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日本はなぜアジアの国から愛されるのか 池間哲郎 2015年4月出版

著者はアジアの子どもたちへのボランティア活動で外国を飛び回るようになり、あれ?自分が沖縄で教わってきた自虐的な歴史観と違うぞ!と思い、日本と歴史・文化・伝統について学び出したそうです。

■日本人って何?
カンボジア人「偉大なるクメールの人々」
スリランカ人「われはライオンの子ども」
ビルマ人「仏を愛する人々」
自国、民族の誇りを胸を張ってこたえる。いかに自分の国が素晴らしいかを延々と語る。私は日本人は?と聞かれると「太陽を愛する太陽の子ども達」と答える。しかし、不思議なことに日本では祖国を愛している人を「右翼」と言われる。国旗を掲げ、国歌を歌うことに躊躇する。国を愛さないよう洗脳されているのは日本だけ。国旗は命と同じほど大事というのが世界の常識。

■日本は世界で6番目に大きい国
国土だけだと世界61位。海を入れると6位になる!さらに体積だと世界4位(@_@)深い海が多い。日本の海は世界三大漁場の一つ。水産資源はもちろん、鉱物資源も豊富。尖閣諸島海底にはイランに匹敵するくらいの1000億バレルの石油が眠っていると言われている。金額にすると7000兆円。近隣の国家が日本を欲しがる理由がよくわかる。

■日本は老舗企業数世界一
「伝統力」「継続力」が日本の強み。200年以上続く企業が3146社。ドイツ837社、オランダ222社、フランス196社、中国5社。
長寿会社上位3社は全て日本。いずれも1000年超え。100年超えだと一気に9倍。日本の技術者、職人を尊敬する風土はこの国の宝。

■国民のため、自らの命を差し出した昭和天皇
昭和20年9月マッカーサーに昭和天皇は「私が一切戦争責任を負います。だから国民が生活に困らぬよう連合国の援助をお願いしたい。」と願ったそうです。マッカーサーは敗戦国の元首がこんなことを言うなんて世界の歴史にも前例がない。彼の勇気に私の骨の髄までゆり動かした。日本の最上の紳士であると感じたそうです。
平成天皇は当時11歳。日光に疎開していた。当時の日記「今度の大戦で、陸、海の軍人はよく戦った。国民も一生懸命戦った。でも敗れた。日本は、これからどん底になるだろう。どん底から立ち直らせていくのは自分の責任だ。自分がしっかり、その困難に耐えていかねばならん」

■アジア各国と日本とのエピソード
カンボジア、スリランカ、パラオ、ミャンマー、ネパール、ラオス。アジア各国で、日本人が愛され、尊敬されているエピソードが書かれています。知らなかったなぁ。もっと公に教えて欲しいなぁ。

【感想・行動】
最近、歴史を学び出しました。歴史を学べば日本って凄いやん!日本人で良かったってことが盛りだくさん。だからGHQは日本人に国史を学ばせることを封じたそうです。この本からも著者が外国へ行ってわかった日本の魅力が盛りだくさん書かれています。日本のパスポートは最強!それほど世界から信頼されている国。私は全く天皇陛下に関心がなかった。何故、天皇陛下の元にたくさんの人が日の丸を振りに来ているのかわからなかった。天皇の捉え方も色々あるから多方面からみてみよう。平和のために軍事力の強化が必要なんだとこれにも書いている。資源のない国と言われる日本。海と山と川があるのでそこをしっかり守れば生きていく上では十分すぎる程自然がありますね。しかし、海底に眠る鉱物、石油が明るみになると今までどこの国にも支配されなかった日本が危機になることは目に見えています。実際じわじわと支配されつつある。絶対採掘して欲しくないです。必ず戦争になるよ。足るを知る生活をすればいい。人間の貪欲さが怖いです。学ぶほど面白いなぁ。新発見の多い本でした。

#池間哲郎 #アジア#国史#日本史#尖閣諸島#竹島#北方領土#地下資源#足るを知る


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