【占いって恥ずかしい?】統計でも科学でもない「占い」を活用するということ
こんにちは。ほともこです。
昨晩配信したメルマガに反響があったので
今日はこちらでもシェアします。
内容は、ほともこが「占い」について
思うことをあれこれです。
これは先日
私がfacebookのタイムラインに
掲載した独り言です。
いつもより多くの
「いいね!」をもらいました。
◆占いは統計でも科学でもない
以前からお伝えしているように
占星術をはじめとした「占い」は
統計でも科学でもありません。
「因果関係」が証明できないものです。
ただし経験値から
「統計的」にみていくことはできますけども
根源にあるものは統計ではないんですね。
新月や満月に出産や事故が多いとはいえ
みんなが出産したり
事故を起こしているわけではない。
だから「因果関係」は証明できない。
ですので占星術なら
「天体配置」と「現実の出来事」の間に
「相関関係」があるという前提で
読み進めていきます。
◆そもそも西洋占星術とは
「上なるものは下なるものと似ている」
これは、錬金術の始祖ヘルメスが残した言葉です。
古代より
天上の「大宇宙」と
地上の「小宇宙」は
同じ神から生まれた
根源を同じくしているもので
呼応し合っている と考えられてきました。
西洋占星術はこの「呼応」を読み解く智慧で
大宇宙の10の天体の配置から
小宇宙の地上のわたしたち個人の内面と
それに伴う行動と現実を
読み解くことができる、と考えます。
繰り返しになりますが、
私もあなたも、
この地球のすべてのものも宇宙も、
みなすべての根源が同じだ、
という考えを前提にしています。
だから根拠を明確に、
説明も証明できるものではないのです。
西洋占星術は神秘学であり
オカルト領域なのです。
しかし、占術の中でも
占星術はロジックや仕組みがしっかりしており
イギリスなどのヨーロッパで
アカデミックに研究もされてきたこともあり
客観的かつ論理的に説明しやすいことで
現実的な印象を受けるのかもしれません。
◆占いって恥ずかしいですか?
わたしのメルマガやブログを
ご覧になっている方は、
天体配置と私たちの間に
なんかしらの関連があることを
感じていらっしゃるから
今もこうやってご覧いただいていると思います。
ですが、占いを信じていると
周囲から思われることは
現代社会ではいまだに
恥ずかしいことのようで
たまに正面から占い師であることを
馬鹿にされたり
蔑まれる言動をされることがありますし
無料で占え、教えろと
当たり前のように言われることもあります。
(そういうときは「失礼じゃないですか」とはっきり言います)
私は占星術師で
占いを生業にしていますし
そのことを
まったく知らぬ人に言うタイミングは
見計らいますが、
この仕事をもう恥じることはありません。
でも、以前の私は占い師である自分を
受け入れきれなかったし、
こんな根拠がない怪しいものを
仕事にしている自分って一体どうなんだろう。。。
好きでいいものだと思うけど
世間体が気になってしまい
葛藤がつねにありました。
◆星占い?大好きですよ!
葛藤のある時期は
「私は他の占い師とは違う。占星術は星占いじゃない。」
というアピールをしていましたし
「占いは嫌いだけどほともこさんの占いは好き」
と言われては喜んでいました。
いやいや。でもね。
他の占い師さんの存在があり
諸先輩の存在と積み重ねがあるから
わたしはこうやって占星術を多角的に学び、
発信することができ仕事にもできました。
またメディアから星占いの執筆があれば、
西洋占星術の知識をフル活用して
使えて楽しめるものになるよう努めます。
占星術をまじめに学ぶほど
エンターテイメント要素をもって
楽しく分かりやすく伝える
星占いの記事を書くことの難しさを
痛感しています。
そもそも星占いがあったから
西洋占星術を知り
西洋占星術を学ぼうとおもったわけです。
エンタメ的な占いを否定したり
占星術は学問アピールをすることで
自分は怪しくない!
