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お宅訪問本番

2022年、1月18日(火)
いよいよお宅訪問の日。

母と私の2人で対応した。
訪問に来たのは、施設職員の相談員さん、
リハビリ担当の方、ケアマネさん。

改めて、お互いに自己紹介をした。

そして、父の退所に向けての
話し合いが行われた。

まず、相談員さんとリハビリ担当者の方が
父の現状、どのように過ごしているかを
話しはじめた。

まとめると以下の内容である。

  1. 入所当初は立位保持が難しく、
    職員2人で父を支えて介護に当たっていた。しかし、現在は、立位保持が辛うじてできるようになり、職員1人で対応。
    膝の痛みがあるので長く立位保持はできない。

  2. 1により、ベッドから車椅子の移動、
    ベッドからポータブルトイレの移動などは
    辛うじてできる

  3. 動作の理解力の低下。
    「トイレに行くよ」と声を掛けると、
    トイレのことに意識が行くので 
    立位ができない。 
    膝折れとかなどをする。
    先に、「しっかり立って」と声を掛けてから、「トイレするよ」と声を掛けることで、立位保持ができるようになる。

  4. 立位保持が困難なので、
    日中は車椅子生活。

自宅に帰ってからの父の生活行動を
現在、施設で過ごしているようにするために
どのようにするべきかを話し合う。

今日はこの事が重要課題であった。
このために実家の片付けを続けている次第。

次は、母の希望を伝えた。
希望は以下のことである。

  • 母が仕事行く週3日は父はデイサービスに。入浴、リハビリも含む。

  • 車椅子のレンタル希望

  • 家のリフォーム(介護用品のレンタル)

  • 年末に診察予定で2月に変更になった
    泌尿器科への通院のための介護タクシーの手配 
      

そして、私はケアマネさんや 
施設の相談員さんに父の介護についての
方針というか、姿勢を説明した。

今までも、母は自分の両親、
父の両親の介護の経験はある。
しかし、家族介護のみで、
公的の介護援助は使わなかった。

父の介護で初めて
公的の介護援助を受けることになる。
私たち家族は全くわからないので
ケアマネさんや相談員さんの力を
借りて父の介護をしていきたい。
特に、介護の世話の中心となる
母の介護負担の軽減、父の日常の生活が
今までのように、より快適になるように
なることが第一の目的である。

そのために、
母の仕事のスケジュールを
洗いざらい説明した。

さらに、
母の想いというか、望みというか…

現在、父は車椅子生活。
上記でも書いたが、
歩くことが困難な状態である。
しかし、母は父が入院する前のように、
トイレまで歩ける力が戻ると願っている。
歩けられると思っている。

母も心の中では
現在は父は歩けられないことは
重々承知しているが、心の中では、
まだ承知しきれない。 
奇跡的に
歩けられるようになるのではないのかと
ずっとずっと思い続いている。

この気持ちを、
父が自宅に帰ってきた時に、
母なりの形でやりたいようだ。  

この母の想いが、
時には、ケアマネさんや相談員さんに
ご迷惑をお掛けするかもしれないと
言うことを伝えた。

話を聞き終わったケアマネさんや
相談員さん、リハビリ担当者さんの
様子を見ると、毎日施設に通っている
母の姿を見ている相談員さんなどは
一定の理解をしようしてくれている。
ケアマネさんは初めてなので、
戸惑いの中でも母の気持ちに
寄り添うような感じでいてくれていた。

話し合いの後は、
自宅の段差の高さや通路の幅などの
測定をリハビリ担当者さんがしていたり、
ケアマネさんとどんな介護用品が必要かなどの
相談をした。
あとは自宅の片付けも
まだまだしてほしいと要求された(苦笑)

あれこれ2時間近くの訪問が終了した。

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