7ハウス概要

皆様こんにちは
久々のハウス解説になります

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概要

主に現代占星術では天秤座との関連性をうたっており
4,5,6ハウスが社会に出る為の下準備のハウスであり7がそのデビューという書き方で7ハウスがそのデビューという説明をされる
天秤座の支配星は金星であり確かに交流を表す一つの指標ではある
前の金星の説明を参照のこと、これはこちら


実際の所7ハウスは月がカルディアンオーダーであり、月が担当のハウスとなっている
土星木星火星太陽金星水星月の流れでいうと7番目にくる為
(3ハウスは月のジョイだが7ハウスにジョイはない)
しかし月の性質を理解すると7ハウスという結婚生活や共同事業についてどうすればうまくいくのかを理解する事が出来てくる

詳細

アンギュラーハウスであり1ハウス、10ハウスに次いで
3番目に強いハウスとされる
ナチュラルルーラーは先述のように月が担当している
基本この時間帯に太陽が来る時間帯は日の出ではなく日が沈む時間帯である
そのため古代エジプトではこのハウスを死と関連付けていた
(後々変わったけれども)
そして遠くから見える風景から自分以外の他者全般を指すという風になったとされる。

実践的ホラリーでの7ハウス

1ハウスは自分自身を表すが7ハウスはそれ以外全般の人物
例えば
1、職場の同僚
2、戦争の相手や裁判の相手
3、自分の好きな意中の人
4、お取引先さんといった商売相手
5、泥棒や犯人といった事件を起こした人物
6.旦那や妻といった人物との関係
7、異動の有無も7ハウスの判断
になる

詳細は書き過ぎないがとりあえず1例として
同僚は私をどう思っていますかという質問の場合であるならば
1ハウスと月を相談者、7ハウスを同僚全般とみなす
それぞれレシーブがあるなら双方受け止めあっているとみなせる
1ハウスの支配星が7にある場合同僚はあなたを助けようと働いてくれるとかそういう判断が出来てくる。

裁判の場合は1ハウス7ハウス、そしてそれらの支配星がどちらのほうが優勢かで判断をする事が出来る

また恋愛問題で非常に多い「彼は私にちゃんと恋愛感情を抱いていますか?」という場合
これは先述のやりかたに加えてlot of marriage(asc+dsc-金星)
を用いることになる。
それらを計算し出し、ディスポジターの表に1ハウスと7ハウスの支配星が入る場合相思相愛の1つの指標となる

ネイタルでの7ハウス

基本的に対人運全般とみなす
1ハウスが自分であれこれどうこうしていくハウスというのに対して
例えばだがラーメン屋をやるとする
1ハウスの強調の人は自分で好きなラーメンを拘って作る
7ハウス強調の人は有象無象の人と関わりあまり自分を出しすぎずラーメンを作るという違いがある
ちなみに7ハウス強調だからといって自分がないというのは間違いである
多くの人と関わるか、そういう事柄に巻き込まれるかどうかという事になる。
また7ハウス強調が必ずしも人の心を理解するとは限らない。
どちらかというとそういうのを理解するというと6ハウスとかになる
(入る惑星にもよるが)

ネイタル判断のもう少し詳細

主に使うとしては結婚運判断として使う事も多い
とはいえども前書いたようにそのするか否かの判断は金星などがナチュラルルーラーでありその判断材料2ndという感じである
例えばだがよく7ハウスに土星があると不幸な結婚生活で年上のおじいと結婚をし~上から薫陶受けるとかそういう説明がある
半分あってはいるものの土星があるから必ず年上の結婚とは限らない
だが土星的人物との交流を多くするという意味合いは変わらない
また7ハウスに月がありセクトを得ている場合人たらしか?と思えるほど対人がうまい他財に恵まれることになる
ちなみにだがハウスによる年齢気で7ハウスは人生の一つの節目30-35くらいを指すことが多い
夜生まれでセクトを得ている金星がここにいる場合デトリメントやフォールであっても金星の良さが発揮されやすいし男性ならばもてるし中年期が良いという風になる(特に夜生まれの人)多くの人の注目を浴びるなど

リターンチャートやその他での7ハウス

リターンチャートで7ハウスの支配星がアフリクトを受けたりすると同僚やらとの決別であったり配偶者に厄介事が起きたりしやすい
その他7ハウスが強調されていたりすると今すんでいる場所の異動などもおきやすくなる
実際自分が移動や引越しをした際のリターンチャートは1ハウスロードが7にあったり、7ハウス太陽など強調されていた。
プロフェクションでも7ハウスにマレフィックが来る場合などは迷惑な同僚や争いが多い

総評
7ハウスは多くの人と関わる部屋
強いハウス
と覚えていただければ幸いです



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