がんばっている(2024/7/9)

『探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。』を読みました。ちゃんと読んだ。偉すぎる。

内容的には……まあ、可もなく不可もなく。結構ガジャガジャしているので、加点方式でラノベ読む人の方が向いているかなと。

あらすじの時点でわりと『ハルヒ』じゃんみたいなことは言われていたんですが……まあ『ハルヒ』っぽさはあるよ、正直。設定的にね。

ただ『ハルヒ』が本質的にソリッドなSFかつ「どうすれば特別になれるのか?」という思春期的な(終わりなき日常的な)セントラルクエスチョンを主軸に据えたボーイミーツガールであったのに対し、『たんすい』はもっとジャンクに、アニメや神話やミステリやファンタジーの要素がたくさん詰め込まれた作品だなと思う。そうした要素の一つ一つがメタファーとして、いわば批評的に機能しているということもなく、あくまで純粋なエンタメ小説として書かれ、そして読まれていると思う。

意外とミステリの部分は悪くなくて、なるほどな~と思ったりした。ロジックも通っているように見えて、この辺は実は結構上手いことをやっているんじゃないかと。あと最後の謎のオチの付け方もよかったです。本格派ではない気がするが。いいんですよ、要は建前と論理なんだから。

そんなもんかな……『恋がさくころ桜どき』を買ったけどインストールができない。正確に言うとStart.exeが起動してくれない。3000円……。まあいいです。どうせ今すぐやるわけじゃないんで。思い出したときにまたやります。

わたしって音楽のジャンルとしては「ポスト・ロック」が好きなのかなと思ったけど、ポストロックの始祖らしいシガー・ロスという海外のバンドを聴いたらぜんぜんしっくりこなかった。

toeとかひとひらとか、ああいう邦ロックのバンドが好きなんですよね。ドラムが細かくて、変拍子(4/4拍子じゃないという意味でも、曲の途中で拍子が変わるという意味でも)で、ギターはクリーン目、対位法的というか、各楽器のリフが隙間を埋めるように配置されている……みたいなイメージです。

最近はマジでひとひらずっと聞いてますね。『つくる』は良いアルバム。少し前はBeachside talksっていうドリームポップ系のバンドを聴いてました。これもかなり好き。その前はどうめきですね。オルタナというか、ギターが鋭角でうるさい感じで、こっちもかなり良かった。

なんだかんだ直近はインディーズ聞く機会が多いかもですね。あとはアニソンとか電音部とか。電音部はね、キャラのことまったく把握してないけどちょいちょい聞いてます。MoeShopが好きだから。

そんなもんかな……。改めてマイブラ聞こうかと思ってとりあえず『Loveless』とか聞いてる。明日は『体育館の殺人』とか読もうかしらね。でもちゃんとしたミステリはある程度まとめて読みたいからな。もはや読書って感覚でやっていて、キャラの名前とかな~んにも覚えてないんだけど。だから登場人物たくさん出る系の話はしんどいんだ。

新書でもいいな。あとは『魔女推理』の続刊とか。こっちの方がいいかも。ほなこれでいきますかね。その予定で。

じゃあそんな感じで、明日も頑張っていきましょう。

お疲れ様でした。

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