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どん底からの這い上がり

先日、銀座にあるマイケルコースへ行ってきました。
友人のすすめで、2階にあるお洋服のコーナーへ。

普段はバッグなどを使ったりしているのですが、
お洋服は初めて。

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素敵なマネキンさんが迎えてくれます。

マイケルコースは、1981年にアメリカでスタートしたブランド。

ブランド名の通り、マイケル・コースという一人のデザイナーによって始まっています。
幼い頃からファッションに夢中になり、大学まで進学しましたが、中退。
当時流行を生み出していたブティックLothar‘sで働き始め、レザーを中心にコレクションをデザインしていきました。

デビュー後の1983年には、第1回アメリカン・オリジナル・アワードを受賞します。

一気に駆け上がってファッションを率いていたマイケルコースですが、1993年には、なんと破産申請を行っています。

低価格ラインのライセンスを持つ会社が生産を停止したことにより、
大幅に収益が悪化。

その後、ヴィトンなどを持つ会社LVMHからの支援を得て、
マイケルコースは
セリーヌのクリエイティブ・ディレクターを兼任することに。

セリーヌのイメージが
古いイメージから若いイメージに変わり、大成功を収めます。

兼任中もブランドを拡大し続け、1999年にはファッション界のオスカー賞であるデザイナー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました!

どん底からの這い上がりがすごいです。

やっぱり信頼を取り戻すには、仕事で取り戻すほうが方法が一番ですね。

2017年に「JIMMY CHOO(ジミーチュウ)」の買収、
2018年には「VERSACE(ヴェルサーチェ)」を買収
するまでに至っています。

ただ、マイケルコースといえば、手軽にバッグを購入できるイメージ。
ハイブランドとは程遠い理由を考えてみました。

・セカンドラインによる低価格アイテムがメイン
・アウトレットを活用していること

マイケルコースは、

ファーストラインである
MICHAEL KORS COLLECTION(マイケル・コース コレクション)

セカンドラインである
MICHAEL MICHAEL KORS(マイケル マイケルコース)

があります。

価格帯は全く違いますが、ファーストラインを購入しているのか、それともセカンドラインなのか区別がわかりづらくなっています。

アウトレットやショッピングモールにて、手軽に購入できるブランドとして親しみやすさはありますが、ハイブランドとしてのブランドイメージは作れていない気がします。

とはいえ、お洋服はほんとうにこだわっていて、
どんな体型でもきれいに見えます。

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女性らしいライン、シルエットがとてもきれいに出ます。

自分で、買えるようになったら。
マイケルコースで全身を埋め尽くしたいです。

マイケルコースを愛用する芸能人は多く、
ジェニファーロペス、ミランダカー、エリッサ、ジェニファーガーナー、ジョンアレンなどの映画俳優の他にも、ミシェルオバマなど政界の著名人にも愛用されています。


ぜひ、手にとってみてください。

川瀬 沙耶花

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