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絵本作家のいる場所。~子育て支援施設~

今回も「絵本のある場所」、「絵本作家のいる場所」についておしゃべりしていきます。

ぼくは絵本作家としてこれまでたくさんの場所で口演をしてきました。全国各地で600カ所以上。イベント回数で言ったら…もう数えるのもいやになるくらい(笑)

およそ絵本作家からはイメージ出来ないような場所でも口演をしてきたので、これだけの数になっているんですね。

そんな絵本作家 保科琢音だからこそしゃべれる「場所」をテーマに、絵本であったり絵本作家のあり方であったりについておしゃべりしていきます。

今回の場所は「子育て広場」

ひと昔前には「子育て支援」なて言葉はなっかった様に思います。それこそ「子育て支援施設」や「子育て広場」なんて場所もありませんでした。

ぼくが住んでいる横浜市には市内各区に「子育て支援拠点」があり、少なくても各区に3ヶ所は「子育て広場」があります。

一軒家だったり、マンションの一室だったり、フリースペースを活用していたり、お寺を借りている広場もあったりします。

それだけ子育て中のお母さん達に必要とされている場所だという事。それが子育て広場。

じぁ一体何をする「場所」なのか?

答えは「何もしない場所」です。

ただただ、おしゃべりしたり。
ただただ、子どもを遊ばせたり。
ただただ、時間をつぶしたり。

子育て広場とはそんな場所。

まぁ多少のイベントがあったり、市民サークルなんかのたまり場になっていたり、色々な形で使われていたりもします。

でも基本は赤ちゃんや子ども達、お母さん達が安心して何もしないですむ場所。それがぼくの考える子育て広場です。

それじぁ子育て広場で絵本作家として何が出来るのか?

まぁ何もしない場所と言っておきながら何かしようというのもおかしな話ですが(笑)

ぼくは数年間、子育て広場をプロデュースしていたこともあります。まぁプロデュースって言ったってスゲー事をしている訳じぁありません。

ただただ、おしゃべり出来る様に。
ただただ、子どもを遊ばせれる様に。
ただただ、時間をつぶせれる様に。

そんな事を考えながら「おかげさま亭」という
子育て広場を開放していました。絵本作家ですから絵本や紙芝居は定期的に読んだりもしていました。

しかし基本は何もしません。

でもそんな何もしない絵本作家に、子ども達やお母さん達はたくさんの物をくれました。
常に子ども達やお母さん達とふれ合える環境があるって事は、絵本作家としてとてつもない財産になっている!

そんな絵本作家、日本中…いや世界中探したっていないでしょうね。

毎月開催している絵本と紙芝居と似顔絵のイベントは現在まで10年近く続いています。

お母さん達とのふれ合いの中で生まれた絵本
子育て広場で生まれた紙芝居
毎年似顔絵を書かせてもらっている子も

様々なお仕事をされているお父さん達に毎月ゲストとして出演してもらい対談するというイベントは6年目。

お父さん達が主役
参加してくれたお父さん達ともディスカッション
本当に様々な仕事をしているお父さん達が
毎月登場してくれています

絵本作家 保科琢音は、子育て支援施設、子育て広場とともに大きくなってきたと言って過言ではありません!

だからこそこれからも、子ども達、お母さんお父さん達に、そして子育て支援に関わる全てのひと達へ笑顔の恩返しをしていきます!

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