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脇本平也『宗教学入門』を読む 第23回

第六章「宗教的実在観」

4「神と法」(第六章のまとめ)
実在観①人格的神、②非人格的法

人格的神:絶対性・超越性を理論的に徹底していくと無相の神という性格を帯びる。抽象化が進むので、非人格的法に近づく
非人格的法:人格のうちに具現化される局面に焦点をあてて、その人格の優越性を強調していくと、有相の超人間的な諸仏・諸菩薩となり、人格的神に近づく

人格⇔非人格、神⇔法、有相⇔無相は連続性のあるスペクトル、流動性がある

これらの「実在」をよりどころとして、宗教生活が展開されることになる

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