ぼくのふゆやすみ
2022年末から2023年初め、多分ここ数年で一番長い休暇を取った。まるまる2週間。
何をするか、本当に何も決めていなかった。とにかく好きなように過ごそうと。
結果、自分でもびっくりするくらいゲームとドラマ、映画鑑賞しかしなかった。最高に楽しかった。せっかくなのでタイトルと感想でも書いておこう。暇でどうしようもない時はぜひ手を出してみてください。おすすめです。
ゲーム「BRAVELY DEFAULT~FLYING FAIRY~」
ニンテンドー3DSのゲームです。スイッチで2が出てますが、今回僕がやったのは1です。10年前くらい前の作品。
結論、神ゲーです。押し入れにある3DS今すぐ出してください。
王道ファンタジーRPGですが、近年ありがちな「映画のようなグラフィック」「多彩なアクションと操作」みたいな方向性ではなく、ファミコンやスーパーファミコンの頃の古き良きRPGの現代版という感じ。
ファイナルファンタジー1~6辺りを、学生時代に夢中になってやった世代の方(僕も)には特におすすめです。あの頃の青春が蘇ります。
ジョブシステム、アビリティの組み合わせを考えるのがすごく楽しかったし、ストーリーとシナリオが秀逸過ぎる・・・サブタイトルの「FLYING FAIRY」に込められた仕掛けが明かされる最終章は本当に鳥肌立ちました・・!
ゲーム「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」
みんな大好きポケモン。僕も大好きです。今回はニャオハと共に宝物を探しに旅に出ました。
あまりに有名作品なので説明は割愛しますが、とにかくポケモン可愛いですよね。集めて育ててピクニックして・・本当に癒されました。
本筋のストーリーは良い話だったし、登場人物の細かいセリフが面白くて、クスッと笑えるポイントも多し。癒されました。
家族もやっていたので、毎朝最初の会話が「ポケモンどこまでいった?」でした。癒されました。
ゲーム「ELDEN RING」
フロム・ソフトウェアさんのゲームの大ファンなのですが(ダークソウル3は何周もやりました)、最新作のELDEN RING。アクションRPGです。
「死にゲー」と呼ばれる超高難易度、死ぬのが当たり前、むしろ死して学べという硬派すぎるジャンルなのですが、少しづつ自分が成長しクリアしていく達成感があり、気づけば病みつきになります。
しかし日々仕事に追われる中、ゲームとはいえそんなに死ぬ訳にはいかない僕は、購入後しばらく寝かせていました。死んでも問題ない長期休暇中に一気にクリアしました。
裏切らない確固たる死にゲーである事と、ダークファンタジーの世界観が徹底されていて最高です。
状況に合わせて、打撃武器を使うのか魔法を使うのか、剣は片手で持つのか両手で持って攻撃力上げるのか、そもそも戦うのか逃げるのか・・・攻略の自由度が高いので、自分なりに考えて進むのがとても楽しいです。
「これ絶対無理だろ!」って思う場面も、よく考えると突破できるんですよね。
それにしてもラスボスは信じられないくらい強かった・・。50回くらい挑んでやっと勝てました。心と体がじわーっと熱くなり、達成感すごかった。
ドラマ「二十五、二十一」
何度も泣いてしまった。大好きなドラマになりました。
フェンシングで世界一を目指す少女の話で、スポーツのドラマという見方でも面白いのですが、その他の要素も満載で、それがどれも素晴らしい・・。
栄光と挫折、友情、恋愛、学校、家族、社会問題・・たくさんのメッセージが込められているドラマです。
僕は特に「全てを叶える事はできない」「夢のために他の大事な事を捨てる覚悟」この辺りが突き刺さりまくりました。
ちなみにシリアスなだけではなく、笑える、楽しい回もたくさんあります!
ドラマ「メンタリスト」
https://www.netflix.com/jp/title/70155590
ミステリーが好きであればぜひ!
基本的に1話完結型なので見やすいです。古畑任三郎とか、金田一少年の事件簿とか好きな方ならハマるんじゃないかなーと思います。
主人公のジェーンが「メンタリスト」として殺人事件の捜査に協力するのですが、毎回鋭い洞察や、相手の心理を読んで行動を促し証拠を掴んでいくのがワクワクします。
刑事のチームの人間関係もすごく魅力的で、やんちゃなメンバー、それに困りながらも振り回されるボス、恋仲になるのかならないのかという同僚などなど、毎回楽しませてくれます。
そしてやはり主人公のジェーンが魅力的。天才的でありつつお茶目で、また過去のトラウマから影がある部分も垣間見え・・本当に気になるキャラです。
何より、王道のミステリーとして本当に面白かった。
映画「天気の子」
すずめの戸締りじゃないの?と言われそうですが、今更ながらこっちを見ました。
まず色彩や光の表現が綺麗!音楽もよい!(RADWIMPS好き)
ストーリーは、家出して歌舞伎町を彷徨いながら、日々お金がなくなっていく不安、将来への迷い、家には絶対に帰りたくない意地、夢を信じる気持ち・・・これらを抱えながら走っていく前半が特に良かった。多分この映画の本筋はそこではないんだけど。
自分の10代~20代前半の体験を思い出し、とても心が動いた。
あと終盤で登場人物の須賀さんが言うセリフ
「まあ、気にすんなよ、青年。世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから」
ここ最高でした。
すずめの戸締り、劇場に見に行かなきゃ。
小説「新しい世界を生きるための14のSF」
短編SF小説集です。SF小説ってあまり触れた事がないジャンルでしたが、とても楽しめました。これから掘っていこうかなと思えるくらい。
僕もそうでしたがSF小説入門編として良いのかも。短編なので、1作品30分~
1時間くらいで読めます。計14作品入っています。
ゲームの合間とかに読んでいたのですが、気分転換にとても良かった。
収録作品の中で特に「回樹」「もしもぼくらが生まれていたら」「九月某日の誓い」が好きでした。
以上、ぼくのふゆやすみでした!
ちなみにゲームはここで配信もしてるので興味があったら見に来てくださいー!
めちゃくちゃリフレッシュできたので、2023年も頑張りまーす!
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