キャッシュレス生活を送ってわかったオススメの決済手段

私はクレカ10枚持っています。
どうやら人より多くの枚数を保持しているようで、
よく驚かれます。

2018年4月から社会人になった区切りとして、
キャッシュレス生活をしています。
実際に体験してわかったこと、感じたことをお伝えできればと思います。

・決済は手段。いかに自分を心地よくさせるか。

「支払う」という行為は日常で頻繁にあります。
自販機でジュースを買うとき、
病院で診察料を払うとき、
Amazonで本を注文するとき・・・

携帯の支払いはどうでしょうか?公共料金は?家賃は?
自動で引き落とされるものは支払う感覚がないですよね。
ある程度安定した料金の支払いなので意識することはありませんが、
もし、月によって料金が大きく変動する場合は怖いですよね。

「支払う」ことをお得にすることもできます。
支払のときにポイントが還元されます。
ポイントを貯めることで満足感を得ることができるのか、
それともわざわざポイントカードを出すことが手間であるのか、
あるいはポイントに興味がないのか。

「支払う」ことに対してどのように思っているのか。
キャッシュレス生活をすることで一考する契機になります。
食わず嫌いにならず、試してみるといいでしょう。

私は、浪費癖がなく、ポイントを多く稼ぐのが楽しい!
と思えるので、支払いは基本的にクレカになりました。
しかも、苦痛にならない程度にできるだけ高還元にするために、
「基本的に」クレカを使い分けています。

クレカ利用が「基本的」としたのは、
日本ではまだ現金で支払わざるを得ない状況がよくあるからです。
病院や大人数での飲み会、公共施設での支払いは現金が一般的です。
現金がないと不便であることは往々にしてあるので、
常に持ち歩くようにしています。

少人数での飲み会であれば、私がクレカで支払うことが多いです。
そのときに現金をもらうので、ATMに行く回数がめっきり減りました。

こんな感じの使い方をしているのですが、
とどのつまり、自分が一番ストレスフリーである選択をしましょう。
決済なんて手段なんですから、自分が支払いに対してどう思っているのかが大切です。

・私のクレカはこれ

冒頭にもお伝えしたように10枚持っているクレカを紹介します。

1.楽天カード
普段使いで利用しています。
理由は普段使いでの還元率が最も高いからです。
楽天ポイントの還元率は1%です。

近くのスーパーでは楽天Edyを使っています。
楽天Edyとは電子マネーのことです。SuicaをイメージすればOK。
専用端末に楽天カードをかざすと「シャリ~ン」と音が流れて決済完了。

Edyの還元率は0.5%です。
楽天カードからオートチャージしているので、
楽天カード分のポイントを合算して1.5%になります。

あとは楽天市場での利用が多いですね。
本を買うことが多いです。
楽天市場ならポイントの還元率が更に高くなります。
高い時は7倍の還元率にもなります。
(最大16%だがそれを満たすには相当楽天に貢がなければならない)

カードを使えば使うほど楽天にお金がまわるので、
イーグルスに岸と浅村が流出してしまいました。
勘弁してほしいものです。

2.三井ショッピングパークカード
ららぽーとやアルカキット錦糸町によく行くので使います。
三井ショッピングパークポイントの還元率は2%です。
さらに、永久不滅ポイントも毎月の利用総額1000円につき1ポイントたまります。

入会するときにキャンペーンをしていて、
お得だったので入会しました。
数千円分のクーポン(少なくとも5000円以上)をもらったと記憶しています。

クレカを発行するともらえるクーポンも上手に使うとお得ですよ。
ただ、長い目で見て使わないクレカを申し込む必要はないと思います。

三井ショッピングパークのアプリを使えば、
スマホでポイントをためたり、
アプリで支払いをすることもできます。
(実際に使ったことはありませんが。)

アプリ内ではクーポンも配布しています。
すごくお得というわけではないのですが、
5%割引になったり、無料でサービスが受けられたりします。

ETCカードも無料で発行できます。
(私はこれを知らなかった・・・。)
年会費が有料のカード会社もあるので無料はありがたいです。

上記の対象店舗に行く人は入会して損はないでしょう。

3.ビックカメラSuicaカード
ビックカメラでTVを購入するときに申し込みました。
Suicaのオートチャージ機能を利用したかったのと
期間限定で数千ポイントもらえるのが美味しくて入会しました。

普段の還元率は1.0%です。
ただし、内訳がビックポイント0.5%とJRE POINT0.5%です。
JRE POINTはアプリからSuicaにチャージできます。

しかし、ビックポイントはまだ一度も使っていないことに気づきました。
貯める一方ではあまり意味はありません。使ってなんぼ。
どうやら、ビックポイント1500円分をSuicaに1000円分として交換できます。
これが一番現実的な使い方ですかね。
(だってビックカメラ行かないし・・・)

