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【プリコネR】トルペドン(2022/02-5boss)のUB

 こんばんわぁ。2月 Blue elfin 所属のてるんもうぃんたーぱれーどです。元はモバP系列の引きこもりでした。今後の予定はまだ秘密。

0.初めに

 TL検証をするときに、キャラについて考えることは当然大事だが、ボスについても考えるべきことはある。どちらからの方がいいかは時と場合だし、また、どちらか片方ばかりを一度に1から10まで進められるものでもないので、難しいのだけど。

 今回は、2022/02のトルペドン(5boss)に対して、あたしが行った軽い検証のメモを残しておこうと思う。何かの役に立つかは知らない……。

1.思い立ち・前提

 あたしがトルペドンに対して「一度TL弄るのやめてよくボスを観察しよう」と思ったのは、複数人で5ボスのクリチカにゃる編成(マホ / クリチカ / にゃる / ネネカ / プリコロ)を触って遊んでいる時に、敵のUBが1秒間隔で連発されたのを教えてくれた人がいたからだ。確認できたのは見つけた順に、「11s→10s」「3s→2s」「15s→14s」の3つ。TL終盤ではキャラのTP上昇がカンストの250に到達していることもあり、被弾が大きい敵UBはおいしいので、仮に上記の3つを安定して全て発生させることができれば、いい打点が出ると思った。

1-1.トルペドンのTP獲得方法の確認

 トルペドンのTP獲得は、

・クリチカ生贄編成の根幹である、妖精の討伐(今回はネネカの分身も)
  →討伐TP:1匹 200
・ボス自身の行動
  →行動TP:1行動 90
・ボスの被弾(だいたいにゃるUB)
  →被弾TP:500 * (被ダメ) / (2700万)
・小魚(召喚するヤツ)によるTP配布
  →配布TP:小魚の個体によって異なる(後述)

の4種で、ここにTP上昇補正(トルペドンはTP上昇5なので、*1.05)がかかってくる。4つ目があるのが特徴的なボスだ。

1-2.1s連発ではない時の確認

 ほとんどの場合トルペドンは、UBで4匹(妖精*3+分身*1)を倒し、その後1行動挟んで次のUBを撃ってきている。この間に討伐と行動で稼いでいるTPは、

 ( 200 *4 + 90 *1 ) *1.05 = 934.5
            = 1000 -65.5

なので、キャラの殴りか小魚の配布で 65.5 のTPを与えているはず。確認してみると、

殴りで65.5のTPを稼ぐには、
 65.5 /1.05 /500 *2700万  = 337万くらい
小魚の配布TPは少なくても 105 ( >65.5 )

 小魚からの配布がある場合にTPが1000を超えるのは確実。そうでなくでも、1行動する隙(4sや5s)ににゃるが337万以上稼いでいるのは確かなので、どちらにしても1行動毎に撃ってくるのは納得できた。

1-3.1s連発される条件の確認①

 そもそもなんで1sマージンで撃たれるのかといえば、行動を挟んでいないからだ。「行動終了>直後UB>待機モーション中にもう1回UB>次の行動>…」ってなっている。「UB~1s後UB」の間でのTPは、

確実に獲得しているのは討伐TP(行動TPはなし)
 200 *4 *1.05 = 840
       = 1000 -160
160のTPを殴りのみで補うには、
 160 /1.05 /500 *2700万 = 823万くらい

 直後の行動によるが、トルペドンの待機モーションは長くても1.5sしかない。その間に823万を稼ぐのは無理わよ!つまり、被弾TPだけでは連発は起こらないということ。なので、連発される時は小魚からの配布が絡んでいるのだろうというところまではわかった。

2.ボスについて調べる

 待機中に受け取る、小魚からのTP配布がトルペドンのUB連発に噛んでいるとあれば、ボスの行動や小魚について調べざるを得ない。小魚を召喚するスキルについても知る必要がある。ただ注意したいのは、キャラほどではないにせよ、ボスの行動もズレる可能性があるということ。

2-1.ボスの行動を実践と同期させる

 キャラの行動は、何もせず放置している時と比べて、実践では大きくズレ込むことは誰でも知っているだろう。要因は4つ。

・行動中のUB使用によるモーションキャンセル
  →消したモーション分だけ速まる
・行動速度バフ・デバフ
  →待機モーションが縮んだり伸びたりする
・UB硬直
  →UBを使うと、直後に特殊な待機が割り込んで遅れる(硬直0f= 硬直なし もいる)
・行動阻害
  →スタン、麻痺、ノックバック、ノックアップ、など

