ネタ いろいろなフォール体験記

皆様ごきげんよう
星読み人です
今日は様々な技法でフォールを体験した時を少し書いていこうと思います


そもフォールとは?

エッセンシャルディグニティの1種である
そもエッセンシャルディグニティには
1,エグゼルテーション
2,ドミサイル
3,トリプリシティ
4,ターム
5,フェイス
6,ペレグリン
7,デトリメント
8,フォールの8つがある
上に行けば行くほど所謂品位が高いとなるが下にいくほど(デトリメントのが低いサンプルもあるが体感としてはフォールのが圧倒的にきつい為下にした)大変

フォールになる惑星とは

土星→牡羊座 木星→山羊座 火星→蟹座 
太陽→天秤座 金星→乙女座 水星→魚座
月→蠍座
この7点である

実際の体験記


これは筆者の30歳の時のプロフェクションチャートである
内側の円がネイタル、外側の円がプロフェクションチャート
2ハウスにプロフェクションにフォールの月、そして4ハウスにフォールの木星がいる
(もっというと8ハウスにデトリメントの火星、10ハウスにデトリメントの土星もいる)


月は健康と私生活全般を表す、それがお金や衣服、身を守ってくれる人、特技を表す2ハウスにいる
そして木星は4ハウス、4ハウスは実家、不動産、父親といったものを示す
この時起きたことはコロナショックで会社がなくなり東京から実家に戻る羽目になった。
しかしコロナ真っ只中であった為仕事が見つからず金に困り(実際は失業保険で食いついないでいた)、小遣い稼ぎで蠍座的な物事、所謂占い、もっというとチャット占いアプリで食いつないでいた。またアプリのお客さんも所謂ジプシーやクレクレ客が多く苦労が多かった
また4ハウスの木星らしく実家の世話にならざるを得ないが非常に家に居づらく引きこもりながら生活をする。
どちらも所謂人には理解されないだろうえぇ。。と思われるような体験をしていた


有名人の体験記(カールマルクス編



今でも(良い意味でも悪い意味でも)影響を与え続けているカールマルクス(1818年5月5日‐1883年3月14日)のネイタル
6ハウスにフォールの火星、そして12ハウスにフォールの木星がある
十年運がわかるdecennialsで見ると火星が表すのはおよそ1850年から60年になるわけだが
イギリスへ亡命し指名手配され、多大な借金を背負い極貧生活を送っていたという
実際の様子がこちら

上品な物は何もない。部屋の中は散らかっている。居間の真ん中に油布で覆われた大きな机があるが、その上には彼の原稿やら書物やらと一緒に子供の玩具や細君の裁縫道具、割れたコップ、汚れたスプーン、ナイフ、フォーク、ランプ、インク壺、パイプ、煙草の灰などが所狭しと並んでいる。部屋の中に初めて入ると煙草の煙で涙がこぼれ、何も見えない。目が慣れてくるまで洞穴の中に潜ったかのような印象である。全ての物が汚く、埃だらけなので腰をかけるだけでも危険だ。椅子の一つは脚が3つしかないし、もう一個の満足な脚の椅子は子供たちが遊び場にしていた。その椅子が客に出される椅子なのだが、うっかりそれに座れば確実にズボンを汚してしまう」という有様だったという
マルクス家の子供たちもこの時期に三人が落命したその葬儀費用さえマルクスには捻出することができなかった

それでもマルクスは毎日のように大英博物館図書館に行き、そこで朝9時から夜7時までひたすら勉強していた。のみならず秘書としてヴィルヘルム・ピーパーという文献学者を雇い続けた。妻イェニーはこのピーパーを嫌っており、お金の節約のためにも秘書は自分がやるとマルクスに訴えていたのだが、マルクスは聞き入れなかった

しかし1850年代の大半を通じてマルクス一家はまともな食事ができなかった[359]。着る物もほとんど質に入れてしまったマルクスはよくベッドに潜り込んで寒さを紛らわせていたという。借金取りや家主が集金に来るとマルクスの娘たちが近所の子供のふりをして「マルクスさんは不在です」と答えて追い返すのが習慣になっていたという

wikipediaから引用

と月のリセプションがありながらもひたすら厄介事に耐えながら勉強(3ハウスの支配する火星)に勤しむというのは正にフォールな出来事ではないだろうか。

リセプションがあってこれという時点でフォールとは何かというのが少し察して頂けると幸いです

はこちらから



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