8ハウスの説明

皆様ごきげんよう
今日は8ハウスの解説を致します

現代占星術では

このハウスは蠍座が担当している
有名な御所が言うにはここは7ハウスの体験を固める場所であるという
蠍座的な寄生を意味し
意味を持ち深く相手とかかわることで力を手に入れると解説がある
その過程で古い人格が死んで、新しい人格が生まれる
というプロセスが重要という説明がされる
その深いかかわりからの
性的行為であったり、遺産,共有感,誕生と死,大企業,保険という意味を持つ

伝統的占星術の解説

土星が支配しているハウスでありジョイはない
サクシデントハウスであり1ハウスからアスペクトを取れないため
弱いハウスとして認知されている
其の為伝統的占星術の教科書には8ハウスに惑星があっては基本ならないという説明が多くなされている
土星が支配しているハウスという意味だが
土星木星~月という並び、カルディアンオーダーで7番目に月が来て、
また土星に戻るため土星を当てはめている
土星のハウスらしい意味と禍々しさが基本存分に詰まっている
その意味としての死であったり、朽ち果てる事、損失、制約、相手の金や我慢して受け取る遺品や遺産を意味する
大まかな説明はこういった感じになる。
また性行為のハウスとされているがこのハウスでそういった事柄や妊娠する事などは全く意味をなさない
土星は不妊の惑星であり、多くを生まない、寧ろ減らす
こういった事柄は5ハウスであり8ハウスとは無縁である
また仕事関係でいう上司とかのハウスもこちらが担当をする
7番目からみて2番目のハウスなので相手側、共同事業者や婚約者といったものの資産や金という意味合いにもなる
このハウスが良いと銀行員などの才能もある

先人たちの解説

マニリウス・・不幸、タイフーンの住処
フィルミクス・・死に方、夜のチャートで月のみがここを喜ぶ
受け身
アルビルニ・・死、妻の金、相続
リリー・・死人の金、恐れるもの、怖い物

ホラリーでの解説や使用について

上記のように、死亡による損失、失敗している状況、またはそれらに関連する問題。妻、恋人、パートナーの金銭問題、不安や恐れをもたらす相続問題で扱われることが多い。

例えば、危険な所へ派遣されることになってしまいましたが
私は生き延びれますか?
という質問であったり
投機の事柄で儲けれますか?という質問
そして相手のお金は豊かですか?という事柄で使うハウスである
個人経験では相手から融資を受け取れますかという相談で多く使った
死にますか・・というのはまぁ8ハウスで使うけれども、どうやったら死ぬ云々はここでは書けないので割愛

マンデン

国債、徴税人、戦争や災害による国民への危険、敵の資源、外国との財政関係。公的死亡率、死亡率、死亡者の種類。
火星が入る場合事故や犯罪による突然死が多いとされる
方位は西南西

体の部位

臀部、排せつ機関や膀胱、生殖器官

その他

年齢だと25-30くらいの様子

個人的見解

このハウスに惑星を持つ人は12ハウスとは違った人には言えない苦労が多い傾向がある
また相手に半ば服従して振り回される形を取られることが多いので
自分がないのではないかという考えを持ちがちになる。
恩恵を受けるかどうかと言われたら、8ハウスの状態次第である
良い場合、良い引継ぎをしたりそれこそ不労所得、遺産、優れたものや資質を受け取るという意味になる。



個人的に印象に残っている8ハウスの時というのは28歳の時
この時はピアノ会社に転職したわけであるが、如何せん教師から民間企業へという流れであり教師の言うプレゼン力と一般会社でのプレゼン力というギャップを埋めなければならず、半ば北斗の拳の一子相伝のような感じで
2018年の上半期はその人に付きっ切りで修行のようなプレゼン練習をした
今では考えられない、まさにその人に全面服従しその能力を手に入れるという中々体験できない1年間であった。

しかも人物がプロフェクションで土星金星の合らしい55くらいの女性であり
裕福な所の娘というのが印象的だ。まんまな人物だったから

これは良い例であってもちろん悪い例なども数多あるが今回は割愛

総評

8ハウスは相手の金や死、資質を表す
自分は基本自由にならない
重いが意外と学べることが多いハウスでもある

ちなみに鑑定やその他SNSやこちらから

この度もお読みいただきありがとうございました



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