 ボスの場合、UBは全てオート発動なのでモーションキャンセルUBは起り得ないが、行動速度変化やUB硬直は持ってる場合がある。また稀にだが、一部の行動阻害が効くボスもいる。

 ボスのUB硬直を調べる方法はキャラの場合と同じで、UBを撃たせた場合と撃たせなかった場合の動画を撮り、比較してズレを調べればいい。トルペドンのUB硬直は0fだった。UBをたくさん撃っても少ししか撃たなくても、それによって後ろの行動がズレることはないというわけなので、ありがたい。

 ただ、こいつはUBの追加効果で速度バフを持っている。効果時間は18sで、クリチカ編成では最初にUBを撃ってから18s以内には必ず次のUBを使うので、「最初にUBを撃つのがいつか、のみ」が後ろの行動に響く。

 以上2つと、クリチカ編成では最初の敵UBを1:00以外にすることはなさそうということを併せて、「ボスUBを1:00と、以降18s以内で撃たせながら、90s通しでボスを眺める動画」を撮れば、実践と違わぬボスの行動に関する情報が得られそうだとわかる。

2-2.ボスの行動を書き出す①

 動画を見ながら書くだけ。秒数は、行動が「始まった瞬間」のもの。

time 敵行動
1:23 唾吐き
1:18 召喚①
1:13 魚雷
1:08 頭突き
1:03 魚雷
0:57 唾吐き
0:54 召喚②
0:50 魚雷
0:46 頭突き
0:42 魚雷
0:38 頭突き
0:33 召喚③
0:29 魚雷
0:25 頭突き
0:21 魚雷
0:17 唾吐き
0:14 召喚④
0:10 魚雷
0:06 頭突き
0:02 魚雷

 小魚の召喚は4回あるようだった。

2-3.小魚について調べる

召喚①で出てきた小魚は、本体の少し後ろで、TP配布量は105 ( = 100 *1.05 )
Aと名付ける

Aが登場したちょいあと
ABCがいて、Aが動いている

召喚②で出てきた小魚は、本体のかなり後ろで、TP配布量は157 ( = 150 *1.05 )
Bと名付ける

Bが登場したちょいあと
ABCがいて、Bが動いている

召喚③で出てきた小魚は、本体の少し前で、TP配布量は262 ( = 250 *1.05 )
Cと名付ける

Cが登場したちょいあと
ABCがいて、Cが動いている

その後 C を殺してしまっている
召喚④で出てきた小魚は、また C

 どうやら、小魚は増えれば増えるほど配布量が強いのが来る(= 今いない中で弱い小魚から順に呼ばれる)ようだ。召喚③以外で召喚された小魚を殺した場合については、別の動画も参照した(それを知るだけなら、敵の行動を実践に合わせる必要はない)。

2-4.ボスの行動を書き出す②

 各召喚で呼んだ小魚のTP配布タイミングを、先のボス行動に書き込んでみる。召喚①で呼んだ個体によるTP配布があったタイミングが、点線右の赤。同様に、召喚②が紫、召喚③が青、召喚④が緑。

召喚③で呼んだ個体の付与タイミングについては、別の動画も参照した
(先の動画では途中で殺してしまっているので)

 なるほど、14s、10s、2sでUBが来る原因がわかってきた?

2-5.1s連発される条件の確認②

 ①で確認した通り、160のTPを補う必要があるのだった。

Aからの付与があった場合
 160 -105 = 55
 55 /1.05 /500 *2700万 = 283万くらい の殴りが必要

Bからの付与があった場合
 160 -157.5 = 2.5
 2.5 /1.05 /500 *2700万 = 13万くらい の殴りが必要

Cからの付与があった場合
 160 < 262.5 配布があれば必ず足りる

3.小魚のおいしい扱いを考える

 先の表の枠ありは、本体待機中のTP付与である。ここが連発の狙い目。でも、与ダメ283万を1sで稼ぐのは厳しいので、その配布がAからのものではダメっぽい。

 召喚①は枠ありが3つもあって美味しそうだけど、1回目の召喚なのでAしか入り得ない。64s、55s、47sは諦めるしかなさそう。

 次に枠ありが多いのは召喚③の2つ。召喚③の時点で既にAが居ればBが来てくれるので、狙いやすそう。

 召喚②については14sが狙えるが、召喚②までAが生存できる可能性がかなり少なく(召喚①で呼んだAは、どうしてもレイとシャバレに被弾する)、運ゲーになってしまうのがネック。また、仮にそれが叶っても、召喚③でAを呼んでしまってはトータルで見て損(14sを拾う代わりに10s2sを捨てることになる)なので、召喚③ではCを呼ばせなくてはならない。でもCは本体より前にいて壁になるので、10sまでは絶対に死ぬ。(というか攻撃の邪魔なのでCは登場禁止!)