もし、ビックカメラに頻繁に行く人であれば非常にお得です。
ビックカメラSuicaカードにクレジットチャージをして(還元率1.5%)、
チャージしたSuicaでビックカメラでの支払いをする(還元率10%)と、
合計11.5%の還元率になります。

還元率は良いですが、Suicaの上限金額である2万円を超える買い物はできないことになりますよね。

ビックカメラでの買い物はしなくても、
エキナカでの買い物ならしますよね?
私は駅構内での買い物の方が利用頻度高いですね。

JRE POINT加盟店での支払いなら
還元率1.5%になります。

クレジットとして0.5%、ポイントカードとして1%のようなイメージですね。

あとはこれの恩恵を受ける人が一番多いと思うのですが、
定期券の購入等によって1000円で15ポイント(還元率1.5%)になります。

具体的な対象としては、
(JR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ、券売機での)乗車券、定期券、回数券、特急券
Suica定期券、Suicaカード、ビューカードでのSuicaチャージ、オートチャージ、モバイルSuica、Suicaアプリケーション
です。

・・・いっぱいあってわからない。
一般的な例を示すなら、
・定期券を券売機で買う。
・新幹線の乗車券、特急券をみどりの窓口で買う。
・Suicaへのチャージをビューカードで入金する。
でしょうか。

私の場合(JRは普段利用しない)ですと、
コンビニのSuica払いはSuicaアプリでチャージしたApplePayでの支払い。
(もちろんチャージはビューカードと紐づけされている。)

意外とSuicaで払う機会って多いですよね。
「QRコードのアプリを開くよりもSuicaの方が早くて便利!」
っていう人に適しています。

これはオマケ程度ですが、
紙の明細書からWeb上に変更すると毎月50ポイントがもらえます。

年会費は初年度無料。
2年目以降は477円ですが、
前年1年間で利用があれば無料です。

4.ファミマTカード
10年ほど前にポイントをためるために作りました。
数年前にクレジット付きのファミマTカードに切り替えました。

入会におすすめな対象としては、
「25歳以下でファミマによく行く人」
です。

ファミマでの支払い時に、
ポイントカードとして還元率0.5%
クレジットカードとして還元率0.5%
の計1%です。

さらに、火曜日と土曜日はカードの日として、
ショッピングポイント3倍、
クレジットポイント2倍
の計5倍になります。

あとは期間限定で倍率が上がることがある(適当)

25歳以下は「若者応援ポイント」として、
クレジットポイントが2倍になります。

年会費は無料ですが、
初期設定がリボ払いらしいので注意が必要です。
私の場合はポイントカードからクレジットに切り替えたから特に変更する必要なかったのかな・・・。

あとは、TSUTAYAやウェルシア、ドトールでもポイントを貯められますが、
還元率が高くない(0.5%)のと、加盟店が少ないことがデメリットですね。
最近はTカードの加盟店が減ってきているというニュースもありますし。

今回は調べていませんが、
ソフトバンク、Yahoo!の関連を利用している人は、
Tカードよりもヤフーカードの方がいいかもしれません。
タイムリーな話題だと、PayPayと紐づけると様々な恩恵を受けることができます。
(みんなが申し込むとホークスの戦力が厚くなるのでやめていただきたい。)

5.ToMeカード
普段は東京メトロを利用しているので作りました。
紙で記入してオートチャージの機能をつけたのですが、
登録完了までが長く、一苦労でした。

東京メトロをよく利用する人ならお得です。
それ以外で活躍することはないかな~。

カードはいくつか種類があるのですが、
私が使っているのは「To Me CARD 一般」です。(ださい)
年会費が無料なので。

他の種類はPrime、ゴールドカード、ANA To Me CARD(ソラチカカード)
とあるのですが、初年度は年会費無料のものがあっても2年目以降は年会費がかかります。
(正確にはPrimeは50万円以上のショッピング利用で次年度無料。)

以下は私が所有している一般カードの場合です。
オートチャージでの獲得ポイントはメトロポイント(還元率0.5%)
メトロポイントPlusとして、定期区間外の東京メトロ1乗車
平日2ポイント、休日6ポイントです。

メトロポイントはPASMOにチャージしてもいいですし、
楽天ポイントに交換することもできます。

あまり意識していませんが、
毎月100ポイントほどゲットしています。
おそらく定期区間外のポイントでしょう。

6.エポスカード
家賃の支払いのために(仕方なく)加入しました。
還元率は0.5%です。
マルイで利用するなら還元率が上がります。

マルイにはめったに行かないので、微妙ですね。

7.アメックスゴールドカード
会社の提携カードとして所有しています。
メリットは空港のラウンジを利用できることですかね。
この前は大分空港のラウンジを利用しました。
ゴールドカードって持っていてドヤることができるくらいがメリットですかね・・・。

