私がTwitterアカウントを復活させたわけ
お久しぶりになります。堀田いどです。
12月27日のツイートおよび謝罪ツイートで新年早々、友牧民の方々、フォロワーの方々、VERSEⁿのマル・ナナモナさん、ヒトシロ・イツキさん、VERSEⁿの関係者の方々には多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしました。
この場をお借りして再度謝罪をさせていただきます。
お騒がせして申し訳ございませんでした。
私が今回、堀田いどとして再び活動を再開するにあたりまして、
ご迷惑をおかけしたみなさまに私の現在の心境と活動を再開する動機をお話ししなければならないと思い、こちらのnoteにて内容をまとめさせていただきました。
全体像が掴めずにこちらを読んでおられる友牧民の方々もいらっしゃるかと思いますので、まずは事の発端からご説明させていただきます。
《経緯》
2021年の年の瀬も迫る12月27日、VERSEⁿ鯖にてVERSEⁿメンバーによるマイクラコラボが行われる日でした。
私はまだ本格的な「推し活」というものをしたことがなく、
どうしたら「推し」に喜んでもらえるのかわからずにしかし思いは募っていく一方でした。
そんななか、VERSEⁿメンバーの年内で最後のコラボ配信ということで、
私は別のアカウントで何度か見た「配信の実況」をすることにしました。
うまくいけばツイッター上での宣伝にもなりますし、個人的な動機として「配信の実況をすること」に憧れのようなものもありました。
かくして実際に配信が始まり、私はyoutubeでの各視点の配信とツイッターを交互に行き来しつつ、時にはSSを撮って画像をツイッターにアップするなど、目まぐるしくも楽しい時間を過ごすことができていました。
その時までは。
配信が終わり、
「配信の実況」という一つの活動をなんとかやり切ったという安堵感と満足感のなかで改めて自身のツイッターのTLをぼんやりと眺めていました。
ぽつぽつと増えていく「いいね」……。
そんななか、わたしは自身のツイートを見返す中で違和感を覚え始めました。
人数分の配信タグは付いている。
しかし配信タブが一つ、マル・ナナモナさんのものが足りない――。
それは同時に、私が回線上の都合で複窓できたとしても3つまでなので致し方のないこととして、はじめから諦めていたことでもあります。
ですが違和感は留まることなく、形あるものに変わりつつありました。
そうこうしているうちに私のツイートは、先ほど配信されていたVERSEⁿメンバーの方々からも「いいね」をもらいはじめ、
さらには「今日こんなことがありました」というまとめとして画像が使われだしました。
「これは、まずい……」
私の先ほどまでの楽しいやうれしいといった感情は色を変え、不安から焦りへと変わっていきました。
その感情のうねりのなかで、過去に垣間見たvtuber界隈における熱狂的なファンによる一般的なファンへの誹謗中傷の書き込みが、私の頭の中で記憶の底からもぞもぞと這い出てきました。
「もしかしたら私も叩かれるかもしれない……」
そう思った時には、すでにツイッターに書き込む指が動いていました。
当該のツイートは先立って削除してしまったため、細部が異なった表現になっていますが、おおよそはこのような内容だったと記憶しています。
こういったツイートをして予防線を張ることで、叩かれずに済む。
その時はこれでよかった。
そう思っていました。
ですが2,3日経つにつれ、次第に自分はとんでもないことをしてしまったのではないかと徐々に不安に駆られるようになりました。
マル・ナナモナさんに対して漠然とした申し訳なさを感じながら、ある配信を視聴していて、それは確かなものへと変わりました。
「VERSEⁿが好きな人に悪い人はいないんだ」
ナナモナさんがぽつりと呟いたそのとき。
私は、はじめて事の重大さに気づきました。
自分の弱い心を守るために居もしないリスナーをでっち上げ、被害者になることで身を守ろうとしていた自分を恥じました。
私はなんてことをしてしまったのだろう!と。
しかし、気づいたのは2021年の大晦日、23時。
この罪悪感とともに年を跨いではいけない。
その一心で私はナナモナさんに謝罪のマシュマロと、友牧民のみなさんへの謝罪ツイートをしました。
新年早々、本来ならばお祝いムード一色のツイートで埋め尽くされるはずのTLに、独りよがりの、罪悪感にまみれた墨色のツイートを点々と8つ残して、私はアカウントを消しました。
《現在の心境》
それから数日の間、私は自分を責め続けると同時に、自分自身がとても恐ろしくなりました。
全くといっていいほど周りが見えていなかった。
特別に思うひと(推しであるイツキさん)以外、その周囲に本来いるはずのひとたち(VERSEⁿの他メンバーやそのリスナー)の気持ちを全く考えていなかった。
「果てはサイコパスか?それともストーカー?」
不安に思う日もあります。
ですが、それと並行して不適切ではありますが、感謝もしています。
それは私に、そういった極端な心理的傾向があるのだと、教えていただけたことです。
知っていれば、今後の他人との付き合い方に関しても「自分にはこういう極端な傾向がある」から一歩離れて話すつもりでいよう、といった「対策」を講じることができます。
そうすることで大切な人やその周りにいる人たちも傷つけずに済むようにもなるはずです。
すぐに、すべてが変えられるわけではありません。
ですが、私は「知ることができた」。
それならばきっと変えられるはずです。
《活動を再開する動機》
私がどんなに変わろうと、
私の不用意な発言でマル・ナナモナさんや友牧民のみなさんを傷つけたことは事実です。
ですので今後、私「堀田いど」はTwitter上では発言を控え、イラスト創作活動に専念していきます。
分断する意図がなかったとは言え、ショックを受けた方々がいらっしゃるのも承知しています。
しかし私は5年かけてやっとイラストを完成できるようになりました。
ここまで来るのに、父と母の期待、弟の進路、お世話になった職場……
多くのものを犠牲に、裏切ってきました。
それらはもう決してもとには戻せません。
その覚悟でイラストを描けるようにとなりたいとしがみついてきた。
しかし続けていくなかで、もはや諦めないことだけが目的になっていた私に
「創作意欲」という息吹を吹き込んでくださったVERSEⁿのヒトシロ・イツキさんには本当に感謝しています。ありがとうございます…。
なので私は、これからも描き続けようと思います。
情に訴えかけるなど、姑息かもしれません。
ですが、私にも退けない理由があるのです。
マル・ナナモナさん、友牧民のみなさん、ごめんなさい。
私はtwitterの片隅で描き続けたいと思います。
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