県立!再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる高校 黒川祥子2018年4月講談社現代新書
地域最低偏差値の高校で起こした革命
学力テストなしの県立槇尾(仮称)高校
生活保護、一人親、貧困、虐待
ほとんどの学生が家庭に問題を抱えている。
まともなご飯を食べていない。
文化的体験がない。
愛されたことがない。
居場所がない。
自暴自棄に陥る。負の連鎖。
(大西つねきさんの講演で聞いた話。
彼はこの様な高校にボランティアに毎週行く。
大人に甘えた経験のない子ども達は心を許した大人に
“パパ””ママ”って呼ぶ。外では辞めてくれ~)
同様にここの教師も“パパ””ママ”って呼ばれるそうです(^^;)
生まれた場所の違いだけで大きく変わる人生。
「再チャレンジ高」に認定され、
様々な改革を起こす。
男子バスケットボール部の大躍進。
転勤希望の教師がいなくなる。
入試の倍率が3倍になり
学年が上がる毎に1クラス分退学者いたのに
ほぼ退学者いなくなり机と椅子が足りない!
という嬉しい困りごとが!
卒業後も丁寧なケア。
理解ある職場との連携を取り、
自立支援をしていく。
信頼できる大人に出会えるかどうか。
出来るだけ若いうちに。
【感想・行動】
8月22日24時間テレビのドラマ見てて、あれ?この話知ってるぞ!と思い、私が過去にmixiで書いたレビューを掘り起こしてきました。
これ、本当にいい本なんです。実話なのが凄い。
生まれた環境で人生が決まってしまうってあまりにも理不尽じゃないですか?地域の繋がりがない今の日本で、彼らの再生の力になるにはこちらがアンテナを伸ばしておかないとダメなだなと思いました。恵まれた家庭で育っていると、苦しい環境があるということさえ知らないままになることがある。まずは知ることですよね。地域・社会で負の連鎖を止めることは可能!希望のルポでした❀(*´▽`*)❀
#黒川祥子 #高校#中学校#底辺高校#バスケットボール#高校中退#学校改革#子どもの貧困#相対的貧困#読書記録
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