「良い音楽は続けられる」この街から

新型コロナウイルスの影響で、2月末以降国から自粛要請が入り全国的に沢山の場所や人が今まで味わった事がないような状況になりました。
ワクチンや治すクスリがないウイルスとの戦いは世界を一気に変化させてました。

その保証なき自粛要請に伴い、沢山のイベントが中止となる中で僕自身も準備していた野外フェスティバル「hoshioto」が中止になり負債を抱えましたがクラウドファンディングで沢山の方に支援していただきなんとか乗り切る事は出来ました。
ご支援いただいた方、本当にありがとうございます。（リターンはもう少し待っててくださいね）

ですが、音楽業界をはじめとするエンターテインメントへのダメージは酷く、音楽業界は3月からはほぼライブも出来ない状況で全国のライブハウスから音が止まりました。
有名店と言われるライブハウスも閉店せざるを得ない状況にまで追い込まれております。
それでもライブハウスはなんとか生き残るために、配信ライブや物販販売、そしてクラウドファンディングを行うなどして生き残るために努力されてます。

福山Cableという広島県福山市の駅前にあるライブハウスは僕がやっているイベント「hoshioto」「JOKAFES-福山城下音楽祭-」「machioto」で音響関係でいつもお世話になりまくっています。
「JOKAFES-福山城下音楽祭-」では共同主催者として一緒にさせてもらってます。
その福山Cableも3月以降ライブは出来なくなり生き残るために、クラウドファンディングで支援を集めました。
その結果
1,800,000円の目標金額に対して192%の達成率となる3,459,400円を集め、なんと616人の方からの支援がありました。
地方のライブハウスでここまでの支援を集めるって凄いことだと思います。
福山Cableの信用とこのライブハウスを潰してはいけないという色々な人の想いが本当に素晴らしいと思います。

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そして、その福山Cableのクラウドファンディングリターンの一つで
【樽木栄一郎・猪原純（屑星）・池上優人（CRAZY VODKA TONIC）による合作の新曲】を作成して届けるというものがありました。
3人で作るという話から一気に拡大して、福山在住のミュージシャンが集まり現代版「WE ARE THE WORLD」のような感じで出来上がってます。
僕も少しコーラス？とパーカッション？で参加させてもらってます。

そのMV（ショートバージョン）が完成しました。
「この街から」というタイトルが示すようにこの街を愛する想いが詰まった1曲になってます。
もしよかったらこちら聴いてみてください。

クラウドファンディングのリターンでのみという話でしたが、クオリティー含めてとても素晴らしい作品になっているので通常の販売も決定し、その売上は製作者と福山Cableへ還元されるみたいです。
気になった方は僕まで連絡いただいても購入は可能です！

「良い音楽は続けられる」
福山Cableが開店当時からうたってきた言葉。
音楽が持つ力で生み出した名曲をどこかで生で聴きたい。
もしかしたら僕はそのステージを準備するためにいるのかもしれない。