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2024年 さらなる飛躍の年に

新年のあいさつには大変遅くなりましたが、本年も株式会社HOSOIをどうぞよろしくお願いいたします。
能登地震や海保機の事件、サロマ湖の測量船など測量業として気にかかる不幸なニュースが続きましたが、ようやく普段の日々を落ち着いて迎えることができました。
弊社は昨年、関係各社のご協力の賜物で、無事、業績好調を維持することができました。本年も慢心と油断をせず、堅実に皆様のお役に立てればと存じます。
また、働く環境について、定時上がりなどの推進もあり、勤務時間短縮も着々と効果が上がってきております。現場メインのきつくつらい職業のイメージもある測量業ではありますが、現場作業と事務所の作図作業をそれぞれ効率良く回すことで、従業員間で無理なく勤務時間を割り振りをして働きやすい環境を維持することができ、社内でワークライフバランスの意識が定着しつつあります。

360度カメラが回転しています

近況の話とはなりますが、先日最新の機器を用いて3Dスキャナーレーザー測量を行いました。高精度な点群データを測量できるもので、360度の高精細カメラで測量することによって、大量の座標点を撮影でき、高密度な情報を持った測量ができます。また、測量の回数を短縮できるため、業務時間短縮、省人化にも貢献しています。

3Dスキャナーレーザー測量導入について、昨年は一年を通し、活用方法について模索を続ける年となりました。
お客様や不動産開発業者、設計会社などへ、どのような形で3D測量データを付加価値としてプラスアルファの効果を提供できるか、ヒアリングやプレゼンテーションを通して訴求を行いました。
現在の2次元の現況測量図を納品する形で特に不便はないものの、最新の測量技術を用いて、さらにお客様がの要求に応えられるよう、ベストな形の測量成果を現在も模索しています。
また、3Dレーザースキャナー測量とは別に、360度撮影が可能なカメラ(RICHO THETA)を昨年から本格的に導入しています。現況測量図にQRコードを記載し、スマートフォンでそれを読み込むことで、それぞれの境界点に立った360度のパノラマ画像をスマートフォン上で確認することができます。
3Dスキャナーレーザーと違い、座標点が詳細に見られるものではありませんが、測量せずとも現地に立っているかのような映像が間近に見られます。お客様からはご好評を頂いております。弊社HPに撮影例がございますので、ぜひご覧ください。

弊社のロゴとイメージイラストです。名刺の裏面にあります

昨年は幸いにも業務多忙となり、noteの更新が滞っておりました。情報発信ができず申し訳ございません。本年こそ皆様に測量に関する身近な情報をお伝えできればと奮起いたします。
本年も昨年に負けず新しい挑戦を続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。