大学卒業を目前に控えた僕が、意地でも成し遂げたいこと。
おはようございます!
早起きは三文の徳と言いますが、今日はいつもの三文+この投稿を読むことができるということで、四文の徳ということになりますね。めでたい。
久しぶりに想いを文章におこします。あんまり書かなくなってしまったので、いい文章を書けるかどうかは不明です。期待しないでほしいのと、読むのはあなたの責任ということで文句は受け付けません、よろしくです。あと、たぶん長いです。軽く5000字はいくと思います。あんまり興味ない人はここで離脱しましょう。
さて、そんな僕の現在はというと、23歳になりましたが未だに学生を続けています。昨年一年間を世界一周に費やし、今年は大学5年目としてその余生を謳歌しています。
危なっかしくも無事納得のいくところに就職を決め、4月からは晴れて社会人です。進捗が悪くゼミの教授に迷惑をかけまくった卒論も先週無事に提出し、あとは卒業を待つだけとなりました。
去年世界一周にいく前から、この1年をどう使おうか、本当に楽しみにしていました。漠然と、世界一周はとても自分勝手で、本当にいろんな人に応援してもらって、支えてもらっていたので、来年はgiveにつとめようと、そんなことを考えていました。求められた場所で輝いてやろうと、そう思っていました。
結果はどうか。
結局、今まで以上に自分勝手な1年を過ごしています。
戻ってきて、エースとして大活躍してやると意気込んでいた運動会屋も、たまに入るだけになってしまったし、繁忙期の冬にたくさん入ったろうとおもっていたもつ鍋屋も、週1〜2の出勤に落ち着いています。
じゃあ何をやっているのかというと、TABIPPOです。僕の人生を狂わせている(現在進行系)あの会社です。
おととし(大学3年時)学生スタッフとして所属していたTABIPPOに、今年はインターン・副代表という立場で復帰しました。
おととしの功績が評価されたのか、世界一周という経験が買われたのかはわかりませんが、今年度の始めに誘っていただいて、今年も活動をしています。
おととしは本当にお世話になったし、世界一周なんて今まででは考えられなかった挑戦のきっかけを与えてくれて本当に感謝しているので、恩返しができればと、giveの精神で復帰を決めました。
しかし、時が経つにつれて、結局は「自分のために」活動をするようになりました。会社のためとか、誰かのためとか、そんなのどうでもよくなって、全ては自分のために最後の1年を過ごしてしまっています。
そして今の僕には、なんとしてでも成し遂げたいことができました。どうしてもです。今はそれを達成することだけを考えて、毎日を過ごしています。
なぜ今年TABIPPOをやっているのか
そもそも、「今年なんでTABIPPOに復帰したんですか?」と聞かれることが多いです。
それに対する僕の回答テンプレは「誘われたから」です。
間違ってはいません。誘われなかったらやってません。元々お世話になった会社に恩を返そ〜くらいのなんとなくの気持ちで復帰を決めています。あとは尊敬する人たちの近くにいることで、なんか盗み取ろうかな、とかも考えていた気がしますが、もう忘れてしまったくらいです。
ただ、それ以外に強いて言うのだとすれば、「学生時代の唯一の心残りだから」です。
僕の大学生活は、(友達はとっても少ないけど)それなりに充実していたと思います。
高校生からやりたかった塾の講師をして、彼女と遊んで、いろんな遊びを企画して友達と遊んで、真面目に会計の勉強もやったりして、部活の指導もやって、運動会屋という最高のバイト先にお世話になって、学生団体に所属してみて、人生で一度はやりたかった飲食店バイトもやって、世界一周にまでいっちゃって。
本当にいろんなことをやってみたけど、全てに後悔はありません。人並みには充実した大学生活を送れたなと自信を持っています。
ただ、唯一本気でやったのにやりきれなかったのが、TABIPPOとして開催する、BackpackFESTAでした。
2年前の2月のあの悔しさは、今でも忘れることができません。
その悔しさを記したnoteを読む度に、泣きそうになるのを堪えます。
2年前の2月26日、福岡でやった全都市打ち上げでの代表のあの顔を思い出す度、心の底から悔しさがこみ上げてきます。
あんなに必死にやったつもりなのに、できなかった。
「あの悔しさを晴らしたい。」
僕が今年TABIPPOへの復帰を決めたのは、心のどこかにこの想いがあったからだと思います。
細井大輝の現在地
今年の活動が始まった当初、立場とか担当とかにあんまり興味がなく、自分から何かやりたいことに手をあげることがありませんでした。
なんか役に立てればいい、くらいの気持ちだったからです。
あとは、成功するならなんでもいい、と思っていたからです。今年の代表sと呼ばれる全国9都市のインターンたちは、14人中12人が去年から続けている人たちでした。
中には周りからの信頼がとても厚い人がいて、中にはやる気に満ち溢れた人がいました。
みんながうまくやってくれればそれでよかったので、僕は言われたことをいつも通り85点のクオリティーでやり続けました。
ただいつのまにか、僕にはいろんなタスクが降り掛かってきていました。
全体としてやることが増え、最初何もやっていないキャラだった僕に余っている仕事がまわってきて、いつのまにか一番仕事が多い人になっていました。
