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真言宗では胎蔵・金剛界曼荼羅の大日如来を中心とする多くの仏さまを信仰するところに特長があります。

曼荼羅の仏さまのうち、それぞれのすぐれた功徳により、供養する精霊を極楽にお導き下さるよう、亡き人の初七日から三十三回忌までに、それぞれの誓願と徳を持っている仏様が配置されています。

この忌日ごとの守り本尊が「十三仏」です。

各々の仏様をおまつりしている寺院を巡り、亡き人のため巡拝者自身の逆修回向と現生利益のために功徳を積むことを、十三佛参りと言います。

また、十三体の仏様によっては各自の干支、生まれ年の守り本尊ともなります。

高野山十三仏御寳印帳に御朱印していただきました🙏🏻

 初七日守り本尊 不動明王(南院様)

吾々の心はあれこれと迷い、常に何かを求めて悩み、波のようにゆれ続けています。

又、身の廻りには自分の力でどうにもならない危難や厄災が渦巻いています。

この心の波風や浮世絵の荒波を切りひらいて頂くようお祈りするのがお不動さまとあります。

聖経には、不動明王に祈誓すれば、福寿増長、家内安全、五穀豊穣、息災延命等の諸々の功徳を与えられる事を説かれ、七難即滅・七福即生たちどころに、ご加護を与えてくださるそうです。

弘法大師大師御守本尊 大聖浪切不動明王 御開帳は、毎年6月28日に執り行われます。

今年は、9時から3時までの間、密を避けて順番にお参りできるそうです。

【高野山十三仏寺院紹介】
・不動明王ー南院 干支(酉)
・釋迦如来ー成福院
・文殊菩薩ー釋迦文院 干支(卯)
・普賢菩薩ー普賢院 干支(辰.巳)
・地蔵菩薩ー地蔵院
・弥勒菩薩ー慈尊院
・薬師如来ー龍泉院
・観世音菩薩ー上池院 干支(子)
・勢至菩薩ー赤松院 干支(午)
・阿弥陀如来ー熊谷寺 干支(戌.亥)
・阿閦如来ー高室院
・大日如来ー密厳院(未.申)
・虚空蔵菩薩ー遍照尊院 干支(丑.寅)

高野山十三仏寺院の地図、連絡先が必要な方は、法徳堂にお立ち寄り下さいね😊

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