリング時に「運転記録証明書」が必要

・自分の安全運転の動議づけ、指標として、簡単に取得してこれまでの運転の無事故無違反などが確認できる(これまでの違反のチェックにも使用可)

自動車保険の保険料を安くするためのゴールド免許の条件の「5年間無事故・無違反」の確認のためおすすめ
有効期間5年間のブルー免許は「過去5年間で違反点数が3点以下の軽微な違反が1回のみ」です。これらの証明が、過去5年間の「運転記録証明書」で明確になっておすすめです。

・「無事故・無違反証明書」と「運転記録証明書」では、証明日以前に1年以上事故や違反の記録がない場合、「SDカード(セーフティードライバーカード」も一緒に送られてきてお得

・1年以上無事故・無違反の方は、「SDカード(セーフティードライバーカード)」も一緒に送られてきて、SDカードで、全国25000店以上の店舗などで特典・優遇を受けられるメリットがあります。
また、20年以上の方には「スーパーゴールドカード」が送られてきます。ガソリン代・食事代・宿泊代などの割引、マイカーローンの金利優遇があってお得です。

申請手順

①申請に必要な申込用紙を準備する
全国の警察署・交番・駐在所・自動車安全運転センターに用意されています。証明書申込用紙は都道府県によって異なります。
②申請申込用紙には、免許証番号記入欄があり、押印が必要です。
③手数料1通670円を持参する
・郵便局に行くとその場でそのまま申し込める
・自動車安全運転センターに持参するまたは、郵送する
④申請後1週間~2週間で郵送される

詳しくは、自動車安全運転センター申請方法を参考にしてください。

【ネットで行う場合】

インターネット申請
②運転経歴証明書の「お申し込みの流れ」にあるスマートフォン用申請アプリ「運転経歴に係る証明書申請アプリ」をインストールする
③インターネットで申請後7日以内に、手数料1通670円をコンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートの各店舗)、金融機関のペイジー及びネットバンクで支払う
④申請後10日程度で郵送される

必要な書類

・申込用紙
・手数料1通670円
・運転免許証
・印鑑

※本人が行わない場合は委任状が必要です。委任状の書式はこちらからどうぞ。
企業などでの一括申請の場合はこちらからお願いします。

運転記録証明書発行の注意点

・「自動車安全運転センター」の各都道府県(北海道は方面ごと)事務所の窓口で申請した場合も即日発行はできません。
インターネットで申請した場合でも郵送で届くため、10日間程度必要となります。手元に届くまで1~2週間程度かかるため、早めに申請することが大切です。

・また、どの方法での申請でも、手数料1通670円かかり、ゆうちょ銀行や郵便局からの振り込みの手数料なども必要です。

現住所が運転免許証に記載の住所である方が申請可能です。申請者ご本人であることを確認するためにも、運転免許証記載のご住所以外への郵送ができないことも事前に知っておいてください。

・ネットからの申請の場合、スマートフォンがNFC対応機種(運転免許証のICチップの情報を読み取れる機種)であることが必要です。運転免許証のICチップ内の情報を読み取る際に必要な暗証番号(PIN1)を設定し覚えていることも必要となります。

まとめ

運転記録証明書を取得することによって、就職に活かしたり、起業に活かしたりできます。また、自動車保険のゴールド免許の確認のために取得してみるのもいい方法です。

1年以上無事故・無違反の方は、「SDカード(セーフティードライバーカード)」も一緒に送られてきて多くの店舗などで特典が受けられたり、自動車ローンの金利優遇などに活かせたりします。

1通に付き、670円かかりますが、一度取得すると就職に役立ち、確認ができて得なことも増えます。

申請用紙の書き方も簡単で便利です。申請から郵送まで1~2週間と少しかかること、現住所が運転免許証に記載の住所であることが必要なため、住所変更をしていない人は住所変更の必要がありますが、簡単な申請のために取得してみるといいでしょう。

発行は申請日の1週間前の情報は掲載されませんが、それまでの情報は1年、3年、5年で記録を証明してくれますので、できるだけ長く5年の証明を取るのがおすすめです。

以上が運転記録証明書の取得についてです。
何かご質問等があれば、お気軽にコメントいただければと思います。


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