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「イチサンで日本のデータの構造が大きく変わる」経理の面倒な工程がほぼゼロに/(株)ナレッジラボ

お話を伺ったのは、株式会社ナレッジラボの浅井 俊輔さん。
インタビューでは、弊社が提供する「イチサンフォーム」を導入するに至った背景や、解決できた課題、今後への期待などについて話してくださいました。

―はじめに、株式会社ナレッジラボがどんな会社かを簡単に教えてください。

浅井 俊輔さん(以下浅井):
株式会社ナレッジラボは成長フェーズの企業のバックオフィスを一貫して支えるサービスを提供しています。コンサルティング事業と管理会計プラットフォームManageboardの2つの事業があります。コンサルティング事業は企業のバックオフィスのIT化・DXを、クラウドサービスの活用に加えて、会計領域のプロフェッショナルとしての知見を活かしてご支援いたします。続いてManageboardでは、こうしたコンサルティングを通して正確になった会計データ、バックオフィスのデータを活用して、企業の経営管理領域における、予算管理や管理会計の効率化・効果最大化をするご支援をしております。

 ―イチサンを知ったきっかけを教えてください。

浅井:
弊社は新規の見込み顧客情報(リード)をサービスサイトを通じて取得しています。しかし、WEBだけで取得できるデータにはマーケティング活動をする上で不足するデータもあり、十分とは言えませんでした。

例えば、私たちの顧客の中にはしばしば同名の企業が存在します。そうすると、なんらかの方法で企業をユニークに特定する必要が出てきます。今まではそこの区別をつけるのが非常に大変でした。手元の情報だけでは、特定しきれないこともしばしばありました。
そこで、ローコストでデータを高精度化するべく模索していた中でイチサンに出会いました。このような経緯で、イチサンを利用したリードの正規化を試みたんです。

―実際にイチサンを使用してどうでしたか?

浅井:最初に感じたのは、「簡単だな」と。複雑な工程や特別なエンジニアリングが必要な訳でもない。数十分でIT部門の担当者が実装できました。すごく手軽でした。

しかし、イチサンをいれるきっかけになった、リードの整理という観点からは完全に解決できたわけではないです。

弊社は、お客様の情報を可能な限り正確に取得したい、と考えています。そのため、イチサンで取得できるデータに加えて、他のデータを手作業で加えたり、別ツールで取得できるデータを加えて補完しています。ただ、もちろん、最初に法人番号で企業を一つに特定できるので、作業効率は上がっています。

ー顧客情報管理以外にイチサンを活用されているものはありますか?

浅井:
あります。経理ですね。経理の請求という観点で言うと、当初持っていた課題は改善できている印象です。

弊社では、経理の作業の中で、新規顧客の取引先登録作業があります。この作業に、1件数分の時間を要していました。それがイチサン導入後、法人番号をもとに住所データの取得を自動化することにより、作業が短縮できました。

―経理の担当者の反応はどうでしたか?

浅井:
IT担当から経理担当者にイチサンを使用しないか提案したところ、すぐに使用したいとの反応が返ってきました。経理では、請求業務の際、企業名と所在地を明確にする必要があるので、便利だ、必要だ、と判断したようです。

今までは、顧客情報をメールのドメインから、Webサイトを特定していました。さらに、そのサイトから会社情報を取得し、取引先にデータの照合を依頼するという、面倒な作業をしていたのですが、イチサンによって、その工程が少なくなりました。

 ―今後、イチサンを他の会社にお勧めしますか?

浅井:
もちろんです!確実におすすめしておりますし、NPS(企業や商品・サービスへの愛着度がどの程度あるかを数値化し、顧客ロイヤルティを測る指標)ならば、10/10のスコアです。

イチサンが出たときに、法人番号が巷で浸透しそうだなと直感しました。日本の社会におけるデータの構造が大きく変わると思います。

法人番号は企業を特定できる唯一の番号ではないでしょうか。国が保障している、最も信頼できる番号だと思います。その上、中小企業の経理ソースに開発を充てられない企業でも気軽に使用できるのも大きいですね。

ーありがとうございます。来年はセールスフォース版のリリース予定ですので、そちらもよろしくお願いします。

浅井:そうなんですね!楽しみにしています。
 

本記事で紹介したイチサンは下記でご覧いただけますのでご覧ください。

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