そして、個人としてやることが増えると、いろんなものが見えてくるんです。あれができてないな、これが足りてないな、と思うことが増えました。
あの悔しさを晴らすために。やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、できていない現状。
周りは気付いていないのか、やらないだけなのか。
頑張れば頑張るほど周りと離れていく気がして、苦しくなりました。意図的にモチベーションを下げて、さぼった時期もありました。
意図的なんてのはかっこよく言ってるだけで、ただの言い訳でしかないことも理解していて、とても悔しくなりました。
そして10月の頭くらいだったと思います。
「おれがやる」と覚悟を決めました。
あの悔しさを晴らすために、自分がやらなきゃいけないと思いました。
ここからだと思います。「自分のために」が強くなったのは。
全国には400人近くのスタッフがいます。そのトップに立つことを決めました。実際に前に出て引っ張るわけではないです。でも、400人を動かす感覚を持ち続けることを決めました。誰よりも視座高く、視野広く。
意味わからないとは思うんですが、空を飛んでいる感覚です。上から全てを見渡し、人を動かす。
BackpackFESTAという大きなプロジェクトで、全都市規模で「全体指揮」というポジションに就きました。
明確な役割は特にないです。けど、浮いてるタスクを見つけては対処する、を繰り返しました。
BackpackFESTAは、全国9都市で開催されます。東京・大阪・福岡に先立って開催される地方都市は「6都市」と呼ばれますが、全体として準備が乏しいなかで直前期を迎えました。
おそらく、自分がいなければ、6都市は大事故を起こしていたと思います。自慢にはなってしまうけど、僕の感覚です。絶好調のときは、空を飛んでいる感覚がすごかったです。
さらに、東京という一番大きな都市の副代表を務めていた自分ですが、いろいろあって、札幌の事実上の代表も務めることになりました。
おそらく史上初だと思います。代表の兼任。忙しかったけど、とても楽しかったです。およそ1ヶ月前の12月28日に、札幌の代表としての役割は終えました。
そして次は、東京。
あの悔しさを晴らすために。チャンスがあるとしたらこれしかありません。
そして、あの悔しさを晴らせるのは、僕しかいないと思っています。
2月19日、BackpackFESTA2020 東京。
僕は、この1日のために全てをかけています。自分にしか創れないイベントを創ります。本当に自分でも偉そうだな〜って思うけど、仕方がないのです。おれがやります。
今年のテーマは「圧倒」です。
僕の役割
今年の僕は、「目立たない」ことを決めています。
東京では、代表と、もう1人の副代表と、3人で指揮をとっているんですが、僕以外の2人がもうほんとに目立ちたがり屋で。
身体がでかくて嫌でも目立っちゃう人と、どこでもすぐ前に出たがっちゃう人と。
承認欲求強すぎてコントロールしきれなくて困っちゃうことも多いけど、そんな顔となる2人がいるおかげで、僕は影で好きなように動き回ることができています。
裏のことはおれがやるから、好きなようにやっていいよ。なんて響きのいいことは言えません。2人が面に立ってくれているから、僕が裏で好きなことができるんです。
ただ、2人を最大限輝かせるのは、僕の役割だとも思っています。
そんな僕の役割のイメージは「司令塔」です。
サッカーに例えることが好きなんですが、僕のイメージはボランチです。柴崎岳あたりですかね。
前線にボールを配給する。ボールを刈り取ってさばく。ゴールは欲せず、誰かにシュートを決めさせる。たまに自分でこじ開ける。
そもそも僕は何をやっても85点タイプの人間なので、何か特筆的な能力を持っていてゴールを決めれるわけではありません。ここしか役割がありませんでした。
おととし自分はどんな人なのか迷っていました。チームをまとめるキャプテンタイプなのか、ゴリゴリ結果を出し続けるエースタイプなのか。
結果、どっちも違いました。僕の役割は司令塔です。
ただ、イメージの話なので、バカにしないでください。大真面目です。わかってくれる人がいたとしたら、一度お話ししましょう。
そして今はそのイメージがさらに発展し、こんなイメージを持っています。
大真面目です。
なんだこれはと思う人もいるかもしれないんですが、許してください。
この中で、僕の役割は
・◯の数を増やすこと
・◯を大きくすること
・ーの数を増やすこと
の3つです。
僕の役割は、あくまで自分が輝くことではなく、人を輝かせることです。今チームにいる人が、少しでも輝けるように、最大限輝けるように、導くのが僕の役割だと思っています。
また、一番力を入れたいのは3つ目です。線を増やす。人と人をつなぎます。もっともっと、線を増やさなければいけない。わかってくれる人がいればうれしいです。
ただし、自分以外の◯が自分より大きくなるのは難しいこともわかっているので、自分の◯も大きくなり続けることはやめません。
想像と創造
仕事をする上で、重要だと思っていることがこれです。
どんな役割でも、どんな仕事をするにしても、常にこれがつきまとうと最近は思っています。
先をイメージすること。
何かやらなきゃいけないことを洗い出すにも、何かをしたときの誰かの心情を読むにも、必要なのは、『想像』です。何をしたら、どうやってしたら、誰がしたら、、、5W1Hで考えます。
そして、その考えたイメージを形にします。
