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TRUNK HOTEL(東京都渋谷区)★★★☆☆(3.8)

【アクセス】
渋谷駅・表参道駅・原宿駅ー各駅からホテルまで約5〜10分ほど

【ホテル概要】
IN 15-24:00
OUT 12:00

全15室のホテルで、そのうち4室あるスイートはそれぞれ異なったテーマで作られている。

【良かった点】

↑DINING SUITEは84平米プラス10平米のロフト付き。
ロフトがあることで天高があるので開放感があり広く感じる。

↑キッチンにはIHコンロを始め、鉄板や魚焼きグリル、オーブンも完備されているので料理の幅が広がる。

↑キッチンツールも豊富なので不自由することはなさそう。

↑食器類もかなりの数が揃えられており、和洋問わず料理を楽しむことができる

↑天井にスピーカーが取り付けられているのでTVや映画を見るとき、音楽を聴くときなど臨場感や迫力のある音が部屋に広がる。

↑スリッパではなくビーチサンダルが置かれており、持ち帰ることも可能。
シンプルなデザイン・作りもしっかりしているので実際に持ち帰った。
(ただ、ストッキング着用の女性などには使い勝手悪い)

↑冷蔵庫内は充実しており、商品ラインナップもお洒落。
TRUNKのオリジナルロゴ入りのものが多いのも印象的。
(ソフトドリンクのみ無料)

↑備え付けられていた鉄板で肉や野菜を焼いて鉄板焼きが楽しめたり、それ以外のつまみ系やパスタなどはインルームダイニングでの注文も可能。
ワインセラーもあるので、家でホームパーティーができない(orしたくない)人などでも気軽に楽しめる。片付けをしなくていい点も良い。

【気になった点】

↑cadoの空気清浄機(¥55,000)は26畳用のため部屋の広さに対して稼働力が足りない。窓を開けて換気もできないので調理の匂いや鉄板焼きの煙ぽさがかなり残る。
バルミューダの加湿器(¥43,000)も加湿力が足りず終始部屋が乾燥していた。
寝室に加湿器がないのも残念。

↑ロフトはエアコンの風が至近距離から出てくるのでさらに乾燥がひどい。
冬場は静電気もひどく、寛げるスペースとは言えない。

↑ミニバーの品揃えは悪くないが、箱に入っている中のものが有料。
箱の中にはシートパックやスキンケア商品なども入っており、食品の中に置いてある不自然さと、ホテルのオリジナル商品にしなくて良いので無料で洗面スペースに置いて置いてほしい。

↑シンクに置いてあるスポンジは個包のものであると新品であることが明確にわかって安心して使える。

【アメニティ】

↑オリジナル商品が多い。デンタルフロスがあったり、歯ブラシセットが持ち帰られるような仕様になっているのが印象的。

【総評】

今回の総評は星3よりもやや4よりで、星3.8。

全体を通して楽しく過ごす?ことができるホテルではあったが、
①「気になる点」の数こそ少なかったものの、換気の悪さや乾燥がひどいなどのホテルで過ごす空間の中で重要な項目が欠如していたのが悪目立ちしてしまった。
②食事なしでの宿泊費(15万円/2人)に対しての評価と考えると少し物足りなさがある。朝食付きか、2人で12万円くらいの宿泊費であれば満足度も高くなるように思う。
という2点に伴い総評も少し低くなった。

しかし、今回宿泊したDINING SUITEの部屋にはキッチン周りがかなり充実しておりIHに加え鉄板も完備されていた。食材を調達して友人達を招き、鉄板焼きをして楽しむなど自宅で過ごす以上の満足感を味わうことができる。友人以外にも社員や仕事の関係者で集まり、身のある時間を過ごすことができそう。

ただホテルに滞在するのではなく、滞在するその先の体験ができる。という点からするとリピートしたくなるホテルだと感じた。