 よって、

召喚①でAが来るので倒す(勝手に死ぬ)
召喚②でAがまた来るので、そちらは生かす
召喚③でBが来るので、少なくとも2sまでは生かす
召喚④でCには来てほしくない(攻撃の邪魔)※

が、理想だとわかった。結局、14s10s2sの全部乗せは無理で、14sは諦める必要があった。

 また、※は難しいということも考えないといけない。「Bが生きてるのにCには来て欲しくない」ってことなので、Bを生かしながらAを殺し、次またAに来てもらわなければいけない。このためには、「Aが生きている>召喚③が始まる>Bが出てくる前にAを殺す>Bが登場」とせねばならないので、TLを作る際にレイかシャバレを調整し、召喚③付近に合わせる必要があるだろう。

4.後日談

 ↑まで調べるのに2時間かかった。TL検証があたしより強い人にこのことを伝えて、あたしは寝た。起きたら6800が出来ていて、それがしばらくしたら7000に増えた。

 この人は本当にTL検証つよつよなので、別にあたしがここまで調べなくても、作りながら再現を取っていって完成させられたと思う。ただ彼が強い検証屋だからこそ、厄介事は先に潰しておきたかった。TL作るのが強い人間には、TL作成だけしてもらうのがいいのだ。
 クラバトは人的リソースの分配ゲーになる部分がある。適材適所で頑張っていきたいわね。あたしはこういった調査が好きなタイプ。

 結局花火編成が出てきて、花火は小魚を殺すのでAしか登場し得ず、配布については考える必要がなくなった。ただそうなってからも、ボスがいつ何をするかのメモについては、多少役に立っていたようなので良かった。

5.余談:TP上昇上限の話題あれこれ

 サジタリウスが辻あゆみに破壊されて、TP上昇の上限250が設定された。それからというもの、ボスの火力設定が強気である。アクアリオスも結構殴ってきて、被弾TPうまうま~だったし、トルペドンでは久々にクリチカ生贄が刺さった結果、速くも上限の250を叩いた。

5-1.「やってる」ボス

 実は、2月はキャラ側だけではなく、ボス側にもTP上昇250がいた。4,5段階目のバジリスクだ。このボスは元々TP上昇が高いことで有名だ(前回登場時は200)が、今回さらに高くなった。でも、プリコネは敵味方で共通の仕様を持っていることも多いので、もしかしたらバジリスクのTP上昇は今後は上がらないかも?

5-2.トルペドンの攻撃の被弾TP補正

 トルペドンのUBには被弾TP補正がかかっている。そもそも被弾TPは、

 被弾TP:500 * (被ダメ) / (MAXHP) * (TP上昇補正) * (被弾TP補正)

つまるところ、「(補正がなければ)死ぬほど被弾して半分溜まる」という設定になっているわけで、今回はここに、TP上昇補正(カンストの *3.5)と、被弾TP補正(トルペドンUBでは *0.6)が乗っている。この条件で死ぬほど被弾すると、獲得TPは1050になるので、TP消費軽減が0のキャラでも、うまーーーーーく被弾すればUBが必ず撃てるってわけ。狙ってそうしたのかな?とも、ちょっと思う。

6.終わりに

 大したこと書いてないのに長くなった。まぁ、丁寧ってことにしておいて欲しい。クラバト期間中は時間も限られているし、自分で思考してる時はスプシ1枚にちょこちょこ数字入れて終わりにしてしまうけど、あとから見返すと自分でもわかりにくいので、まともな形でまとめておきたかったというのもある。

 また、先に貼った7000の動画の真価は、この記事に書かれているような内容でははなく、キャラ側のTPが良く管理されたTLにあるので、キャラの動かし方に注目して動画とTLををよく見てみると、TL作成の勉強になるかもしれない。ムズいけどな。

 ではまたどこかで(/・ω・)/

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