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食べ物から広がる耐性菌 2003年10月出版

抗生物質といえば何を連想しますか?病院で処方される「薬」ではないでしょうか?
実態は病院の中100t、処方薬400t、家畜900t、養殖魚200t、農作物100t。何も考えず生活していると知らず知らずのうちに日々の食べ物からかなりの抗生物質を摂っています。もちろん乳幼児もです。本書にも詳しく書いていますが、一度家畜の現状を調べてみませんか?牛肉、豚肉、鶏肉、養殖魚、卵、牛乳。薬漬けだけでなく、残酷極まりない世界が毎日繰り広げられています。映画もたくさんあるし、YouTubeなどでもたくさん出てきます。メディアは報道しませんけどね"(-""-)"知れば選択肢が広がる。アニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮したところから買えばいいのです。必然的に抗生物質の量がかなり減ります。アニマルウェルフェア畜産の方が儲かるで!ってなればそちらへどんどんシフトしていくようになります。鍵を握っているのは消費者です(#^^#) 

近年、子どもの発育が良くなっている。というか大きく育つようになっていますよね。栄養が良いからでしょうか?抗生物質には成長促進剤の役割を担うものもあります。家畜は早く大きくして出荷したいですよね。その方が儲かる。近年、大きいことは良いことだという風潮のせいか、子どもへの愛情から牛乳をたくさん飲ませてないですか?乳牛への抗生物質投与量、凄いです。子どもが大きく育っているのは、栄養のせいなのか抗生物質のせいなのか?子ども達の病気も増えています。

抗生物質はいざというときに助けてくれるとても優秀な薬です。それなのにそのいざという時に効かないという人が増えています。理由は耐性菌。この耐性菌で毎年2万人以上の死者が出ています。「耐性菌っていったいどこから?」抗生物質で菌を殺したから出てくる。何故?菌を殺すといっても生き残る菌がいる。これが耐性菌。本来少数しかいないのに他の菌が死ぬことで一気に多数派に変わる。今は更に除菌だ!消毒だ!といって皮膚の常在菌まで殺しだした。当然生き残る菌が優勢になる。それでいいのですか?

抗生物質の使い過ぎは耐性菌による治りにくい病気をつくるだけでなく、アレルギーの原因にもなる。耐性菌を減らすには抗生物質の使用を減らすこと。なのにウイルス性の風邪の患者の半分に抗生物質を処方している。4割の医師が発熱患者に抗生物質を処方している。新開発の抗生物質が市場に出る頃には既に耐性菌が見つかっています。

この本2003年出版です。215ページに風邪の原因には、「ライノウイルス、コロナウイルス、インフルエンザウイルス、RSウイルスなどがあります」って書いている。コロナウイルスって大昔から普通にあるもの。ウイルスはどれも変異していくのが当たり前。だから常に新型。それを国がメディアが大騒ぎしてるだけなのかもしれない。それよりも抗生物質の方が毎年たくさん死者・病人を出してる。切り取り方、報道の仕方ひとつでいくらでも人間を操作できるっていうのがよくわかる(⌒∇⌒)

こちらの作品も併せて読んで頂くと更に抗生物質のことがよくわかると思います(#^^#)
「失われてゆく、我々の内なる細菌」https://note.com/houkochan/n/nba3e4c868959


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