想いを具現化させるのは簡単ではありません。形にしてはじめて成果になります。重要なのはクリエイティビティ、『創造』です。
なにをやっても80点そこそこの僕が唯一がんばりたいところといえば、この部分です。
求めるのは、成果
自分の役割とかなんとか言ってきましたが、最も重要なのは「成果」です。これがでなければなんの意味もありません。
あの悔しさを晴らすために。成果を残すために今年の活動を始めました。
そして、誰よりも、ずっと成果を求めてやってきたつもりです。出した成果もそれなりに多くなってきたと思います。
そしてそのスタンスは、今後も変わることがないし、むしろ強くなるだけだと思います。
求めているのは、仲良しこよしの友情ではなく、ほのぼのとした平和な雰囲気でもなく、よかったよねで終わる美談でもありません。
必要ならばけんかはするし、ピリピリした雰囲気で進めます。
なんとしても残したいのは、成果です。
僕は自分のために、BackpackFESTAを創ります。成果を出すということは、来場してくれる人たちのためということにはなるんですが。
正直、仲間のためとかは思ったことがありません。自分のために、成果のために、この活動をやっています。
ただその先に、本気を出してぶつかりあり、一緒に成功を目指した仲間ができたらいいなとは思っています。
目指すのは、歴代最高か、それ以上
僕がBackpackFESTA2020 東京で成し遂げたいのは、満席でも、満足度の高いイベントでもありません。歴代最高のBackpackFESTAです。
今年の始め、TABIPPOの新年会で、今年やりたいことを20個書き出すコンテンツがあったんですが、僕は1つしか思いつきませんでした。「歴代最高のBackpackFESTA」です。
1.2年前だったら、どこどこに行く、なになにを食べる、みたいにポンポンとやりたいことが出てきたんですが、今の僕の欲は全てがこれに向いているみたいで、次は「痩せる」くらいしか思いつきませんでした。
本当のことを言うと他にもあったけど、それはいったん我慢して。
そもそも、「歴代最高」ってどんなものなのか。考えなきゃいけないのはそこからです。単に盛り上がっているイベントでいいのか。今はそんなことを必死に考えて、答えを探しています。
そして、ようやく見えてきたそのイメージに近づくために、何をしなければいけないのかを考えるのが僕の仕事だと思います。いつも通りではだめなんです。毎年感じるあのモヤモヤを、晴らさないといけない。そのためには、僕の知っているここ数年の延長ではだめだと思うんです。
今の自分なら、できると信じています。根拠はありません。けど、なんかやれる気がするんです。
あの悔しさを晴らすために。数ヶ月前から、ワクワクが止まりません。2月19日が楽しみでしかありません。
俺達は、強い。
なんかやれる気がするのは、今の自分には仲間がいるからです。
今年の、今のTABIPPO東京支部は、正直強いと思います。
もちろん全てがうまくいっているわけではなく、足踏みをすることだってあります。けど、ぶんたとけんじと創ってきたこのチームには、本当に誇りを持っています。
ただ、結果はまだ出ていない。最強かどうかが決まるのは、残りの18日間にかかっています。
支部のメンバーには、もっともっと暴れてほしいです。もっともっと輝いてほしいです。僕は、その個の力を集結させて、組織として最高の成果を出すことに注力します。
歴代最高のBackpackFESTAを目指すだけの力があると思います。
今の自分たちなら、できると信じています。根拠はありません。けど、なんかやれる気がするんです。
悔しいという感情で終わりたい
これがまた一番理解されにくい想いなんですが、僕はここまで必死になっているBackpackFESTAが終わっても、満足して終わりたくないなと思っています。
一番最悪なのは、目標を達成していないのに、「よかったね」で終わることです。これだけは勘弁したいです。
イベントを創ることに、終わりなんてありません。どんだけいいものを創ろうと、もっと上があると思います。
どんだけレベルを上げていっても、そこに満足せず、1個上を目指し続けたい。
終わったあとも、「もっとできた」って言えるくらいに強い想いを持っていきたいと思っています。
一番強いのは、頑張らないやつ
これまた理解されにくいことなんですが、一番強いのは、がんばらないやつなんじゃないかなと最近は思っています。
どんなことでも楽しんで、ただひたすらに没頭して、気付いたら本気になってしまっているようなやつ。
この状態になったら、無双する気がするんですよね。理想論ですけど。
最後に
僕には、泣いても笑ってもあと18日しかなくて、18日後には、BackpackFESTA当日を迎えています。
どんなイベントになるのか、少しずつ見えてきていますが、最後までどうなるのかはわかりません。自分で創るものではあるけど、本当に楽しみで仕方がありません。
来てくださる人は、楽しみにしていてください。僕の大学生活5年間の集大成です。来れない人も、心のどこかで応援してくれていたらうれしいです。
6500字を超えてきたので、ここらで終了したいと思います。長々と読んでくださった方は、本当にありがとうございました。また。
TABIPPO東京支部副代表 細井大輝
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