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今後の活動について
今後の活動について皆さんに知ってもらえればと思い書きます。
下記のVocal + DJ Set (Live Setと言っても良いですかね)と、去年12月からやっているLive活動は続けるとして、いわゆるDJ活動はやめようと思います。
わざわざ宣言しなくても、と思ったりもしたんですが、自分勝手なら恐縮ですが、自分の心の整理のためにも書こうと思いました。
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DJをやめる理由は、幾つかあるんですが、主にVocalとBassを再開して、そっちをメインに活動するからです。
おそらく、それがやめる理由の80%か90%くらい、もっとあるかもしれないです。
2016年あたりにも、Vocalをやるなどする機会があったと思うのですが、その時は、その活動にふさわしい楽曲が作れませんでした。
けど、2022年9月に"What Can We Leave Behind in This World"を作って、Live活動をやれるかな、と兆しが見え、その後は曲数を増やしたり、VocalやBassの練習をする中で、おかげ様で去年のライブという形に出来ました。
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改めて、自分がDJを始めたであろう2008年くらいから今まで関わって頂いた皆さんに感謝です。
と同時に、色々とご迷惑を掛けて、申し訳なく思っています。
もし、ここ15年くらいの中で、ホシナにされた事で怒りが溜まっていて、物申したいという方がいたら、どうぞ、X(Twitter)やInstagramのDMなどでも言って頂ければ、謝りたいです。
ただ、ここのコメント欄に書くのは、違うかなと思うので、公でない形でお願いします。
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なるべく恨み節にならない文章を書いてみますが、
私の失敗談から、何か参考になれば幸いです。
思えば、2011年にblock fmのパーソナリティーに自分がいなかった時点で、詰んでたのかもな、と思ったりもします。
どうも、あの時、誰の意地なのか分からないけど、自分がエレクトロのパーソナリティー的なことはやれない、みたいな感じで、自分は蚊帳の外にされてしまったかな、と思いました。
勘違いも多分にありますが。
で、その2011年の10月くらいから、自分の海外リリースに向けての活動が始まるのですが、2012年2月にChicagoをリリースし、いきなりA-Trakが掛けてくれたことが、果たして幸運だったか分からないです。
あれが不幸の始まりだったと言える部分もあったりします。
正直、調子に乗ったろうし、あの当時の生き方が褒められたものではなかったと思います。
かと言って、あの頃の芸能界の延長の縦社会というか、「上が赤と言ったら、赤」みたいな中で、果たして何をやったら正解だったのだろう、みたいなことも、ふと思ったりしました。
おそらくなんだけど、この時点で
「エレクトロってそろそろ終焉だし、他のシーンも見てみるか」
となっていたら、それでその時点でESP Instituteの存在に気付くとかしていれば、DJ活動という点で言えば、正解だったのかもしれないです。
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ただ、2012年当時、Boysnoize Recordsで出したいという気持ちが強過ぎたんだと思います。
それはそれで良かったというか、そのくらい偏った気持ちがあったからこそ、リリース出来たかなというのはあります。
一方、「運が良かった」と言われれば、そうも思います。
結局、私が何を作ったであれ、Boys Noizeが良いと思うか次第というのは確かだし、その点は、DJ/Producer活動中にクラブ向けのトラックを作る中で常に感じていたことです。
それにしても、この当時の自分の活動は
「一流大学に受かれば、あとは幸せだ」
みたいなノリにすら思えます。
どうマネタイズするかってポイントがまるで無かったです。
あと、自分がDJ/Producer中にやっていた活動は、伊達政宗状態というか、常に一歩二歩遅れた状態でした。
悪く言えば、「答えがある程度出ている」分野に後乗りでやってきた、みたいなところがあったと思います。
そして、すでに座るイスがなかったです。
これは今の自分にも分からないのだけど、果たして、誰かがいくらかイスを譲るというか、こんなホシナみたいなDJも巻き込んで、色々やってみようみたいなムーブの方が良かったのかな、、、何というか、この件に限らず、「いかに人を巻き込むか」というのがシーンの発展という点で言うと大事なのかな、と。
