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親知らずを抜くとコロナになる

ちょっと近況報告。
4月の末、左上端の虫歯を治療するために邪魔になっていた親知らずを抜いた。親知らずは真横に生えていて、奥歯を真横から強く押していて、奥歯と親知らずの間にあるほんの隙間から虫歯になっていた模様。麻酔を打って、テコとかペンチとか、かなり原始的な方法で親知らずを抜いた。もちろん、激痛よ。違和感しかないし、穴に食べカスが詰まるし、なにもいいことがない。
と、親知らずが抜けた場所に、ポッコリと穴が開いた。抜けたところがくぼんだのではなく、頬の裏あたりに広がる副鼻腔という空間まで貫通してしまったのだ。当然、副鼻腔に雑菌が入り、副鼻腔炎、つまり、蓄膿になってしまった。常に、副鼻腔と貫通している穴から膿が口の中に流れ込んできて、気持ち悪いし、まずいし、くさいし、日常生活が送れないレベル。歯医者に訴えるも、「穴が埋まれば治りますから」とスルーされてしまう。これが5月の中頃。
5月の後半、仕方なく耳鼻咽喉科に駆け込むと、「抗生物質を飲めば治りますよ」とまたとてもライトな対応。しかし、もらった薬を飲みほしてもなお、膿は滝のように流れ落ちてくるし、頭は痛い。医師に「膿を吸い出すか、鼻の中を洗ってほしい。でなきゃ、大きい病院へ紹介状を書いてほしい」と懇願するも、最近の薬はよく聞くから様子を見ましょうと取り合ってくれない。これが6月の上旬。
飲み干した薬がほとんど効かないため、ついに医師が「紹介状を書く」と言った。その場で書いてくれるのかと思いきや、「では次回、来院したときにお渡しします」と言われてしまう。これが6月の半ば。
その翌週。薬を飲みほしたのに、頭が激痛。顔全体が痛い。それどころか、体中が痛い。これも蓄膿のせいだ・・・と恨みに思いながら耳鼻咽喉科に行くと、「コロナですね」って、おい! どうして、もっと早く紹介状書いてくれなかったんだよー。何度も耳鼻咽喉科に通ってりゃ、コロナにもかかるだろうよ。おかげで、家族が順番にコロナにかかったじゃないか。1週間、家族全員がペッチャンコだったんだぞ。
そして、7月12日、蓄膿の手術が決まった。親知らずはよく考えて抜いたほうがいい。

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