見えない世界の科学が医療を変える -がんの神様ありがとう-　長堀 優

主題「ガンは、病気は、悪いだけのものなのか」

悪があるから善がある。闇があるから光がある。

しかもお互いに移り変わりえる。

良い遺伝子をONにする方法

目標を持つ

環境を変える

人との出会い

志と使命感

他を利する生き方

自分自身を愛する。もちろんガンも含めて。

これはとてもシンプルなことですが

実践するには勇気が必要です。

私はこれが誰もが持つ自然治癒力を開放する鍵だと信じています。

ガンが気づきを与えてくれたことに感謝し愛を送れば

ストレスで抑制されていた自然治癒力が回復する。

そしてガンも目覚めて本来の使命を思い出し、

分化を再開し元の臓器に戻る。

仏教ではまず誰もが死を迎えなければならないというこの厳しい現実と

真正面から対峙することの大切さを説きます。

生を受けた以上避けることのできない運命である死と

向き合うことは苦しいに違いない。

しかし、この死をとことん見つめ受け入れることが出来れば

辛い悲しみのどん底から

大どんでん返しが起こるのです。

今この瞬間に命を与えられ生きていることは

当たり前ではないということに気づき、

生かされていることへのありがたさや深く感謝する気持ちが

生じてくるのです。

仏教では病気は「対治」でなく「同治」共生して始める。

我々を活かす大いなる力を信頼し受容する心。

この世の生は有限。たとえ病気が治せなくても心が

健康を取り戻すことは可能です。

健康な人も病気の人も心の健康を追及する。

これこそが病院が目指すべき究極の目的ではないでしょうか。

「命は誰にも救えないかもしれない。でも心は救えると信じたい」

by神様のカルテ

心の健康を取り戻した時、大いなる心の力が発揮され

不快癒しそして自然治癒力が生じる。

【思ったこと】

現代の人は化学物質まみれで本能を感じること、信じることを忘れつつあるように思います。自然治癒力を信じないゆえにすぐに病院・薬。

仏教の考えを知ることが出来て良かったです。

自分の死生観をしっかり持ちたいと思う。