僕の価値観の強要について

今日の気づきである。

Twitterで呟こうともしたが、
しょうもなくて恥ずかしく、痛々しいことなので、
読んでくれる人が少なそうなnoteにまとめる。

・これ面白いんじゃね?と思ったこと(超個人的な価値観)を他人に共有したくなる

僕はこんな傾向が実はあるんじゃないかと思った。
ある種の承認欲求とも言える。

ただ、一般的な人と違うのは、
「キラキラした自分を見せることで他人よりも優位であることを示したい!」
というわけではない。

むしろ、
「これ、いいと思ったからあなたもいいと思うよね!?」
といった感じである。

・源流を振り返ってみる

どうしてこのような感情が湧き上がったのか?
ふと考えてみると、
中学生のときに戻る。

体育祭のときに各クラスで校舎の窓に飾る絵を作成する必要があった。
グラウンドから生徒、教師、親御さんが生徒の活躍と共に必ず見るものである。
各クラスが1つの絵を作り上げて窓枠に貼り付けてクラスの団結力を誇示するものである。

クラスの代表作を出すために生徒の一人一人が案を出し合うのだが、
見事に(?)僕の書いたライオンズのマスコットである「レオ」が選出されるのである。

(https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/%E8%A5%BF%E6%AD%A6%20%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0/0/より画像検索)

たいていのクラスは女子が書いた可愛らしい絵が選出されるものだ。

にも関わらず、男子の人数が多いという多数決の原理という理不尽によって
「レオ」が選出されたのである。

僕個人としては、
ライオンズの大ファンであり、
「野球だからスポーツというククリで、
関係なくはないだろ(適当)」
と思った結果である。

それに例年通りに女子の描いた絵が選ばれても
面白くないので、
冗談半分で「レオ」を描いたのが本音である。
(当然選ばれるとは微塵にも思っていない)

ところが、既に記述した通り、
ライオンズのマスコットが中学2年生の男子生徒の心をくすぐり、
女子の「えーーー」という猛反対を受けながらも、
多数決の原理という無情なルールによって決定されるのである。

絵の作成にあたって、
協力してくれた人には感謝しても仕切れない。

・源流はまだあった

記事を書いているうちに思い出した。
冗談半分で書いたことが大々的に拡散されてしまうことを。

高校のテニス部は上下関係が厳しかった。
辛くて退部してしまう1年生はザラにいるし、
毎日が厳しくて仕方なかった。

後輩に向かって命令をすれば、
逆らうことは許されず、
指示に従うままであった。

先輩にはよくケチをつけられて
外周をさせられた。

声が小さいだの、
ダッシュが甘いだの、
先輩が気に食わなければとりあえず外周である。

命令を受ける側から逃れて2年生になった僕は
天狗になっていたのだろう。

全校生徒に向けて発行される新聞の
川柳の投稿募集があった。

(個人としては)面白いと思って、

「泣かぬなら
             泣かせてみせよう
                                    後輩を」
(作者:庭球部2年)

という後輩の身になって考えると
笑えない川柳を書いてしまう。

さらにその川柳が見事に(?)選出されてしまい、
全校生徒に配布されるものとなってしまう。

その日の部活動は後輩からの視線が冷たかったことは言うまでもない。

・まとめ
以上のように、僕はどうやらちょっとした皮肉をアウトプットすることで、
他人に強要させる(共感させる?)傾向にあるようだ。

自分では冗談半分だと思っていても、
相手からしたら本気だと思われて
取り返しのつかないことに
ならないように気をつけたいものである。

(密かにどれだけの人が読んだかが気になるのでスキ!を押していただけると幸いです)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?