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通算三度目の伊勢詣で、今回は静かな心持ち。

お伊勢さん。
予報通りの雨の中、参拝してきました。

紙垂もしっとり。


傘を開くほどの降りではない、
けど、たたんだら雨粒パラパラ、の繰り返し。

「今日はどうもこんな感じやな」と
ざっくり父(射手座)が言う。

外宮から内宮へ、
鳥居の前で帽子を脱いだり被ったりしながら
それぞれの別宮も順番に。

内宮、御正宮前の石段もしっとり。


内宮にて、
荒祭宮で父母が揃って拝礼してるとき、
ポツポツがサーサー☔になり、
参道まで戻ったら止んで
うっすら晴れ間も差してきた。

五十鈴川にかかる宇治橋より。


おかげ横丁ではツバメの巣が軒先にズラリ、
この地方ならではの注連縄もズラリ。

蘇民将来バージョン。ほか、千客万来バージョンも。


食べ損ねていたお昼ごはん、
横丁入ってすぐのお店で
伊勢うどんをツルツルツルーと
(お土産コーナーでドーマンセーマン柄の手拭いみっけ!)。

母(蟹座)の万歩計によると
この日は一万二千歩を記録。

途中、
「まだ歩かせるんかい」と
母らしいボヤキをこぼしたり、
階段の前で無言になって
おもむろに息を整えたりしてるので、
「ここで待っててもいいよ?」と気遣っても
けっきょくは踏破してしまう母なのであった。

よくがんばりました👏



初めての参拝は32歳、
神社関係のプレスツアーに参加させてもらい
(えりぽん、その折はどうもありがとう🙏)、
そのあとは35歳、一人旅。

なんでも吸収したいし、
たくさんの出会いに前のめりだったし、
旅から帰ってからの計画とか、
あの件、どうしよっか…とか、
その場に素直にはしゃぎつつも
いろんなことで気もそぞろだったなー。

今回はそういう弾けるような興奮はなく、
両親もいっしょということもあってなのか、
なんか、「いろいろ無事でほんまよかったなぁー」
って、
これまでで一番、
静かな気持ちでお参りしてた。

今目の前にあるモノゴトを
足すでもなく引くでもない受けとめ方をすると、
よそゆきのリアクションからは程遠い、
ホッとするようなありがたみになった。

ちょっとさみしい感じもするけど、
スッキリ軽やかでもある。

星の一葉 ⁂ ほしのひとは

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