急遽決めた映画鑑賞

胸が痛いから、書くことにした

今日は部活の後に「英国王のスピーチ」という映画を鑑賞した。
私は言語聴覚士という仕事を目指しているかつ、吃音の心理療法に興味があったため、前から見たいなという漠然とした思いがあった。
レンタル店に立ち寄った時に偶然思い出して、借りて今日鑑賞することができた。

「5歳の頃に怖がっていたものなど今更怖がることはない、あなたはもう自分の道を歩んでいる、次はあなたの顔だ(コインの話)」

「筋力トレーニングやリラクセーションもやったが要は心の治療だと気づいた。あの若者達の叫びに誰も耳を傾けようとしない、私の役目は彼らに自信を与え、"耳を傾ける友がいる"と教えることだった。バーティ、あなたにも覚えがあるはずだ。」

特に上記のセリフが心に刺さった。
精神疾患がなくとも生きづらさを抱えている人はいる。私も元々生きづらさは感じていたが、精神疾患になって露骨に感じ始めた気がする。

ライオネルがバーティの立場を知っても「対等な関係」を貫いたこと。
バーティに素直な本当な気持ちを話させるような信頼関係を作り上げ、症状の根本から緊張を和らげていたこと。

ライオネルの相手を上から見ない、コントロールしようとしない
だからといって自分の意見はひかない、相手に伝える、信頼して何度でも伝える。そのバランス力が素晴らしかった。

自分の気持ちを素直に、誰でもいい、ペットでもいいから吐き出せる「居場所」があること。

感じさせられるもの、考えさせるものがあった。


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