ただ、結局、「内輪ノリ」が大事なのかもしれないし、そんな言い方が失礼なら「コミュニティ」をいかに存続する、それが大事だろうし、自分は常に「よそ者」って感覚でしたかね。
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これ以上書くと長々過ぎるので、
(すでに長々ですがw)
2022年くらいまで早送りしますが、やっぱり、コロナの影響は大きかったです。
もしかすると、2011年のことは、震災の影響が大きかったように思います。
何かのせいにはしたくないけど、もしかすると、絶妙に2つの震災等が、結構な勢いで自分のDJ/Producer活動を妨げてしまったかもしれないです。
全く的外れの可能性もありますが。
2022年に2ヶ月、アムステルダムをはじめとするヨーロッパでDJをする機会があったし、DJとしてやっていけるかな、とか、DEKMANTELだって出演できるかな、とか、感覚としてはあったのだけど、それだけでやれるもんでもないよな、というのはありましたかね。
ブッキングエージェントがどこに入ったとか、自分の場合、知り合いがコロナもあって、エージェントをやめたりと、不運だったのかもしれないです。
その当時の需要もあったりします。
ただ、ここ最近はBPM140とか150くらいなんですかね、そんな感じで、今までやれていたDJも廃職くらいの勢いだし、DJで続けて行くのは難しいな、と思います。
ただ、あの時、2ヶ月アムステルダムなどに行ったこと、DJをしたことは、本当に良い経験でした、あれが出来たのは本当に良かったです。
あれで踏ん切りが実はそれなりについていた説すらあるかもしれないです。
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Electronic/Ambientにしても、自分はワテクノと題してやったりもしてみたんだけど、99Lettersにコンセプトをパクられたこと含め、まあ、ああいう音楽は誰でも作れるかも知れないし、自分がやるよりは、モデルの女性がDJや制作を始めましたとやった方が、自分より遥かに評価を受けるかな、と思うし、ブランドに頼るビジネスかな、と思ったりもします。
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ただ、負け惜しみに聞こえたら、それはそう受け止めますが、「運」の要素が本当強かったと思います。
自分がこの人生を10回繰り返したら、また全然違う結果だったりもするんだろうな、というか。
けど、これで良かったというか、この人生で良かったんだと、思えるように自分の人生を生きるのが一番大事かな、と思っています。
不幸にしがみつくのではなく、幸せを探して掴み取る、そういう人生にしたいかな、と。
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DJをやめるというのは、レコードでDJをやろうとついぞ思わなかったりとか、体力的に50代とか60代でやるのはキツいかもなとか、酒がそんなに飲めないとか他にも要因はあると思います。
自分個人の思いとして、日本のクラブシーンがもっと良くなってほしいとは思って活動していたけど、それはただのエゴだったかもしれないです。
たぶん、ただ、金を稼いで、それで後進の人々に少しでもチャンスを作ることが、せめて出来たことだったかもしれないけど、どうやっても、自分の知名度不足、自分の無力を痛感しました。
だから、自分と関わってくれた後進のDJの方々には、ただただ申し訳なく思っています。
自分は何も大したことが出来ず、海外リリースはたくさんしてみたものの、ただ、その人たちの希望を消し去っただけだったんでは、と思うことすらあります。
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いずれにせよ、自分はもう1年以上、DJとして掘ることをしてないです。
昔はBeatportだったり、色々なサイトをくまなく見て、面白いトラックはないかと探していましたが、今は全くそれをしてないです。
それをしてない時点で、DJとして名乗るのもなんだか失礼な気がしています。
そんな自分よりは、真面目にやっているDJの人に、ほとんど持ってはいないけど、イスをどうぞと差し出す方が、せめてもの、自分が出来ることかもしれないです。
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今後の活動については、最初に書いた通りです。
まだまだ、そんなにギャラをもらうほどの事もしてないかな、と思うんで、仮にLive Set出演であれ、Live出演であれ、よかったら気軽に誘ってみてください。
今さら、DJとしての見栄とかもないし、ただ音楽を一緒に楽しめたら、なんて思いながら、やらせてもらおうと思います。
繰り返しになりますが、今までありがとうございました。
最後に思い出の写真でも貼ってみます。
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