番外編 金星と作曲家(後編)

前回の続きになります

天秤座の金星

金星がドミサイルの位置にいる
しかしながらトリプリシティとしては外れているし
何故金星がドミサイルとして君臨しているのかは恐らく天秤座に太陽があると果実が刈り取られるという意味での実りと金星との象意がよく似ているという結果かと思われる。

天秤座の金星は牡牛座の金星が内向的な美であり深淵というのと逆で外交的でオシャレ、ラフで知的、時にナルシズムであったり今の時代にそった美しさであるかと思う
男なら天秤らしいホット&モイストな性質に加えて金星のコールド&モイストな性質と中和され程々の陽キャ+親しみやすさが加えられてモテる。。傾向にある。

作曲家

サン・サーンス


サンサーンス

言わずもがなの超天才であるし、チート的な才能を持つ人物であった。
詳しくはwikipediaを参照
幼少期から音楽的才能を見出され、死後も再評価されフランス音楽の父とされる人
土星がレシーブする天秤座らしく古典的な作曲技法をしっかり踏まえて熟練した手法を駆使しながらも,作風は多くの人に受け入れられやすく明快で親しみやすい。

尚恋愛においてもモテた・・らしいが超毒舌で人を多く傷つけた逸話がある

代表曲

動物の謝肉祭から白鳥

親しみやすいメロディの裏では卓越した和声進行がある。天秤座金星らしい
優雅さに満ちている

蠍座の金星

エッセンシャルディグニティ的にはデトリメントになる
水のサインなのでトリプリシティは得るはずだが、、如何せん金星は火星の支配するサインを嫌うしとりあえずドミサイルのサインと真逆にいる事で強制的にデトリメント扱い
実際蠍座の金星は男女問わずその特有のエロさとか魅力があるものの恋愛おいて憎悪を伴う強烈な体験をしやすいので。。。お察し

作曲家

ドミトリー・ショスタコーヴィチ





重苦しい作風を多く書いてたり当時の国のプロパガンダに利用されたりと悲劇の作曲家扱いされている。。ものの
女性関係は奔放で3回結婚している。
1回目は不倫中で、、
2回目は一目ぼれ
3回目になり28の年下婚と中々凄まじい結婚遍歴がある。

作風としてはスケールの大きいレニングラード交響曲であったり
深刻さが垣間見える弦楽四重奏曲11番だったり
ドロドロしたものがあるものの
ピアノ協奏曲第二番のようなとっつきやすくロマンティックな曲も書いていたりするが。。重いという印象のが強いだろう。

代表作品はこちらだ。
まさに金星蠍らしいドロドロ感が魅力・・とも思う
個人的には15番のが好きだけどメジャーなのはこちらだろう

射手座の金星

射手座と言えば細かい事を気にしないとか理想主義であったり
対人について自分を広げたいとか異国的な物を愛好したりするほか
旅が好きであったりグレードアップするような趣味、映画を愛好する傾向にある。昔からの占星術であると木星がレシーブする場所であるので栄誉であったり女性からの大いなる援助でとか大それたことを書かれている。
ぶっちゃけ3行でまとめると自分が盛り上がる事
異国的な物、ロマンがあるもの、アクティブな恋愛を好むと覚えておけばいいだろう。

作曲家

ジャコモ・プッチーニ


蝶々夫人やマノンレスコー、西部の娘、トゥーランドットなどを書いたオペラの大家のイタリア人。
元々音楽家の生まれであったがそのなかでもトップクラスに名をはせた人。
金星に着目すると木星とのオポジション、そして月とのコントラと・・まぁ女好きであることは察しの通りではあるが実際人妻と駆け落ち不倫し
その後結婚する。が非常に嫉妬深い相手でただ女中とプッチーニが仲良くしてただけで猛烈に迫害。。そして自死とやばい経験をしている。。。

が、金星と月、木星のハードアスペクトを昇華した形として射手座らしい
ロマンあふれ程々に聞きやすくかつ情緒的で耳に残るアリア
そして異国を題材にしかつ、一部哲学的な要素も入れたオペラなどで大衆の心を鷲掴みにしたというのはまさにいて座の金星の象徴ともいえるだろう。

