「ロジカルシンキング」

論理的思考とは、因果関係を整理し順序立てて考えること、あるいはわかりやすく説明することを指す。ロジカルシンキングとも呼ばれる。例えば、「夏になるとお腹が痛くなる」という説明では、「夏になる」ことと「お腹が痛くなる」ことの関連性が分からない。しかし、「夏になること」と「お腹が痛くなること」と分ける事によって因果関係がわかって、納得しやすくなる。ビジネスシーンでは、上司や部下、顧客に対して論理的に説明する機会ある。論理的思考は、わかりやすく納得しやすい説明ができる特徴があるので、身に着けておくことが大事だ。論理的思考ができると、問題に対する解決策を見いだせると同時に、どのような思考過程を経てその結論に至ったのかを明快に説明できるようになる。さらに、他の人が気づかなかった新たな課題点を抽出して、解決へ導く能力も身に付くので成果が上がらない原因がどこにあるかわからないというもやもやした状態も解決できる。
論理的思考の鍛え方については、
・結論から話す
・なぜなぜ分析をする
・紙に書いて考える
・仮説を立てる
・事実と解釈を分ける
・反対の立場で考えてみる
・常にMECEを意識する
が挙げられる。

問題が発生したときに、悩んだり、愚痴を言い合ったり、責任の押し付け合いをしたりしていても、解決しない。そんなときはロジカルシンキングで問題点を細かく切り分け、それぞれに要因を見つけ出すことで、解決策を考案することが大切だ。その際はMECEをはじめとする思考のスキルを使うと、無駄な作業をなくすことができる。

論理的思考力はビジネスで活用できる場面が多く、社会人として身に着けておきたい考え方です。難しく捉えず、まずは自分なりに分かりやすく相手に伝え、結論から話してみるといいかと思います。徐々に話し方を変えたり話す順序を変え、身に付ける事によって仕事の効率も上がると思いますし結果も自然とついてくるのかなと思います。今の時間を有効活用して、身につけたいスキルの一つだと考えます。