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令和のハイランダー 

初めまして。

この記事を開いてくださって
誠に有難う御座います。

アフリカ座所属
ヴァンガード公認サークル『青馬堂プロレス』所属
Vスタンだドンドコ丼ドォーン交流会主宰
週末お台場酒飲み同好会幽霊部員
card gamer actor

細丼和也(ほそいかずや)と申します。

肩書き多ッッッ!!
鬱陶しぃぃ!


えー…… コホン。

年の瀬迫るこの時期
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回ワタクシが記事を書き始めたのは
ヴァンガード バミューダ△ 時代から受け継がれて来たデッキ
ハイランダーをDスタンダードでも構築が可能になりましたゆえ、こちらを記事にさせて頂こうかと思い、筆を取らせていただきました。


そもそも
ハイランダーとは

同名カードを1枚ずつのみ採用するデッキタイプ。
多くのTCG用語同様に『Magic:The Gathering』で使用されるようになった物が他のTCGにも広がっていった。
名称の由来は映画「Highlander(ハイランダー 悪魔の戦士)」より、副題である「There can be only one(生きていられるのは一人だけ)」から来ている。

皆さん知ってましたか?

もちろん私は







知りませんでした!!!!!





へー!そうなんだー!!
ちょっと映画見てみるかー!
なんて思ったもんです。
芝居の勉強になる!


てか、タイトルからして中々殺伐としたタイトルだけど、そんな映画から作られる華やかなアイドル達のハイランダーデッキって中々インパクトあるわネ


細丼和也は
ハイランダーというデッキのタイプを使い続けてきました。
バミューダ△ でオリヴィアのストライドボーナスが出てからずっとです。
ハイランダーであることに意味があるデッキ。

なんか、お芝居とか劇団みたいで良いんですよね。

一人一人がそれぞれ違う役割を持って
パフォーマンスをする。
無駄な役者は1人もいない。
そんな世界観がすごく好きです。
さしずめデッキを操る自分は演出家。
カード一枚一枚が役者です。

今回はDスタンダードで
登場したハイランダー用のカード
繋ぎ合う親交の環 ペトラルカ』を軸とした
ワタクシが愛用しているデッキをご紹介します。

特筆すべきはやはり、7枚公開し〜のスキルですね。
カウンターブラストがあって、ペトラルカが捲れ続ければ最大でヴァンガードが4回殴ります。
Vスタンダードの頃のリヴィエールみたいなことしてます


※こちらは、2022年11月19日に行われた
ちほうカップデラックス ぐんまカップ
にて使用したデッキとなります。

はい。

解説していきたいんですが、一枚一枚書き連ねていたら膨大な量になってしまうので
主に使うカードや2枚入っているカード
重要な使い方などをご紹介しようと思います。


・ライドライン

G0は何でもいいです。好きなカードを使いましょ!

G1.G2
ここはウィリスタを採用しています。
リリステのライドラインの中でウィリスタのライドライン効果と赤い宝石(揺るぎなき緋)の組み合わせが1番山札からカードを減らすことが出来ます。
これは、ペトラルカのテキストで最大限確率を上げるために1番山札の枚数を少なくすることが出来るのでウィリスタのライドラインを採用しています。

G3
お待ちかねの『繋ぎ合う親交の環 ペトラルカ』の登場


ではなく!!!

『IndependencePallet ハーゼリット』
を、採用。

これにはいくつか理由もあるんですが
大きくはライドラインにペトラルカを採用したくないことが挙げられます。
ペトラルカのスキルで注目したいのは
山札からカードを捲ってペトラルカがあれば
こちらがVに載っけられるというところ。
コストにはカウンターブラスト1しか使わないのにシングルドライブとはいえひたすらカードを捲ることが出来ます。

では、最大値は何か?

山札にペトラルカが3枚あってペルソナライドを実行しているターンです。
なので、一度ペトラルカに乗り直しその上で、山札にペトラルカを戻さなくてはなりません。

ライドデッキからG3にライドするとそのカードが山札に領域移動をする場合ライドデッキに戻ります。

ライドデッキからカードを捲ることは出来ません。

うるせぇ、捲らせろ

無理です

なので、1番相性がいいと思うG3を探したところ行き着いたのが、ハーゼリットでした。
ハーゼリットは手札に嵩張ったペトラルカを山札に返すことも出来ますし、札が揃わなかった時にパワーを上げてドローカードにカードを変換して誤魔化すことが出来ますし、ユイカと組み合わせれば手札をがめてファイトを長期戦の耐久に回す事も出来ます。

特にこの、ぐんまの頃は環境にクロノジェットやえびす、ユースベルクがごろごろしてたので札を集めて耐久に持っていけばLOを狙いやすかったのもあります。

ですから、さまざまな観点から鑑みて
ハーゼリットが適任だとして採用を決めたわけです。


・2枚採用しているカード

『クーリング・ハート ユイカ』

圧倒的パワーカード。
終盤のペトラルカでの連続アタックに向けて序盤はユイカを絡めて殴って点を詰めていきたいところ。
更にリアガードに殴り返されなくなりVが点を受ける事でペトラルカのスキル発動に繋げていきます。
後半も13000のブーストはバカにならず、1枚ハンドが増えるだけで守れる値も変わってきます。
どのタイミングで引いても強いので2枚採用。
初手に欲しい1枚

芝居で言うと
舞台上に居てくれると安心感がハンパない
バイプレイヤーって感じ



『輝ける矜持 イルメリ』

このデッキの裏の主人公

ソウルブラストと自身の退却でドロップから最大2枚のカードを山札に戻すことが出来る。
これ、コモンなのおかしく無い?

