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919 VILLA LONGBEACH (千葉県九十九里)★☆☆☆☆

【ホテル概要】
In 15:00
Out 10:00

九十九里の1組1棟l貸切タイプの愛犬と泊まれる宿。
100平米2LDKの建物に屋外プールとドッグラン付。
定員は6名。

【アクセス】
都心より車で90分

【部屋】 

↑九十九里の海まで5分のところに位置する。
家から直接は海は見えず、周辺は普通の住宅地。
駐車スペースは3台分あり、広々としていて良い。

↑ビーチテイストなインテリアで統一されている。リビングエリアは吹き抜けなので天井が高くて開放的。
床暖房が付いているので、海辺の一軒家でもまったく寒さを感じなかった。
ダイニング照明はルイスポールセン(1つ約 100,000円)

↑リビングの広さはあまりないので、最大6人で宿泊をした場合に全員でくつろぐことは難しい。

↑洗面エリアと浴室は広々としている。
ここにも暖房が完備されていて良かった。

↑寝室①
ほぼ部屋いっぱいにベッドが置かれているため、寝るためだけの場所。
ベッドはシモンズ製。

↑寝室②
セミダブル×2とロフトベッド×2。
定員6名だが、ロフトベッドを含むので3組で宿泊するのは厳しい印象。

↑寝室からはリビングを見下ろせる。
椅子とテーブルの用途が中途半端なので、ワーキングスペースにするか2階でもくつろげるようにソファ等を置いてほしい。

↑庭には温水プール。犬と一緒に入る事が可能。年間を通して水質・水温管理をしているためいつでも使用が出来る。
とても綺麗に手入れされていた。

↑テラスではBBQも可能。
家具も揃っており、犬を遊ばせながら楽しく過ごせそう。

↑芝生は100坪のドッグランエリアとなっている。すべて壁で囲まれていているので安全面に配慮されていてよかった。

↑庭の外には看板や民家が見えるのでリゾート感はない。

【設備】

↑基本的には食材を調達して自分たちで調理をするスタイル。
調理器具は数多く揃っている。食器類も含め、高級感はないがとても清潔に手入れされていて安心して使うことが出来た。

↑鍋とBBQの器材は追加料金が必要。
追加分はチェックアウト時に現金で精算が必要だったので手間がかかる。

↑ネスプレッソとmighty leafは自由に飲む事ができる。

↑冷蔵庫は空。
キッチンを使って自分たちで食事を用意するので、水や使い切りサイズの調味料くらいは用意してほしいところ。

↑ワインセラーやクーラーが置いてある割にグラスがワイングラスと呼べるものではなく、チープな感じがして残念。

↑海が近いので洗濯機は嬉しい。タオルも多めに用意されていて良かった。

↑大人数で泊まる場合、タオル掛けが充実しているのは地味に嬉しい。

↑浴室にはレインシャワーも。
GROHE シャワーシステム 約140,000円

↑犬用のグッズは基本的なものは取り揃えられているので安心。

↑寝室エリアのクローゼットは家感がすごい。ハンガーもチープ。
正直ここまでのスペースはいらないので、ワーキングスペースなどにしてほしい。

↑プール対策?なのかマットが敷かれている。
キッチンや犬のトイレ周りにも敷かれており、汚したくないのは分かるがゲスト側からすると微妙な気持ちになる。

↑庭には水道があり、海帰りや犬の足洗いに便利。

【アメニティ】

↑男性用アメニティとバスルーム用のみ。
ビッグボトル&使用感があり、気になる。
使い捨てアイテムは歯ブラシすら置いてないので不便。

【食事】

基本的には自分で食材を用意して調理する。
プランによっては地元の食材を用意してもらうことも可能。(鍋orBBQ)

【まとめ】

とても清潔に保たれていて、かなり気を使っているのは好印象。
滞在に不快感はまったくなく、安心して過ごせた。

インテリアや内装はホテルではなく一般的な家といった感じで素材もチープ。基本的な設備は整っているが1つ1つに高級感はない。
間取りも明らかに住宅として作られたものなので友達の家に泊まりに来ている感覚。広さを見ても別荘として6人で寛ぐことは難しく、4人が限界。
寝室も寝るだけのスペースなので合宿感が拭えない。
家族や友人同士で泊まるカジュアルな宿としては良いが、この価格(1泊13万円)を払う価値は感じない。

消耗品(アメニティやキッチン周り)は何も用意されていないので、すべて持ち込む必要がある。ビジネスホテルですら用意されている物が置いてないので到着してびっくりすることも多そう。

価格帯を考えるとスペシャルな滞在を期待してしまうので、ホテルのような便利さ&サービスもしくは一棟貸しならではのおこもり感や非日常なリゾート感がほしいところ。