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納品



信用するなら
信じないほうがいい
おもっていることが
どこかへ飛んでいくから
(つなぎとめるのは数字だけ)

信じるなら
信用しないほうがいい
かんじていることが
どこまでも沈んでいくから
(間違っているのは目盛りのほう)

わからないものを
ゴメンなさいと
納めるほど
わたしは正直ではない

せめて
番号のついた
ありがとうを
捨てにいくまで

どんな扉にも

手はかけない

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