戻すのは勿論ソウルブラストやハンドコストとして切ったペトラルカ。
山を引きまくって、その後に戻しちゃった方が確率上がるくね?
という理論。

このデッキは最早ドロップにペトラルカを落とす前提で動いてる節があるので
引けなかったり、ダメージに飛んでいくと史上最強に困るので2枚採用。

舞台で言うと
こいつ敵だろと思ってた奴が起承転結の転で仲間になるくらい魅力あるカード


『IndependencePallet ハーゼリット』

このデッキではペトラルカのアンダー(代役)ではあるんだけど、公演は何が起こるか分かりませんから
彼女でも十分戦えるようにペルソナライドの1枚を採用して合計2枚に。

ライドラインから載ってペルソナライドが決まるとこのデッキ、まぁ、硬い!
ハンドは減らないし
他にも山の上を見るカードが採用されてたりエレオノールがアタック後に山上に戻る都合上追加の1ドローでトリガーを避けながらドローしにいく事が出来るので、とても使いやすい一枚。

手札に来て乗らないと判断したならコストとしても切りやすいので採用理由は十分。



1枚採用だけど特筆するカード


『すうぇるでぃんぐひーと ルクレティア』

ソウルブラストで山の上を見ることが出来るカード。
何とこの効果ターン1はありません。
監獄対面の時にソウルを吐ききったり、シーヤやフロールを安全に使ったり、その後更に次の山を見たり、ソウルに嵩張ったペトラルカを吐いたりと役割が多いカードです。

アフリカ座で言うと制作もこなして芝居もやって燻し銀なくぼっちみたいなカードです。


『巡り星の綺想曲 イングリッド』

ペトラルカから捲れるとカウンターコストが返って来ます。
フロールやシーヤから捲れるとカウンターチャージしてくれます。
また、単体で18000で殴れます。
ユイカを合わせると山に帰りません。

守護者のコストにするもよし、次のターンにまた攻めに使ってもよし。

使いやすいカードです。
使いやすいと言えば、アフリカ座でいうとつかさみたいなやつです。


『スクランブルスプリント セルマ』

ヴァンガードをブーストした時、限定ですが手札交換出来るカード。
エレオノールがデメリットで山の上に戻った時にドライブを弄ったり、ルクレティアで山の上を見た時にトリガー以外だったらこのカードでどかしたり、ペトラルカが引けてない時に強引に山を捲りに行けると

考え無しに使うと痛い目をみたりもしますが、使い所を間違えなければ潤滑油となります。

アフリカ座で言うと龍平みたいなカード

プレイング

  1. マリガンについて

    ペトラルカが無ければ全チェンジまであり得ます。
    キープすべきは

    ①ペトラルカ
    ②2枚採用のカード(ユイカ・イルメリ)
    ③G2にライドしたターンにCC出来るカード
    以上になります

  2. 序盤

    殴れるなら積極的に殴りましょう
    また、ユイカやアタック後前列から消えてくれるカードがあればそれを積極的に使いましょう。
    点を詰めながらペトラルカターンでのキルを狙います。
    また、前面を空けることを意識してVに飛んでくるダメージは基本的に受けていきましょう。致死量にならなけらば全受けもあります。

  3. 中盤

    道中でダメージにペトラルカが飛んだりした場合はヒール出来るようにダメージをケアしながら戦うことを意識します。ゲームスピードが早ければ気にせず詰めに行く動きの方が良いですが。
    先行ならペルソナライドできるターンなので先4。後攻なら後3や4でも仕留められるようにダメージを真ん中に集中させることを意識

  4. 終盤

    ペルソナライド→イルメリで山にペトラルカ3枚。ここまで来たらキルターンです。イメージするのは常に最強の自分をモットーにカードを引きにいきます。
    決まれば夢の7パン

  • プランBについて

    ハーゼリットに乗ってペトラルカを全然捲れなかった時の想定をしましょう。
    相手が山が掘るスピードが速いデッキならハーゼリットからドロー効果やユイカを絡めて手札を貯めてLOを狙いに行くゲームプランも取れます。
    その場合はペトラルカも連続パンチはありますがドライブチェックで手札のカードを潤沢にする手も取れるので
    お互いに山切には注意が必要です。


最後に

このデッキを使う上での最大のポイントは
常に最強の自分をイメージすることです。

最大でVが4回も殴ってくるって
どこの世界のおもちゃなんだ……。
でも、これが現実に起きた時に
立っていられるものはごく僅か!

イメージすることは芝居の勉強にもなりますからあながちこの訓練方法は悪く無いし寧ろ様々なことを具体的に考えることが出来るので。

皆様も、ハイランダー触ってみたいという人は是非ともお楽しみを

更に2022年12/31現在の構築はこちら

女神再臨で封入された
聖杯と、最近何故かめちゃくちゃ高騰してることで話題のアウラを採用して盾と聖杯両方にアクセス出来るようにしております。



皆様も年の瀬、そして年始は良きヴァンガードライフをお楽しみ下さい!

ご縁がありましたらアフリカ座の舞台に遊びに来てください!

年始一発目はこちら

女優陣で描かれる人形達の世界に迷い込んだ4姉妹の物語。

笑って泣いて、さようなら
詳しくはZAIKO内アフリカ座のページへ

https://zaiko.io/event/353592

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