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リベンジはきっとやる。

岡山県井原市にて野外フェスティバル「hoshioto」を主催しつつ、普段は地元企業のサラリーマンをしている藤井ユウシと申します。

noteを更新するのはかなり久々です(汗)
ご無沙汰しております。


10月30日(土)に岡山県井原市青野町にて「re:hoshioto 20-21」という野外フェスティバルを開催します。

https://hoshioto.net

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去年と今年、2年連続で「hoshioto」という2012年から続けている野外フェスティバルが中止になってしまいましたが、そのリベンジを今年の秋に開催するぞ!という意気込みで開催に向けて現在、猪突猛進しております。


ですが、8月に入り新型コロナウイルス感染者が全国的にも激増し、フジロックフェスティバル開催の可否について世間ではワイドショーなどで取り上げられそこくらいから、いわゆるフェス業界は思いっきり逆風に合ってました。
更に、8月末に開催された愛知の某イベントでは、コロナ禍では当たり前だった感染対策が全く守られない事がSNSを通して炎上し、益々”フェスを開催すること”について非常に厳しい状況にまで追いやられました。

この炎上は8月から9月に開催される予定だったフェスティバルを次々に開催中止に追いやるくらいとんでもないモノになってしまい、【フェス=悪】の構図が世間一般に広がってしまいました。

愛知のイベントは感染対策が全く守られていなかったようですが、他のフェスティバルやライブイベントでは、このコロナ禍で沢山のルールを守り開催されていたのですが、悪い事例が出ると全てそうなのではないか?と、知らない人からも言われるようになります。


案の定、音楽とか興味がない僕の親父からも「愛知のイベントみたいな事はやってないだろうな?」と言われました。

それが世間一般的に言う「フェスティバルの見え方」だったんだと思います。
こればっかりは仕方がない。
違うと言っても理解してもらうことは難しい状況まで追い込まれていました。

re:hoshioto 20-21を開催するについても色々なところから意見をいただいてます。


hoshiotoというフェスティバルはそもそも来場者数が1500人くらい。
音楽的にも踊ることはあっても暴れたりすることはないし、なによりお客さんのマナーはめちゃくちゃ良いんです。
知っている人はあんな事にはならないとは思うんですが、知らない人はあんな事になるのでは?と思われてしまいます。


こういう思いっきり逆風の中で、中止にするという選択を取ったフェスティバルも沢山あります。
この時期に、開催すること中止することどっちが正解でどっちが違うというのはハッキリ言ってありません。


ただ、僕はこのフェスティバルを開催するにあたって沢山の人が動いている事が一番頭にありました。

hoshiotoは2年連続で開催中止です。
主催者としてはチケットの払戻や、グッズ制作費など沢山の赤字を背負いました。
それでも有り難いことにクラウドファンディングでなんとか生きながらえております。

でも、hoshiotoに関わってくれる予定だった業者さんや出演者さんの仕事を僕は奪っているんです。
ただでさえ音楽業界は厳しい状況です。
そんな中で一緒に盛り上げようと力を貸してくださっていた方々の仕事を奪ったことはとても申し訳ないと思ってます。

この10月に開催する「re:hoshioto 20-21」も沢山の方が関わってくださいます。
なんとか開催出来るように、会場の葡萄浪漫館、そして開催地の井原市へ新型コロナウイルス感染症対策マニュアルを作成して既に説明をさせていただいて、理解してもらっております。

10年間、築き上げてきた文化になりつつあるイベントをどうにかして開催すべく現在動きまくっております。

ぶっちゃけると開催しても色々なルールがあるので赤字になるのは間違いありません。
もう興行をするというものではなく、今後続けて行くための1歩をなんとか踏み出したいという気持ちです。


ルールの中でしっかり対策を行い、やるべきことをやります!!
冷静に熱く残り一ヶ月がんばります~!!

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