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名もなき子 水野梓2022年ポプラ社№561

「善意の第三者は、時に『加害者』にもなる。
『正しさ』というものは、時に予想もつかない
恐ろしい結末をもたらすことがある。
理想と現実のはざまで、
常に心理は揺れている。
そこを見極わめようとせず、
大上段に振りかぶったかつての自分を恥ずかしく思った。」



主人公の榊美貴37歳は、
テレビ局でドキュメンタリー番組制作をしている。
61歳の母と4歳の息子と一緒に住んでいる。
 
ある日、高齢者施設での不審死が
続いているという記事を目にする。
そして首相官邸やメディアに届く犯行声明。
「何も生みの出さない高齢者は『社会悪』だ。」
 
その後、無国籍の施設出身の
青年小林悟と出会い、同居させる。
彼の不審な行動が気になる美貴。
高齢者連続不審死と関わっているのか?
 
色々な社会問題を絡めて展開されていく
社会派ミステリー。
 
負の連鎖を断ち切るためには
こういう社会問題があることに
関心を寄せることが大切だなと
思います。
私自身、無国籍の人に出会ったこともない。
小説を通して、未知の世界を
知ることが出来ることが読書の醍醐味。



データベースより
テレビ局に在籍し、ドキュメンタリー番組の制作を手がける美貴。ある日、高齢者施設で不審死が相次いでいるとの週刊誌の記事が目に留まる。その後、主要メディアや官邸に犯行声明が届く。書面には「何も生み出さない高齢者は『社会悪』だ」などと書かれていた。取材を進める美貴は、偶然の出来事から悟と名乗る青年とかかわるようになる。悟の生きてきた道程を知った美貴は、この国が抱える深い闇の存在に強い衝撃を受ける----。



#水野梓 #小説#安楽死#無国籍#ホスピス#やまゆり事件#正義感#児童虐待#出生前診断#命の選別#飛田新地#社会問題#育児放棄#自分軸読書#読書記録#積読解消#4C読書法#西野亮廣エンタメ研究所


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