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脇本平也『宗教学入門』を読む 第20回

第六章「宗教的実在観」
ここからは、第五章でアウトラインしたものを一つずつ詳しく深くみていく
特に次の3章(6, 7, 8)は、宗教の思想的側面を実在観、人間観、世界観に分けて考察する

1「実在観の諸相」(第五章のイントロ)
それぞれの宗教における「根本概念」、真実の存在・理法、究極的な根拠、最終的な拠り所
キリスト教の「神」、原始仏教の「法」
これらの説明、信念体系を「実在観」という

人格的or非人格的(キリスト教の神は人格的、原始仏教の「法」は非人格的)
一元的or二元的or多元的(一神教は基本、一元的。ゾロアスター教のように善悪二神は二元的といえる。ギリシャ神話などは多元的)
人間から近いor遠い(人間とかかわりを持とうとする神、人間がかかわろうとする神、哲学的に語られるのみで、人間生活からは遠い神など)

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