代表曲。誰もが一度は聞いたことがあるかもしれない曲

個人的にプッチーニのアリアは演奏家時代によくしていた事
そして蟹座の月が木星のリセプションになる配置なので大事な仕事をする前によく聞いている。

山羊座の金星

昼の場合トリプリシティは得るため結構強くなる
また山羊座の金星というと美に対してストイックであり名誉や有名なものを愛好するとか上昇婚とかそういう意味を強く持つ・・
反面山羊座というのは非常に色欲深いサインでもあるため所謂好色家が多いのが事実だ。
非常に人間臭い恋愛を好むため実は今を生きる恋愛を最もするのが山羊座の金星・・・かもしれない。
どんなに貞淑に見えても山羊座の金星はどこかふしだらで変な所がある

作曲家

ベートーヴェン


レクティファイしたので多少違うところがあるかもしれないが・・恐らくこうだと思われる。
言わずもがなの超有名作曲家なので詳細の解説は避けるが「楽聖」と証されるほどの大家音楽家。数多の苦難(聴覚の喪失)や身内の不幸などなどを乗り越えて多くの名作を生みだした。
一方で女性関係については・・生涯独身ではあったものの恋愛をしなかったわけでは決してない。
このネイタルで金星⇔火星のコントラアンティションがある時点で結構激しいものがあるのがお察しである
そも若いころは結構モテたというのは勿論だが40の時に17歳の娘に猛烈にアピールをしたりと中々な破天荒っぷりと好色さを見せているほか
相手が伯爵令嬢であったりと山羊座金星らしい恋愛をぞんぶんに見せてくれていた。
そのおかげでテレーゼソナタや後期の30,31,32のピアノソナタといった傑作が生みだされたのもある
作風も古典派というのを生み出したのもあるし、何よりも山羊座らしい形式化、構成化、そして明瞭な劇化といったわかりやすさを生み出したり多大な功績を残している他、晩年には昔の音楽の様式を研究し更に昇華させたという正に山羊座な作風を兼ね備えている。

代表作


水瓶座の金星

基本的にはぺリグリン扱いではあるものの7-10度にいる場合は
ドミサイルの惑星並みに強くなる
水瓶座は土星のサイン、現代だと天王星が支配星するサインになるので
地のサインや水のサインみたくベタベタと密着するような恋愛はあまり好きではない。また都会的な場所や機械的な物、ブランド力とかよりもオリジナル溢れるものを好む他においに敏感な傾向にある。
多くの人と平等に付き合うためあまり立場などを気にせず恋愛をする

作曲家

ジョアキーノ・ロッシーニ


ウィリアム・テルやセビリアの理髪師、セミラーミデといった名作オペラを書いた作曲家。
37の時にオペラの大成功したためその後は好きなように暮らしたというリア充作曲家。
恋愛的には1度目は共同事業主の歌手と結婚、後々相手方のギャンブル癖などに離婚した後高級娼婦の女性と結婚したというあまりキャリアを気にするよりかは自分が好きなら身分は関係ないというスタンスであった
また水瓶座らしく多くの人とサロンコンサートでの交流をし誰にでも公平な態度をとったという。

また作風も水瓶座らしく斬新さとここぞ、という場面の見せ場を上手に分析して意図して作っていたり印象的なリズムを多用したりクールな客観性があったりと今現在評価があがっている作曲家であったりする。

代表作

魚座の金星

品位的にはエグゼルテーションになる。
まさに女性格の金星らしい金星としての働きをする
ロマンティックであり料理が上手、かつ正に理想的な恋愛をする
(が本人にとって責任があるかどうかは別)
また金星がエグゼルテーションになるので人を感動させるセンスに長ける
女性の場合基本的に多産である

作曲家

フレデリック・ショパン


言わずもがなの超作曲家
ピアノの詩人とされる人。
幼少期から天才でピアノの天才であったものの、まぁ多くの女性との交友をもってモテてモテて仕方なかったが、、所謂繊細さんでもあった
実際魚座らしい繊細さもあるし、内面のロマンティシズムを多く表現した作品が多い。
また恋愛でも金星火星がコントラアンティションになっているので

16歳のマリア(当時ショパンは25)に告白しその後失敗したり
その後バツイチのジョルジュサンドと関係をもって支えてもらったが色々厄介な口出しをして別れたりと・・モテたが辛い経験もしている。
そんな夢溢れる経験が彼の作品にも出ているだろう。。


と、以上がクラシック音楽と金星の関連性でした


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