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主星とか、副星とか、それ以外とか。

紫微斗数では占いのメインに、14個の甲級主星と、15個の甲級副星を使います。それらを重要視するのは、どの流派でも同じだと思います。タロットの大アルカナみたいなものでしょうか?それだけでも占いは一応は出来ますよ、的な。

トータルでは星は全部で108個あります。除夜の鐘と同じですね。除夜の鐘の方は、人間の煩悩は108個あるから、という意味だそうですが、紫微斗数の星なぜ108星なのかは、調べてみたけどわかりませんでした。同じ理由なのかしら、、?

四化はこの中の甲級副星に分類されています。他の星達とは、働き方が全然違うのに、分類としては副星なんだあ、なんかちょっとしっくりこないなあ、と思ったら、もっと詳しい分け方もありました。14個の甲級主星と、15個の甲級副星、足して29個の甲級星は、正曜、偏曜、化曜の三つに分類されるのですが、四化はその中の化曜に分けられるそうです。化は中国語で、変化させる、という意味なので、インフルエンサーのイメージとしてはぴったりですね。

ただ、流派によっては化権と化科はあんまり見ない(占う時に重要視しない)場合もあるようです。

化禄と化忌は必ず重要です。

他に乙級星と、丙級星というのもあって、これらは流派によって使ったり使わなかったり、と言うか、重要視しない、と言った方が正しいですね。同じ流派を標榜する方でも、自分のこだわりで、この乙級星は必ず見るけど、他は見ない、などという場合もありでしょう。

そんな中にも結構、面白い星達がいるんですよね。普段は、ほとんど無視されてしまっているような、そんなちょっとした彩りみたいな小粒な星達なんですが、ハッと気付くと、あっ!あ〜そこにいたのか、どおりで、、みたいな。そんな目立った働きをするわけではないけれど、意外に大切な所にちょこんといて、主星達の大きな動きをサポートしたり、逆に足を引っ張ってしまったり、、。乙級とか丙級とか言われている星達ですが、その中でも若干目立っている星達について、また次回に書こうと思います。


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