1年半後の復活劇、アカウント再開までの交渉の全貌を公開
アカウント閉鎖から1年半後の復活劇!!
アカウント再開までのアカスぺとの交渉の全貌を公開!!
悲劇は突然やってくる・・・。
突然の真贋調査。。。思い起こせば2018年8月。
私のamazonアカウントも閉鎖しました。
当時は閉鎖から3カ月経過すれば引当金が振り込まれていた時期。
まあ、アカウントは閉鎖になったけど引当金は返ってくるだろうと
楽観視していましたが。。。
結果的に引当金はアカウント再開するまで永久に戻ってこず、
とうとう2019年3月には突然引当金の残高がゼロになり闇に葬られました。
アカスぺとの交渉の中で、私自身の初期対応のマズさによって招いた事態。
今思えば、初期対応をもっとしっかりやっていれば違った結果になっていたと思う節も多々あります。
初期対応の重要性を改めて再認識しました。
アカウントが閉鎖するとどうなるか・・・。
・キャッシュフローの急激な悪化
・販路が絶たれる
・大量の返送される荷物との格闘
・請求や支払が困難に
場合によっては死活問題です。
キャッシュフローの急激な悪化により、支払が困難になる場合もあります。
支払期限は待ってくれません。
場合によっては家族が路頭に迷ってしまうようなことも・・・。
そんな同じ状況下で苦しみを味わっている方も多々おられるかと思います。
そんな方を1人でも多く救えればと思い、今回私がアカウント閉鎖から1年半後にアカウント再開させたアカスぺとの交渉の全貌を公開させていただくことにしました。
ちなみにですが、私が真贋調査で当時最初に送った改善報告書です!!
もう、めちゃくちゃですよね。。。
ここから泥沼にはまっていくのでした。。。
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amazonアカウントスペシャリスト御中 ご担当者様
お世話になっております。
SHOP **と申します。
先日ご連絡をいただきました、
ASIN:****の件でございますが、
真贋に関するご連絡があったという事で
大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
また、確認作業のためご回答が遅れましたことを
重ねてお詫び申し上げます。
当店の仕入れ元に確認をしたところ、純正品で間違いないという
回答を得てはおりますが、 amazon様より真贋に関する
ご指摘を受けたことは事実でございますので、
以上の点も踏まえ、ご指摘の全ての商品を返送させていただき、
仕入れ元に調査を依頼致します。
また、これまで出品をした該当商品も全て削除させていただきます。
また、ご指摘いただいた事実は変わりはありませんので
該当される ASIN:*****に関しましては
今後一切amazon様での出品、販売は致しません。
この度は大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。
SHOP ***
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まあ、こんな文章じゃアカウント再開するはずもなく
とうとうこの数日後にアカウント閉鎖になるのでした。。。
アカウント閉鎖後、さっさと交渉を諦め放置。
というのも、3カ月経てば引当金は回収できると思いこんでいたからです。。。
そしてちょうど3カ月経過した日。
あっ・・・振り込まれない・・・。
そんなはずは・・・。
翌日も・・・。
そこでこんなメールを送ってみました。。。
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お世話になっております。
SHOP *****と申します。
8/15にアカウントが閉鎖になり3カ月経過いたしましたが、
売上金はいつ入金されますでしょうか??
お手数ですが、ご確認後ご回答の程
宜しくお願い申し上げます。
SHOP *****
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するとこんな返信が返ってきました。
要するに、アカウントを復活させないと永遠に売上金は没収したままですよ
という内容ですね・・・。
この時点ではじめてこの事実を知る事になります。
そこから再びアカウント再開に向けた交渉を始めた訳です。
改善報告書の文書を変え、送信先を変え、送信元アドレスを変え、
送信時間を変え、IPアドレスを変え・・・
ホントいろんなことをやりました。
にも関わらず、テンプレート化された返信しか返って来ず。。。
改善報告書を送ると、次には決まってこの文章・・・。
はい、閉鎖宣告です!!!!
ただ、この時点で1つ気付いた事があります。
アカウント閉鎖宣告されても、更に追加で改善報告書を送ると
売上金申し立て期間の内容メールが送られてくる。
この時点での私の仮説は、アカウント閉鎖したからと言って
再開できる見込みは必ずしも『ゼロ』ではないということ。
そこで粘り強く交渉を続けてみることにしました。
まず、今回のアカウント閉鎖になった原因は何なのか。
その部分から徹底的に洗い直しです。
【この度の問題】【対象の商品】【仕入と納品】
【信ぴょう性に関連する返品コメント】【返品商品の現物の確認】
【販売個数と返品の割合】【問題の根本的な原因】
【問題を解決するために実行したアクション】【真贋チェックルール制定】
【品質チェックルール制定】【商品仕入ルール制定】【既存仕入先の刷新】
【新規仕入先の選定ルール】【出品情報】【今後の取扱い商品】
【取扱いを行わないブランド】【取扱いを行わない制限対象商品】
【商品が「取扱わないブランド商品」ではないこと確認する方法】
【梱包・発送の規約確認】【発送時の確認フローの強化】
【FBA倉庫から返送した商品の今後の販売について】
【定期的な規約読み合わせの開催】【お詫び】
以上の内容を全22ページにまとめ、さらに追加資料を用意しました。
追加資料は、納品個数と発注個数の整合性を証明する資料や、納品書などを用意しました。
ここからが、実際に私がどのような資料を用意しどのような改善報告書を作り交渉に挑んで、結果的にアカウント再開に導いたかを公開させていただきます。
ただご注意いただきたいのは、この改善報告書を参考にしても必ずしもアカウントが再開できるとは限りません。
あくまでも私が実際にアカウントを再開させた手法になります。
商品の性質上、アカウントの復活の有無にかかわらずご返品・ご返金は一切お受けできません。
その点はご理解の上ご検討くださいませ。
※追記
アカウント復活から引当金回収への交渉へシフトしておりましたが、
2020年3月14日に引当金の回収にも成功致しました!!
そのアプローチの内容に関しても追記させていただきます。
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