と、真っ当なふりをしていることこそ
自分自身が「占い」というものを
蔑んでいるということだし、
それは「占い」を仕事にしている
自分を否定していると気づいてから
もう否定することは止めました。
言い訳も止めました。
すると不思議なことに
面と向かって
馬鹿にされたり蔑まれることが減り
逆に西洋占星術や占いに対して
肯定的な人たちが周りに増えていきました。
まさか!と思うような方から
ご依頼いただいたり
一緒にお仕事をさせていただけるように。
今でも
「占いは嫌いだけど、ほともこは違う」
と言われる方もいらっしゃります。
悪意が無いのも分かるし
お気持ちも嬉しいのですが
「私は占い師です。
仕事のツールである占いを
そして私がいる占い業界を蔑まないでください。」
ということは、お伝えするようにしています。
◆スピ業界でも差別される「占い」
占いって面倒なのは
スピリチュアル業界で
神や天使などの言葉を降ろすと
される方からも蔑まれることが珍しくないこと。
依存させる、だまされる、決めつける。
占いにはそんなイメージが
あられるのでしょうか。
だから
「占いではない」
とあえて強調するスピ系の方もいる。
ですが、私が思うに
スピリチュアルな方の
神おろし的なリーディングにしても
ホロスコープを読むことにしても
今生きる世界の常識や思い込みをこえて
普遍的な大きな視点で物事をみること
そして「集団意識」という
私たちの大いなる意識の集合体に
アクセスして情報を伝えるという点では
ツールが違うだけでやっていることが
同じなんではないかと思うのですよ。
ならば他の手段を蔑んで自分上げするよりも
提供するものの質を上げて
喜ばれるようになろう
と思うようになりました。
◆重要なのは占術ではなく、それをどう扱うか
そして、占いにも
西洋占星術、タロット、ルノルマン
四柱推命、算命学、易と様々な占術があります。
そして
この占術だから当たる!
最強!世界一!
というアピール方法もよく目にします。
広告としてそういう文言が
必要なのもわかるのですが
実際はどの占術がすぐれているかは
比較がしようがないことで、
一番重要なのは、
占術をいかに使いこなすか、ではないでしょうか。
つまりどの占術であれ、
使う人の意識と技術というものが
一番問われるものだと思います。
ですから
その占術を使っている自分の
正当性をアピールすることには
意味がない。
それをしているのならば
手段としての占術に食われていて
占い師としての等身大の自分の状態を見誤る。
それこそ占術に依存し自己肥大している
状態ではないかと思います。
いわば、占いは刃物と同じ。
油断すれば自分も他人も深い傷をおわせるが
自分の能力を過信せず
適切につかえば優れた道具にもなる。
占いは、心の深い部分にふれますし
扱いに免許もいらない。
だからより、刃物と似ていると思います。
◆占い師は見えない世界の通訳者
だから「これがあれば大丈夫!」
と妄信するのではなく
そのものの実態を知り学ぶことで
限界をことができるし
同時に活用することができるようになる。
だから私は占いは「信じる」ものではなく
「活用」するものだと思っています。
とはいえ、
すべての人が西洋占星術を学ぶ必要がある
とはまったく考えていません。
それは、すべての人が
英語を学ぶ必要があるわけではない、のと同じ。
占星術師は、ホロスコープの通訳者。
あなたのお気に入りの通訳者をみつけて
その人から得た情報を
自分なりに活用していけば
いいのではないでしょうか。
わたしも読者の方の
選択と行動を後押しするという意味での
「活用できる占い」を目指した
ホロスコープの通訳者なのです。
◆2020年からは占星術の時代!?
上記で少し触れましたが
2020年12月に木星と土星が水瓶座で重なります。
水瓶座は地域や時代を超えて
通用する普遍的な原理原則を求めるサインで
一見関係のないものの間に
共通点を見出し繋いでいく性質もあります。
そういうことから
「占星術」も水瓶座が象徴するのです。
とするならば
宇宙の天体と私たちとの間に
相関関係があると考える西洋占星術が
もっと社会に受け入れられ
活用される時代になると思うのです。
2023年には冥王星も
水瓶座に入るので
さらに、となるでしょう。
そういった意味でも、
今から西洋占星術の仕組みを学ぶことは、
これからの社会で使われ得る
新たな視点や価値を
先取りして学ぶことになるかもしれませんね。
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