年会費は初年度無料で一定額をショッピングで使用すれば次年度も無料になります。

8.LINE Payカード
後述するLINE Payに紐づいているプリペイドカードです。
プリペイドカードなので、銀行からチャージして使います。
交通系の電子マネーをイメージしてもらえればいいかと。

9.イオンカード
イオンを普段から利用するのであれば必須です。
まいばすけっと利用する人にもオススメです。

私はETCカードを無料で作るために申し込みました。
既に紹介した三井ショッピングパークカードでETCカードを申し込めばよかったかも・・・。

イオングループの対象店舗でときめきポイントが貯まります。
200円で2ポイントなので還元率は1%です。

10.みずほマイレージクラブカード/ANA
給与口座のために作ったキャッシュカードとクレカの一体型。
めったに使用しないため省略。

・話題の〇〇Pay

最近はスマホ決済が注目されています。
加盟店数も更に増加していくでしょう。

1.PayPay
100億円のキャンペーンで話題になりました。
https://twitter.com/leonosippo/status/1070995070709428224
PayPayが使用できるお店が多いので(営業の力すごい)
使用頻度はどんどん高まっています。

使用方法としてはチャージとクレカ払いの2種類があります。

チャージについてですが、
・Yahoo!ウォレットの預金払い用口座に登録されている銀行口座
・本人認証サービス(3Dセキュア)に登録済みのヤフーカード
のどちらかを登録する必要があります。
ヤフーカードを持っていればこちらの方がよさそうです。

私はヤフーカードを持っていないので、通常のクレカを登録しています。
VisaかMasterCardのブランドであれば登録できます。

2019年6月現在は3%の還元率です。
私は楽天カードと紐づけているので、
3%還元とは別に楽天カードの還元も享受しています。

使えば使うほど、ホークスとイーグルスに金が流れていく仕組みですね。
はい。

2.LINE Pay
こちらは300億円のキャンペーンをしていました。
支払いだけでなく、送金も強みだと思います。
PayPayも送金ができるのですが、
ユーザー数が多いLINEの方が分があるでしょう。

しかし、体感として送金を利用する頻度としては少ないと思います。
もっと普及してくれるとありがたいんですけどね・・・。

お得なのは20%還元のタイミングです。
後日、コード払いした金額から20%が戻ってきます。

https://twitter.com/linepay_jp/status/1134625609282347008?s=21

期間が限られていたり、対象が少しずつ変わったりするので、
還元になる条件をよくチェックしておくとよいでしょう。

コンビニや松屋などで利用できるクーポンが配布されるときもあります。

利用方法としては、
LINE Payカード(いわゆるデビットカード)にチャージして使います。
チャージ元になるのが銀行口座です。
セブン銀行ATMやFamiポートからもできるようです。

そのうちクレカも紐付けできるようになるというニュースもあります。

3.メルペイ
メルカリでおなじみのメルペイ。
通常の還元はありませんが、LINE Payと同じくクーポンがあります。

使用できる場所は、iD払いができる店舗です。

便利なのはiPhoneの場合、アプリを開くことなく支払いができることでしょう。
Apple Payを使うことで決済が可能です。
いちいちアプリを開くのは面倒!という人におすすめです。

4.楽天ペイ
あまり使いません。
楽天ペイが使えるところはたいていPayPayが使えます。
還元率としては0.5%なので、紐づけている楽天カードと合算して1.5%になります。

・○○ペイって便利?

Origamiペイ、ハマペイ、ヨドペイなどが乱立していますが、
ぶっちゃけQR決済って便利ですか?
個人的な意見としては「財布を出すよりも簡単で、Suicaよりも面倒」です。

中国ではQR決済が一般的ですが、
日本はSuicaのようなNFCが普及しています。
正直、Suicaが個人間送金の機能をつけたら他の○○ペイは壊滅すると思います。

ただ、今がお得であることは間違いないです。
LINE、ソフトバンク、メルカリが先行投資として多額の費用をかけたキャンペーンをしています。
その波に乗らない理由はないでしょう。

・まとめ

結局、最近の個人的な使用頻度をまとめます。
楽天カード>>>PayPay=LINE Pay>現金=Suica

普段使いの楽天カードが堂々の一位です。
PayPayとLINE Payはコンビニやドラッグストアでの利用が多いです。
現金は病院や弁当屋、飲み会といったところでしょうか。
Suicaはカフェや少額の買い物に使います。

家賃や光熱費、電車賃などの固定費やオートチャージで支払う手間がないものはカウントしていません。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
なぜこの記事を書いたかというと、自分のクレカについての知識をアップデートしようと思ったからです。
決済手段が変わりつつある近頃で、何が一番自分に適しているかを考える機会になりました。
みなさんの参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?