【幸せのプロ】Chief Happiness Officerとは?

こんにちは、ほっさです。
株式会社サーキュレーションという人材系のベンチャー企業で東海支社長をしています。

今日は、僕の夢であるCHO(Chief Happiness Officer)についてご紹介させてください!

CHO?何それおいしいの?

Chief Happiness Officerの略で、「最高幸福責任者」と訳します。「従業員の幸せ」にコミットする人です。

「は? 従業員の幸せにコミット? そんなことは竜宮城でやれ!」って感じですよね。

でも違うんです。アメリカやヨーロッパでは、CHOというポジションが一般的になりつつあるんです。実は、日本でもかなり増えています。

なぜ企業はCHOを置くのか?

CHOを置く理由、それはずばり、「業績につながる」からです。こんなデータが出ていることをご存知でしょうか?

・幸福度の高い社員は生産性が31%高い
・幸福度の高い社員は創造性が3倍高い
・幸福度の高い社員は欠勤率が低く離職率も低い

そう、最近の研究で、「幸せな人の方が成果を出す」というのがわかってきたのです。
これまで非常にふわっとしていた幸福というものが、科学されはじめているんですね。

そんな背景から、シリコンバレーを中心に、「従業員の幸せにコミットした方が良くね?」という流れが生まれ、「CHO」というポジションに注目が集まっているんです。ちなみに、GoogleもCHOを置いています。

CHOって具体的に何するの?

CHOのメイン業務は、社員一人一人の人生の目標と会社のビジョンを一致させることです。

これがなぜ必要なのか、一つ一つ解説していきますね。


ある研究で、「日常的な目標と人生の目標の間に一貫性がある人は、人生満足度が高い」ということが明らかになりました。

社員一人一人にとっての日常的な目標とは、毎月課せられる目標数値ですね。基本的に、社員はその目標数値を達成するために1ヶ月間、走り続けます。

言い換えると、目標数値を達成するために、自分の貴重な人生(=時間)を投下します。


しかし、ここには大きな落とし穴があり、それは、「その社員は毎月の目標数値を達成するために生まれてきたわけではない」という事実です。

ちなみに、会社はビジョン実現のために存在するので、「毎月の目標数値を達成することが、ビジョン実現に近づくはずだ」という論理のもと、目標数値は設定されています。

一方で、僕たちには人生の目標があります。
それが顕在化していない場合もありますが、潜在的には「なりたい姿」「実現したいこと」は誰しもあるはずです。

今月の目標数値を達成することが、会社のビジョン実現だけでなく、「自分のなりたい姿」「実現したいこと」にも繋がる!と感じられたら、当然モチベーションは高まりますよね。


なので、社員一人一人の人生の目標を共に見つけ、それを会社のビジョンと一致させることで、社員の幸福度や人生満足度が上がるということです。

それを実現するのがCHOになります。(もちろん、他にもやることはたくさんありますが!)

まとめ

これまで、「努力→成功→幸せ」という図式が信じられてきましたが、どうやら「幸せ→努力→成功」が正しいようです。幸せだから主体的に努力でき、その結果、生産性が上がり成功する!ということですね。

もちろん賛否あると思いますが、僕は僕が信じる世界を実現するために、僕がCHOになってそれを証明します!

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