PUNKY LASHES

子供の頃、近所に頻繁にすれ違う 謎の女性 が居た。
ベリーショートの髪は金髪なのか白髪なのか不明。
昭和eraの当時、
ストレッチのジーンズはあったのだろうか？
両足を滑り込ませるには、さぞ大変…
と思われる細身のパンツを蛇革風ロングブーツにイン。
ライダーズジャケット風のベージュの革ジャンを
これまたかなり小さめに着用。
贅肉ゼロ。
彼女はキモチにも贅肉は付いていなかったと思う。
ダンサーかな？
年齢不詳で明らかに高齢だけど、おばちゃん度数ゼロ。
とにかくスタイルが良く、ニコリともしないけど
眉間の皺は無かったように思う。

あれから数十年が経って、
忘れかけていた彼女の事をふと思い出す。
「あんなオトナで居たいかも」って。
佇まいに隙がなく、とにかく姿勢がよかった。
正体不明だけど、確実に何らかの
「プロフェッショナル」と感じさせる風貌。

今更ながら、風貌 は大切だと思う。
オリジナルであるべきだし、
やりたいようにやってこそ人生…かも。

パームスプリングスから来日していた
クラウンのハーポの事も、近頃よく想う。
日本での彼は、ゴルフの試合だけではなく
食事の席にも、このスタイルで登場したらしい。

衣裳の詳細をあらためて観てみると、
カフスにまで丁寧な刺繍。
手袋のスタッズは、Hのカタチに！
プロフェッショナルを楽しんでいる◎
こんな姿にワタシは深く感動する∞

我が家の冷蔵庫は、ハーポのマグネットでいっぱい。
どれも同じデザインじゃない。
トーナメントのスポンサーや、スローガン。
あらためて彼の仕事の細やかさを知る。

新しい季節に向けてのイメージトレーニング。
八王子の MODE OFF で購入した
GUCCI のサングラスを磨きながら、
今シーズンのスタイルについて考える∞

着用予定の無いPUNKY LASHESは、
名店Hot Orangeにて販売開始
https://hotorange.theshop.jp