せい(2024/7/2)

とりあえず、ぼちぼち消化していきたいアニメや本のめどを立てた。

本はラノベも一般書も新書もあるのだけど、とりあえず10冊ぐらいっぽい。

アニメは今期(といってももう終わってしまったが)の残りがいくつか残っていて、そこにウィクロスとか天国大魔境とか5本ぐらい溜まっている

とりあえず今日で『天使付き』と途中で放棄していた『たんもし』の残りを見終えました。アニメって結構サクサク見れてマジでいいな。

『天使付き』、めっちゃおもろいとかではないし、正味見なくていい寄りのアニメなんですが、見ると安定したクオリティで迎えてくれる感じが好ましかったです。なんだかんだちゃんと完走した数少ない枠ですし。ファンタジーな存在とのドタバタ同居ラブコメ、もう幾度となく見てきた建付けだし、そこに抗うような意外性を必要以上に打ち出すことなく、キャラの可愛さで勝負しようという点に潔さを感じた。

『たんもし』は、ぶっちゃけあんまり理解できていない。特に後半。シエスタがヘル(=アリシア)の身体を心臓を媒介にして乗っ取り、記憶を無化した結果、肉体の記名としては「夏凪渚」だけが残った(シエスタ=ヘル=アリシア=夏凪渚になった)ということ?

あんまり理解してないんですが、夏凪渚って昔の記憶とか持ってないんだっけ?夏凪渚の過去(つまりシエスタが死んで夏凪渚になった1年前よりさらに前の記憶)ってないんだっけ?夏凪渚の親周りの話とかも特にしてなかったのか?

あとアリシアって見た目が幼いだけで年齢的にはちゃんと君塚と同い年って認識で良かったの?この辺もあんまちゃんと理解できてないわね。

それらを踏まえた上では……そこそこかも。正直ミステリではない。探偵小説ですよね、推理小説ではなく。なんかこの辺は坂口安吾あたりがぐにゃぐにゃ書いていた気がしますが、要するに探偵が解く謎にフォーカスがあるのではなく、謎を解く探偵(というキャラクター)にフォーカスが当たっている。それを前提にするなら、そこそこおもしろかったのかなと。

シエスタのキャラ性はいい。建付けも素晴らしいと思う。SPES周りのデザインは全体的にちゃちい。いろんな要素をごちゃまぜにしてやってやろうという試みはおもしろいと思うし、実際ある程度は成功しているように思う。

おおむねそんな感じでしょうか?個人的には「友達」や「恋人」に当てはまらない特別な関係が好きなので、探偵と助手のまま締めくくろうとした点は非常に好ましいです。いやラブコメ描写もはちゃめちゃに好きですが、それはあくまで探偵と助手という重力の内側で生まれる良さだから。

まあそんな感じかな。しかしラノベってみんななげーですね。4巻ぐらいで終わりませんか?わたしは『イリヤ』が4巻で終わってるんだから、それ以外のラノベもそんくらいで終われよって普通に思ってますよ。俺ガイルも6巻で終われよって思ってたし。ふつうに長いのがニガテなんだな。

あー、じゃあまあ終わります。今日はこれからポールプリンセスを見るかもしれない。見ないかもしれない。

お疲れ様でした。

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